「梅仕事」といえば、こちらでも先日ご紹介させて頂きました。

梅酒と梅シロップのご紹介をさせて頂きましたが、梅干しも実は簡単作り方があるってご存知でしたか?

我が家でも昨年から自家製梅干しを仕込むようになりました。

手作りの梅干しは本当に美味しいのでおすすめですよ。

そこで今回は簡単な自家製梅干しの作り方をご紹介させて頂きます。

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梅干しの主な効能とは

梅干しには疲労回復・食欲増進・食中毒予防に役立つと言われています。

よく熱を出した時に頭にのせるといいとも聞いたことがあります。

冷蔵庫にでも日持ちしますし、常備品の一つとして大いに役に立つと言われてます。

梅仕事をするようになると一度はチャレンジしてみたいと思う梅干しづくりですが、

時間と手間がかかるのでなかなか、チャレンジできない方も多いよう。

今ではジップロップでもお手軽にできるレシピなどもあるようで、比較的、身近になりつつなってきています。

私は昨年、初めて自家製梅干しにチャレンジしましたが、美味しかったですよ。

そして、今年も梅干し作りに再度、チャレンジしている所です。

ここではジップロップで作る方法を中心にご紹介させて頂きますね。

ジップロップでできる梅干し作り

ジップロップで作る場合は少量からのチャレンジが可能ということと、重しがなくできるのが主な特徴です。

では早速、ご紹介させて頂きます。

材料

黄熟した梅 1kg・粗塩(梅の重さの18%) 180g・焼酎(甲類35度) 1/4カップ・ジップロック1袋

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作り方

① 6月中旬に塩漬けにします。黄熟した梅はあらかじめ流水で洗い、なり口に付いたヘタを竹串などで取り除き、布巾で水気を丁寧にふいておきます。

 大きめのボウルに焼酎を入れ、ボウルの表面に焼酎がいきわたるように(消毒のため)ゆっくりゆすって、梅を加えます。

 梅と焼酎を両手で優しくからめたら、粗塩をまんべんなく振りいれて、さらに絡めていきます。

② ジップロックを1枚用意し、そのなかへ1.の梅を移す。ボウルに残った塩も汁ごと入れます。

 全体を平らにならし、空気を抜きながらジッパーを閉じて密閉します。

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③ そのままバットなどにのせて風通しの良い場所に置きます。

 1日2回~4回を目安に袋の上下を返して、塩と梅を馴染ませます。

 梅の様子をこまめにチェックできるよう、いつも目の届く場所に置くと良い。

④ 1日ほどで発酵が進み、袋がふくらんできたら、そのつどジッパーを開けて空気を抜き、再び密閉します。

 2~3日後に梅酢が出てくるので梅がまんべんなく梅酢に浸るように、袋上下に返すことを繰り返します。

 十分な梅酢があがるまで(梅にしわがより、水分がひたひたになるまで)10日~2週間おきます。

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☆ 赤梅干し

赤梅干しにする場合は、塩漬け後約2週間ほどで(6月下旬から7月上旬)出回る赤しそ(梅に対し20%の分量)を準備して漬けます。

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☆ 白梅干し

こまめに様子を見ながらそのまま保存します

(常に梅酢に梅が浸かっているのを確認してくださいね。)

※ 梅雨があける7月上旬~8月上旬(晴天が4日間続く日)に土用干しをし、保存瓶に入れて熟成させます。

 土用干しができなかったらそのまま塩漬けに。軽く梅酢を切り、保存瓶に写しかえて保存します。

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 いずれも年を越せば食べることができる。

普通の梅干し作りとは

今回、ご紹介させて頂きますレシピは実際にマンションをお過ごしの方がチャレンジしたレシピです。

ジップロップで作る工程とは少々、異なりますが基本的なことはほとんど一緒です。

下漬けまでの工程をここでは詳しくご紹介させて頂きます。

※まず、梅は黄色~赤色に完熟した柔らかい梅を使用してくださいね。

材料 (梅2kg分)

完熟梅(2~3L) 2kg・粗塩 300g・ホワイトリカー(35度) 50ml

☆使う道具

ホウロウ容器(7L) 1つ・押しぶた(直径18cm) 1枚・重石(2~2.5kg) 2個・紙袋(なければビニール袋) 1つ

洗い桶(なければ大きめ(5L程度)の鍋) 1つ・竹串 1本・大きめの盆ざる(直径30cm以上) 1~2枚・清潔なタオル 1~2枚

使い捨て手袋 1組・消毒用アルコール(またはホワイトリカー)&キッチンペーパー 適量

作り方

① 梅の下ごしらえをします。

洗い桶、または大きめの鍋に、たっぷりの水を入れ、梅を静かに入れていきます。

② 実を傷つけないように、梅のヘタを取っていきます。

 両手で行うことがポイントです。

③ やさしくこすり洗いをして、梅の表面の産毛を取っていきます。

両手でやさしく包むように洗います。

※ ゴシゴシ洗わないようにするのがポイントです。

④ ざるにあけて、水気をよく切ります。

⑤ さらに、清潔なタオルで、梅の水気を丁寧にふき取ります。

水気はカビの原因になってしまうので、しっかりとふき取りましょう。

⑥ 粗塩の分量を量っておきます。

⑦ ホウロウ容器の内側を、アルコールで消毒します。

アルコール消毒は、ホワイトリカーをスプレー容器に入れて吹き付けて使っても大丈夫です。

⑧ 梅を漬け込んでいきます。

※ ここからの工程は使い捨て手袋を手にはめて、梅を扱いましょう。

⑨ 粗塩の1/3量、その上に梅の1/2量を平らに置いて、粗塩、梅、粗塩をのせ、その上からホワイトリカーを全体に回しかけます。

⑩ ホウロウ容器を上下にゆすって、梅全体に粗塩をできるだけまんべんなく行き渡らせます。

⑪ ホウロウ容器を上下にゆすって、梅が平らになったら、アルコールで消毒した押しぶたをのせてから、

 3日ほど保存できる場所へ静かに運び、静かに置きます。

※その後、重石を2つとも上からのせます。

 重石は、いずれもアルコールで消毒しておきましょう。

⑫ 紙袋、またはビニール袋をかぶせます。

1日2回朝晩、紙袋、重石、押しぶたを外し、容器を上下にゆすります。

⑬ 3~5日経つと、漬け汁(白梅酢)が、梅の実ひたひたの量(漬け汁から梅の実が少し頭を出す程度)に上がります。

これで、下漬けは完了です。

尚、その後は上記のジップロップで作ったように赤紫蘇付けや土用干しをおこなっていきます。

赤紫蘇付け及び土用干しについては、参照にさせて頂きましたレシピにもっと詳しく、

更にわかりやすい詳細がございますので是非、参考になさってみてくださいね。

参照URL https://mayukitchen.com/umeboshi/

以上、簡単な自家製梅干しの作り方をご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?

私はジップロップにて今年はチャレンジしております。

皆さんも今の時期に楽しめる梅干しづくり、是非、チャレンジしてみてくださいね。

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