早くも9月に突入しましたね。
まだ、残暑が厳しい今日この頃ですが、もうすぐ本格的な秋がやってきます。
季節代わりになると決まって、気温差などで体調の変化で体が堪える方がいらっしゃいますが、
そんな時におすすめしたいのがすぎな茶です。
雑草とおもわれがちなすぎな茶には実はものすごい効能があるんです。
そこで、今回はそんな魅力的なすぎな茶について、詳しく綴っていきたいと思います。
すぎな(スギナ)とは?

すぎなとはつくしの葉の役目として栄養を蓄える栄養茎として、育っています。
和ハーブとしての薬効も示しており、雑草の中でも最も強い生命力があるともいわれています。
名前の由来は葉が杉に似てることから杉菜(すぎな)といった説及び、節のところで抜いても継ぐことができるから継ぐ菜から言われた説もあります。
スギナ茶の主な効能とは?

ではすぎな茶の主な効能について紹介します。
① 優れたデトックス効果
葉要素がよい血液を作ってくれて、体をきれいにしてくれます。
ヨーロッパではガンの抗がん剤治療にも使われてるそうです。
肝臓の機能を強化するため、体内の毒素を排出しやすくしてくれます。
② 肌の調子を整える(消炎作用)
すぎな茶風呂にすると、肌の調子を整えてくれます。
かゆみなどの軽減するので、アトピー皮膚炎の方などにも効果があるそうです。
③ 利尿作用
体のむくみを解消する働きがあるといわれています。
カリウムが豊富に含まれ、体内のナトリウムを排出してくれるため、水分代謝が活性化されます。
④ 自律神経の乱れを整える
カリウムとナトリウムの働きが自律神経の乱れを整えてくれるといわれています。
更に他にも沢山の効能が期待されますので、一気に紹介します。
⑤ 高血圧の予防
⑥ コレステロールの低下
⑦ 解熱・鎮咳作用
⑧ 鎮痛・抗菌作用
⑨ 糖尿病予防
⑩ アンチエイジング効果
⑪ 花粉症効果
美肌効果や爪や髪を美しく保つ。
など優れた効能があります。
※ 尚、注意点として小さなお子様、妊娠中の方・授乳中の方の飲用は控えてください。
心臓や腎臓に疾患がある場合やニコチンに対する過敏症(微量入っているためです。)がある方も飲用は不可です。
胃炎・消化性潰瘍のある方は、消化器官の粘膜をすぎなの成分が傷つける可能性があるので注意が必要です。
すぎな茶の入れ方や使用方法について
ここからはすぎな茶の活用方法について紹介します。
● すぎな茶の淹れ方について。

摘んで、乾燥したすぎな(ひとつかみ)とお水(カップ1杯)を小鍋に入れてから、弱火で3-5分煮だしたら出来上がりです。
もしくは、お好みのポットにすぎなをひとつかみ入れて、沸騰したお湯200ccを入れてそのまま5分ほどおいても飲むことが可能です。
市販でもすぎな茶は販売しておりますので、そちらを飲んでいただくのもおすすめです。

更にすぎな茶単体だけではなく、ブレンドで楽しむのもおすすめですよ。
すぎな茶と相性がよいのはレモングラス。
すぎな茶1に対して、レモングラスを1をブレンドすると飲みやすくなって美味しいです。

後はよもぎや黒豆との相性もよく、わたしはすぎな1対黒豆1対、よもぎ1でもよくいただいています。
● すぎな茶風呂を楽しもう。

生のすぎなの場合は100gを一晩お水をいれて放置し、そのまま沸騰させたものを使用します。
もっと、お手軽な方法の場合は出がらしのすぎな茶に再び、熱湯を入れたものを湯舟に入れる形でも大丈夫です。
● スギナパウダーを作る。

乾燥したスギナをパウダー状にします。
コーヒーミルなどで大丈夫です。
スープやカレーに混ぜてもすぎなには癖がないので、大丈夫です。
スムージーは特におすすめです。
ご飯にふりかけのようにふりかけたりするのもお手軽なのでおすすめですよ。
パウダーをかけるだけで、栄養素を簡単に取れるので便利です。
まとめ
すぎな茶について綴らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
過剰に取りすぎはあまりおすすめできませんが、生命力が本当につよいすぎな茶。
優れた効果があったと話もよく耳にするのも事実でもあります。
すぎな茶はお茶の中でも癖がなく飲みやすいので、是非、体調改善の1つとして取り入れてみてくださいね。