脚を綺麗に見せてくれるアイテムとして、女性が手放せない「ストッキング」。
肌の色を綺麗に調整してくれたり、美脚効果で脚のシルエットを綺麗に見せてくれるので、脚を出すファッションでは、欠かせないですよね。
そんな優れもののストッキングですが、穴が開いたり、伝線したり、破れてしまったりと、長持ちしないのが弱点です。
特に、「さあ着替えも終わったし、後はストッキングを履くだけ!」と意気込んで、ストッキングを履いたら、つま先が破れてた!なんて事、よくありませんか?
爪が伸びている訳でもないのに、どうしてつま先が破れるのでしょう?
それには、理由がありました!
その理由を理解し、穴が開かない対策をして、少しでも長持ちさせましょうね!
どうしてつま先に穴が開くの?
なんでつま先に穴が開いてしまうのでしょうか?
その理由はいくつかありました。
◆爪を切った時に断面がガタガタになっている
爪が伸びているとストッキングが破れてしまうと思って、こまめに爪を切る人もいますよね。
爪は、何層にもなっているので、爪切りで切ってしまうと、切った断面の層がバラバラになってしまいます。
そうすると、断面がガタガタになってしまい、せっかく短く切っても、その断面に引っかかり、破れてしまうんです。
◆靴や靴下が小さい
窮屈なサイズの靴や靴下を履いていると、摩擦力が大きくなり、穴が開いてしまいます。
人間の足は、午後3時頃が一番大きくなるとされていますので、朝出かける時にちょうど良いサイズの靴を履いていると、後々窮屈になり、そのために、穴が開きやすくなっています。
◆歩く速度や運動の度合いでつま先に負担がかかっている
速く歩いたり、急いで走ったりすると、つま先の摩擦力が強くなり、穴が開きやすくなります。
運動したりして、足に力が入る場合も同じ事が言えます。
◆身体から毒素を出している
身体から出る毒素が靴下を溶かして、穴を開けるという場合もあります。
人間は、毎日新陳代謝が行われ、身体のあちこちから毒素を排泄しているのです。
特に足の裏は老廃物がたまりやすく、毒素を排泄しやすい箇所なので、身体の不要な物が出てきているので、良いことですよね。
ちなみに、つま先から毒素を排泄し、穴が開きやすい人は、消化器官が不調だと言われています。
ストッキングを長持ちさせるには?
少しでも長持ちさせるにはどうしたら良いのでしょうか?
私も以前は毎日ストッキングやタイツを1日中履いて仕事をしていたので、すぐに穴が開いてしまって、困っていました。
そこで、私も色々と試してみたので、効果のあったものをご紹介しますね。
◆爪を切った後に、やすりで断面をなめらかにする
先ほど、穴が開いてしまう原因として挙げた、爪を切った際に起こる断面がガタガタになっているという状態を回避する方法です。
これは、すぐに実行できますし、ストッキングの穴が開くのを防ぐ他にも、裸足の際にどこかに引っかかってしまうことも防げます。
爪の為にも、断面をなめらかにすることは良いことなので、私は爪切りは使用せず、やすりで爪の長さを調整するようにしています。
◆ワンサイズ大きめを履く
これもストッキングのつま先に力がかかることで、摩擦が起こり破れてしまうことを防げます。
この対策は、ただ購入する時にサイズの大きい物にするだけなので、非常に簡単な方法です。
なおかつ、とても効果があり、これにより穴が開いてしまうというトラブルを軽減することができました。
ただ、安価なものは伸びやすいので、大きいサイズを買うとすぐにサイズ感が合わなくなってしまいました。
その点には注意が必要です。
私は、以上の2点を試しましたが、どちらもやるのとやらないのでは、かなり差が出ていましたよ。
他にもこんな方法もあります!
◆冷凍庫で凍らせる
「そろそろこのストッキング、使えなくなっちゃいそうだな」と思ったら、なんと冷凍庫に入れると復活するそうです。
これはとても意外な方法ですよね。
ですが、これにも理由があって、ストッキングの素材であるナイロンの繊維は、伸びてしまっても冷やすと縮まり、強度が増すのだそうです。
それによって、凍らせる前よりも更に丈夫になったという声も多いようです。
試してみる価値がありそうです。
女性にとって必需品のストッキング、長く大切に履きましょう
毎日のように履くものだからこそ、少しでも長く使いたいですよね。
どれも簡単に試せるので、明日から、「あ、穴が開いてる!」と朝の支度に手こずらなくて済むかもしれませんよ。