人の体には必ずしも存在する沢山の「ツボ」ですが、そんなツボ押しをするだけで不調な体を健康に導いてくれる効果があるってご存知ですか?
手で押すだけだから本当に効くの?と思いがちではありますが、実は毎日、続けてるとそれなりの効果が期待できるそうですよ。
しかしながら、ツボには沢山の名前があるのでわからないし、難しいと思う方も多いかと思います。
そんな方でもわかるような場所のツボを中心に今回は、自分でも手軽にできる手で押すツボ押しの効果についてご紹介させて頂きます。
ツボ押しとは?
昔から日本で伝えられている東洋医学の治療法の一つと言われています。
身体にある沢山の「ツボ」を押してあげることによって自律神経や神経に働きかけて、不調な体を健康な体へと結びつけてくれる働きがあると言われています。
突然ですが、ツボの数ってご存知ですか?
なんと!361箇所ほどあると言われているんです。
これを知った時には私もとても驚きました。
どのツボも臓器や器官に反応してくれるので、不調を感じてる部分にツボを押すだけでダイレクトに反応するとそういうことなのです。
ツボ押しの効果のほどは?
ツボを押すことによって、腰痛・頭痛・めまいなど、身体の不調に効果があると言われています。
しかしながら、ツボを押すとすごく痛いってことありませんか?
その場合は神経的からくる不調なことがほとんどだったりします。
それはなぜかといいますと、身体は神経が張り巡らされてると言われていて、身体を情報を伝えてくれる大事なものなんです。
ツボですべてが必ずしも治るということは残念ながらありません。
ツボで効果があるものは、比較的軽い症状のものだと言われています。
万が一、ツボ押しの刺激をしても効果がない場合は医療機関の受診をお勧めします。
お勧めのツボ押しの箇所について
沢山あるツボの中から、今回は比較的わかりやすく覚えておくと便利なツボを中心にご紹介させて頂きます。
① 合谷(ごうこく)

ツボの名前の中でもよく耳にするのではないでしょうか?
「万能のツボ」と言われていまして、様々な不調に働きかけてくれると言われています。
眼精疲労からくる肩こりや頭痛・花粉症・耳鳴り・精神不安などあらゆる場所に語り掛けてくれるそうですよ。
☆ ツボの場所、人差し指と親指の骨が合わさる場所のV字のくぼみにあります。
② 三陰交(さんいんこう)

下半身の冷え、特に冷え性で悩まれてる方におすすめしたいツボです。
その他にもホルモンバランスの乱れや肌荒れにも効果があると言われています。
生理痛でお悩みの方、痛い時にこのツボを押すと緩和することがありますよ。
☆ ツボの場所、内くるぶしの一番高い所から指4本分の上がった骨のきわにあります。
③ 睛明(せいめい)

目には沢山のツボがあると言われています。
その中でも是非、ツボ押しにお勧めなのがこちらのツボになります。
目が疲れた時にここのツボを押すと効果があると言われています。
☆ ツボの場所、目頭と鼻のつけ根の間。
④ 労宮(ろうきゅう)

心の疲れを取ると言われているツボです。
イライラ・緊張・吐き気の緩和や血流をよくすると言われています。
☆ ツボの場所、手のひらの真ん中で手を握ると中指が当たるところ。
⑤ 衝陽(しょうよう)

消化器系の働きを高めると言われています。
特に便秘や胃痛などを改善する効果があるそうです。
☆ ツボの場所、足の人差し指と中指の骨が合わさる部分。
⑥ 内関(ないかん)

胃に違和感を感じた時におすすめしたいツボです。
胸から胃にかけての痛みに効果があると言われています。
乗り物酔いやつわりなどのムカムカ感や動悸や心の悩みなども改善すると言われています。
☆ ツボの場所、手首を曲げた時にできるシワから指3本分の縦の2本のすじの間にあります。
以上、自分でも手軽にできる手で押すツボ押しの効果についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
ちょっとした時間にツボ押しで心身ともに健康につなげてみてくださいね。