今年は猛暑が続き、エアコンなしでは過ごせない日々が続きましたね。
しかしながら、エアコンが原因で36℃以下の低体温の子供が多いと問題となっています。
低体温が続くと免疫力が落ちてしまい、夏風邪など病気になりやすくなります。
特に夏の時期に体が冷えてる症状がでている場合は低体温の場合が多いので気にかける必要があります。
そこで今回は子供の低体温の原因及び症状と改善方法について、綴りたいと思います。
子供の低体温とは?
一般的に低体温とは?
36℃を下回っている体温のことを指します。

しかしながら、子供は大人よりも基本的に体温が高めなので、36℃以下が毎日続いてということでしたら要注意です。
保育園などは毎日のように子供の体温を毎朝計っているので、自分の子供の平均体温がどれぐらいなのかはだいたいが把握できているかと思います。
平均体温として、37℃前後で、夏は高めで冬は低めの方がほとんどです。
学童以上になると平均36.5℃ほどが基本といわれています。
更に食事をしたり、入浴や運動をしただけで体温が上がることもよくあることです。
低体温の主な症状について
1日を通して、朝に比べると夜は熱が上がることがほとんどなのですが、夕方になっても35℃台及び36.2-3℃な場合は
低体温症の場合がありますので注意が必要です。
★ 主な症状は

① 体のバランスが乱れていることが多く、早起きが苦手だったり!起きても午前中はやる気がでなかったり?そういう症状が出ることがあります。
② ずっと静かにしている子、逆に切れやすい子、更に落ち着きがない子も注意が必要です。
③ 新陳代謝がよくないため、太りやすい体質にあったり、免疫力が落ちて病気になりやすく、アレルギー症状も出やすくなります。
低体温になってしまう原因とは?
① 温度調節など体温コントロールができないため。

近年、冷暖房環境が整うようになって暑い夏であっても自ら体温調節をしないでも済むようになったことで、自律神経が乱れて、体温調節する機能が鈍くなってしまっています。
子供はどうしても暑がりなので涼しい場所にいたがりますが、そういう場所ばかり居てしまうと自然と体が冷えてしまい、気づけば低体温症になってしまうこともあります。
② 食習慣も大切にすべき。
夏になると特に冷たいものを好むかと思いますが、特にアイスや冷たいドリンクばかり飲むと体を冷やしてしまう原因となります。
お昼に冷たいものを食べたと思ったら、おやつにまでアイスを食べるなどをするとどうしても体が冷えてしまいます。
更に南国原産の野菜や果物、夏が旬なお野菜なども体を冷やす働きがあるといわれていますので、摂取する際にもとりすぎないで適度にとるとよいでしょう。
更にインスタントやスナック菓子・スナックパンなどはビタミンやミネラルが不足してしまうので注意が必要です。
朝食を食べないお子様も多いですが、それは低体温症の原因になるので、摂取するようにしましょう。
③ ストレス
ストレスを受けやすい環境にいるので、ストレスが原因で気づかぬうちに血行不良を招いてしまい、低体温症になってしまうことがあります。
⑤ 湯船に入らずにシャワーで済ませる。
夏によくあるのが湯舟に入らずにシャワーで済ませてしまう人が多いと思いますが、体を冷やしてしまう原因になってしまうので、夏場でも湯舟にちょっとの時間(5分)でもつかることで体温上昇することがあります。
入浴して、お子さんの体が温まっていたらそれでよいのでまずはそこからでも湯舟につかる習慣をつけることが大切です。
低体温症の改善方法について

低体温を改善するのって実は簡単なことだったりします。
そこでここからは今からでもすぐにできる改善方法について紹介します。
① 生活リズムを整える。
朝方生活にまずは変えることが大切です。
夜遅くまで起きてる生活ですと、朝ごはんを食べたくなかったり、少量だったりしてしまうので、朝早く起きる習慣を身につけることが大切です。
② 代謝をよくするために体を動かす。

なるべく午前中の間に体を動かすことが大切と言われています。
幼稚園や保育園に通ってらっしゃる場合は午前中に外遊びなどをされていますが、通われてない乳幼児のお子さんの場合はあえて、外で体を動かしたり、自然を散歩したりすることが大切です。
③ 朝ごはんをしっかりとること。
朝ごはんを食べることで排便をスムーズにして、体調が安定します。
食べ物を食べることによって、体温が上がります。
朝食を食べないと排便がスムーズをに行われずに体を十分に動かないともいわれてます。
菓子パン程度の朝ご飯でも子供には不十分です。
④ 食生活を見直す。
低体温の場合はもちろん、見直すことが大切です。
インスタント食品や嗜好品を控えて、旬の野菜や果物をしっかり食べるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上記の内容を通して、低体温などの改善につながっていただけたら幸いです。
しかしながら、体調改善を見計らっても寒がったり、便秘になる、身長が伸びないなどの症状が現れたら他の病気が隠れてる時がありますのでその時は病院などを必ず受診してくださいね。