皆さん、スパイスやハーブを使ってお料理されますか?

最近ではスーパーや100均一でも小さな瓶などにお料理用などにスパイスやハーブを販売されるようになって身近になったように思います。

普通のお料理にスパイスやハーブを加えることで調味料の置き換えにもなり、お料理の味わいや香りがよくなって美味しくなるだけではなく、実は健康にもとっても役立つものが多かったりします。

スパイスやハーブにはあらゆる種類や効能がありますので、そのことを知って料理に使うと体調にあわせて使えるようになって便利かと思います。

そこで今回は代表的なスパイス及びハーブの種類と効能をご紹介していきたいと思います。

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スパイスとしてよく使われるもの

カレーなどの香辛料などを中心に使われてるものが多いですが、他のお料理にも使えるので是非、参考になさってみてくださいね。

①カルダモン

caldamon

消臭・殺菌効果に優れていてインドでは「スパイスの女王」と呼ばれています。

☆効能 殺菌・消化促進・消臭・発汗・健胃など。

☆活用方法 カレーのスパイス・肉・魚料理のスパイス・お菓子やお茶など。

※カルダモンティーはにんにくなど使った臭いお料理の後に飲むのに口臭の繁殖などを防いでくれます。

②クローブ

clobu

エキゾチックな香りとバニラのような甘さが特徴のスパイスで、別名「百里香」とも呼ばれてます。

☆効能 殺菌・鎮痛・防腐・消化促進など

☆活用方法 お肉料理の臭い消しに・フルーツにアレンジして使用する。

      ゴキブリが嫌いな香りなので、虫除けにもよい。

③シナモン

sinamon

世界最古の香料で「スパイスの神様」と呼ばれています。

☆効能 抗菌・発汗・健胃・精神高揚など

☆活用方法 シナモンロールを始めとして、デザートとの相性がバツグン。

      特にアップルパイにいれたりしたら美味しいです。

      クリスマスのデコレーションとしても使用されます。

※カルダモンティーは体を温めてくれるのでお勧めで風邪や関節炎・胃痛などを和らいでくれます。

 珈琲・紅茶やココアに混ぜると味を引き立ててくれるので美味しいです。

尚、妊娠中の使用は不可です。

④ターメリック

turmeric

カレーにはかかせないスパイスで和名では「ウコン」と呼ばれています。

☆効能 肝臓機能促進・便秘解消・健胃・精神高揚・抗酸化作用・動脈硬化改善など

☆活用方法 カレー粉をはじめとして、インド料理やタイ料理にはよく用いられています。

      肉・魚のフライや炒め物として利用されていて、ソース・マスタード・チーズなど
      幅広い料理に使われています。
      
      日本ではたくあんや中華の色づけにも利用してます。

※妊娠中および肝機能障害の患者の方の使用は不可です。

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⑤ナツメグ

natsumeg

英語で「ムスクの香りがする豆」を意味してニクズクという常緑樹の種子を乾燥させて作られたスパイスで甘い香りが特徴的です。

☆効能 健胃・解熱・血行促進などアーユルヴェーダでは頭痛薬として利用されたこともあるそう。

☆活用方法 ひき肉料理を始めとした、お肉料理のにおい消しに。

      ハーブティーなど甘いドリンクのアクセントに。
     
      デザートでの利用やチーズやクリームとも相性がよいので、プリン・クッキーなどによい。

※妊娠中の使用及び5g以上の過剰使用は頭痛や吐き気など起こす場合があるので避ける。

ハーブとしても使用できるもの

ここではスパイスとしてもよく使われますが、ハーブやハーブティーとしても活用しやすいものをご紹介していきます。

①ジンジャー

ginger

日本では生姜といわれているもので日常生活でも使いやすいハーブの1つです。

☆効能 血行促進・吐き気止め・殺菌・発汗・風邪の症状緩和など。

☆活用方法 お肉・魚のにおい消しに、煮物、スープなど幅広い料理で活用できます。

      ジンジャークッキーなどのお菓子などお勧めです。

※ジンジャーティーは体を温めてくれるので風邪を引いてるときにはお勧めです。

ジンジャーだけで飲みづらい方は紅茶に加えると飲みやすくなりますよ。

②セージ

sege

抗酸化作用がすぐれていて「不老長寿のハーブ」といわれています。

☆効能 殺菌・消化促進・更年期障害・風邪による消化不良・殺菌効果など

☆活用方法 古くからお肉の保存によく利用されていて、セージがソーセージの語源になったと
      言われてることから、ソーセージには欠かせないハーブといわれてます。

      その他のお肉も油を使ったお肉に使うのがお勧めです。

      精油(アロマ)としてもよく利用されて、気分をリフレッシュしてくれる働きがあります。
      (※妊娠中・授乳中は使用不可です。)

※ハーブティーにすると少々、クセが気になりますがハーブ同士でブレンドしたものをチョイスするとのみやすくなりますし、単体でしたら風邪予防のうがいにもお勧めです。

③タイム

thyme

強力な殺菌・防腐効果を持っている代表格。

☆効能 鎮咳・防腐・抗菌・強壮・鎮痛など。

☆活用方法 フランス料理ではかかせないスパイスです。

      肉や魚のにおい消しやお酒と一緒にフライやムニエルの下ごしらえにもお勧めです。

      オイル漬けにして、ソテーに利用するのも美味しいです。

      精油(アロマ)としての利用もできて、入浴時のヘアケアや掃除の抗菌作用にお勧めです。

※ハーブティーでそのまま飲むとどうしても苦味が気になりますが、気管支炎や風邪を引いてる時などの諸症状に非常に効果的なので、薬代わりに飲むのを是非、お勧めします。

他のハーブティー及び紅茶とブレンドすると多少は飲みやすくなると思います。

④ローズマリー

rosemary

アイチエイジングに効果的な「若返りのハーブ」と言われています。

☆効能 抗菌・抗酸化作用・消臭など

☆活用方法 肉料理や魚料理のにおい消しにお勧め。

      ハーブソルトやオイルを作って、パンに付けたりしても美味しいです。

      オーブン料理の香り付けによい、ローズマリーポテトなど。

      化粧品として利用するのもお勧めで特に頭皮にはとても効果的です。

※ローズマリーティーは少々クセがあるものの、ストレートでも飲むことができます。

集中力を高めてくれたり、低血圧の人は朝に飲むと頭をすっきりすることに効果があります。

まとめ

以上、代表的なスパイス及びハーブの種類と効能をご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか?

今回は主によく利用されるものばかりでまだまだ沢山のスパイスやハーブがずらりあります。

是非、この機会にスパイスとハーブをお料理に活用してみてくださいね。

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