梅雨の時期になりますと、ただでさえジメジメした日々でただでも気持ち的に憂鬱なのになんとなくだるかったり、体調不良になったって経験ありませんか?

特に梅雨の時期にきます、体調不良の中でも頭痛までおこると本当に辛いものがありますよね。

実は梅雨による体調不良にはあらゆる原因があり、特に梅雨による頭痛は体調のバロメーターの危険信号だったりもするのだそうですよ。

そこで今回は梅雨に起こる体調不良の原因及び予防策について綴っていこうと思います。

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梅雨に起こりやすい体調不良について

梅雨に突入して、下記のような体調不良がおこってる場合は梅雨の時期が原因と考えられます。

☆主な体調不良

①だるい・身体が重い

②肩こりなど関節痛全般

③下痢及び便秘

④食欲不振・胃腸不良・吐き気

⑤口内炎ができる

⑥むくみ

⑦耳鳴りやめまい

⑧頭痛

☆体調不良だけではなく下記のような心の不調が起こる場合もあります。

①疲れやすい。

②気分がのらない。

③思考力及び集中力の低下。

④人に会うのがおっくうになる。

⑤不安や焦りを感じることがある。

⑥楽しい気持ちになれない。

⑦ダラダラ過ごしてしまう。

その他によく雨が降るとよく「古傷が痛む」とか?「頭痛がする」とか?そんなことをよく聞きますがそのような不調を訴える方も多いそうです。

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梅雨になる体調不良に原因について

梅雨による体調不良には大きく二つの原因があるといわれています。

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①季節病

年中起こるもので季節それぞれの気温や気圧によってよって起こる不調のことです。

特に梅雨前線が停滞すると言われています6月は1年の中でもっとも体調も不安定になりがちなのだそうです。

私たちの身体の自律神経のバランスは気圧によって変化するといわれていまして、天気がよい日などによくおこります高気圧の時は活発モードこと、交感神経の方が。

逆に不安定の天候の時におこります低気圧の時はリラックス副交感神経の方が優位に働くことにより、本来でれば2つのモードをバランスよく働くはずなのですが。

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梅雨前線の時には低気圧が停滞することによって、脳などのリラックスにはなるものの、血圧が下がることによって酸素の量も減少することにより、全身の機能が停滞してしまうそうです。

梅雨の時に起こりやすい体調不良の中でも「だるい・体が重い」は季節病が原因だと考えられています。

②気象病

天気と体調って実はとても深い関係にあると言われていまして、気象で体調不良を起こしてしまったり変化する時期のことをいいます。

中医学でもこのような体調不良の変化と天気の関係は密接にあるといわれているそうです。

そこで漢方では「湿邪(しつじゃ)」といって、湿気による梅雨の時期のように湿気によっておこるトラブルのことをあらわしていると言われています。

※湿邪(しつじゃ)とは?

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雨などで大気に水気が増えてくることを「湿」というそうで、この「湿」が増えてくると体に悪さをすることによって「湿邪」となってしまうんだそうです。

「湿邪」は余分な水分が身体の中にたまってしまうことで起こるあらゆる体調トラブルのことをいいます。

梅雨の体調不良の中でも湿気が多いこの時期は消化器系の胃腸などにもっとも影響を受けやすいといわれておりまして、「食欲がない」・「胃がもたれる」などは気象病こと湿邪が原因と考えられます。

また、「身体のむくみ」なども生じやすいといわれていて、「だるい」・「気分が乗らない」などの不調も生じることがあるそうです。

そして、「頭痛」も気象病が原因と言われておりまして、軽い頭痛ですむ場合もありますが頭痛からの危険信号で脳卒中や心筋梗塞になる恐れもありますので、注意が必要です。

季節病と気象病の予防の仕方

①季節病の予防について

規則正しい生活を心がけて、自律神経のバランスを整えることが大切といわれています。

自律神経を整えます、「入浴をゆっくりする」だけでも予防につながりますよ。

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食事面では甘いものや油分・塩分の多いものの食べすぎに気をつけるようにします。

食べ過ぎることで喉が渇いて、水分量が多くなることで身体がむくんだり、だるくなったりしてしまうからです。

②気象病の予防について

気温や体温の変化に負けない体づくりが大切になってきます。

天気予報をチェックして、低気圧がきてると思った時は免疫力UPをはかるためにアルコールやタバコを控えて、早く就寝するだけでも予防策につながります。

その他に朝起きたらカーテンをあけて、エアコンのつけすぎと湿度を40-60℃に保つことに加えて、季節病同様に自律神経のバランスを整えることも大切です。

食事面では冷たいものや甘い食べ物と飲み物・生ものを控えます。

肉類の食べすぎ・お酒の飲みすぎ・脂っこいもの食べすぎ・香味野菜(生姜など)を食事に取り入れるようにするとよいです。

以上、梅雨に起こる体調不良の原因及び予防策について綴っていきましたがいかがでしたでしょうか?

これを機に普段から免疫力のUPにむけて、環境や気象などの変化に負けない身体づくりを整えていき、梅雨の時期を快適にすごすように心がけていきましょう。

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