これからの時期にゆずは食卓にかかさず、置かれてることが多いのですが、
少量かけるだけで風味が加えられることもあり、まるごとゆずをなかなか使い切ることは難しいものですよね。
しかしながら、ゆずを使いきって、保存方法ができたりしますよ。
そこで今回は、ゆずをまるごと使った活用法及び保存方法を紹介します。
Contents
ゆずとは

独特の芳香な魅力的なゆず。
日本がトップの柑橘類ともいわれています。
ゆずの皮は香りづけに使うことが多いですが、果肉自体にも多くの成分などがあります。
★ ゆずの主な効能とは?
① 柑橘類ではトップクラスのビタミンC。
なんと、レモンより多く含まれていて柑橘類系ではトップ1を誇っています。
尚、ビタミンCは熱に弱いため、生で摂取するのがおすすめです。
② 果肉の中に含まれてるクエン酸。
クエン酸は疲労回復に効果的と言われていますが、ゆずの酸味部分に含まれてると言われています。
③ 血行促進するリモネン。
ゆずにはリモネンという成分も含まれ、リモネンには血行促進する働きがあるので、体を温めてくれて、冷えにもよいです。
柚子湯につかるとポカポカと温まり、リラックスできるのもリモネンの効果と言われています。
ゆずをまるごと使った活用法について
ここからはゆずをまるごと使った活用法について紹介します。
(1)甘くないオリーブオイルベースのゆずペースト

甘いゆずが苦手な方におすすめします。
しかも、作るのも手軽で簡単にできます。
● 材料
農薬不使用の柚子 2個・フレッシュなオリーブオイル 100cc・塩胡椒 適量
(※ 柚子の大きさ1個は野球ボールぐらいの大きさが目安となっています。)
● 作り方
① 柚子をよく洗い、横に2つに切って種を取り除きます。
② ミキサーに入れて、オリーブオイルと塩胡椒をいれ、十分に攪拌したら出来上がりです。
③ 酸味が気になる方ははちみつを小匙1ほど加えて頂くと使いやすくなりますよ。
(2)自家製ゆずポン酢

生のゆず風味が存分に味わえるポン酢です。
作り方も実に簡単です。
● 材料
柚子果汁 50ml(柚子3個分)・お酢 大さじ2と1/2・醤油 50ml・たまり醤油(あれば) 大さじ1/2
煮きりみりん(あれば) 大さじ1と1/2・削りかつお 5g・昆布 5㎝
● 作り方
① すべての材料を密封保存袋に入れ、冷蔵庫で1日冷やして、馴染ませまたら出来上がりです。
1〜2日以内に使い切ります。
(3)ゆずの皮を冷凍保存

少量で使って、使い忘れることがないように皮だけをフリージングして、冷凍保存するのがお勧めです。
ポイントはゆずの皮のむき方にあるといいます。
● 冷凍保存の方法
① 外側の「皮」を縦にむいて、白い部分は取り除きます。
皮を果肉に沿ってナイフでそぎ落とすように切ります。
苦みの元である白い綿の部分はきれいにそぎ落とします。
② 1枚ずつラップに包んで冷凍します。
1枚ずつラップに包み、密封保存袋に入れて冷凍庫へいれます。
こうしておくことで凍ったまま、薄切りにしたり、みじん切りにしたり、おろし金ですりおろすことも簡単にできます。
(4)ゆずの皮をドライにした保存方法

皮を干すことによって独特の酸味と苦みがぎゅっと凝縮されて干すことによって旨みも増します。
● 干し方の順序
① 輪切りにして1日ほど天日干しします。
柚子を2-3mmの厚さにきって、クッキングシートを敷いたざるに広げて天日干しにします。
天気のよい日ならば1日ほどで完成します。
② 常温1週間ほど保存OK
乾燥材と共に密封容器に入れておけば常温で1週間ほど保存ができます。
尚、調理に使うときは水に浸してもどしておけばやわらかくなりますよ。
まとめ
以上、ゆずをまるごと使った活用法及び保存方法について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
柚子はなかなか、使い切るのが難しいというイメージだったと思いますが、こんなに活用法があったりするんだなと思いました。
是非、これから活用できる柚子を使用する際に試してみてくださいね。