今は大人になってから実は発達障害ということがわかるような世の中なだけに
現代医学で乳幼児でそのような指摘を受けることが増えてきました。
実は私の息子は現在、自閉症スペクトラムという発達障害を持っています。
自閉症スペクトラムといっても、十人十色で様々な方がいらっしゃって、
症状も異なる傾向にあります。
しかしながら、実際の原因はなんだろうか?実際にそのような診断をくだされた方はとっても悩まれるかと思いますし、私も当初はとても悩んだものです。
そこで、今回は自閉症スペクトラムについて、原因など詳しくご紹介したいと思います。
自閉症スペクトラムとは?

自閉症スペクトラムとはASDともいわれていまして、対人関係が苦手だったり、強いこだわりといった特徴を持つ発達障害の1つです。
女性の2倍男性に多いといわれていれ、
20-30人の1人がASDをもってるほど、現代で一番多い発達障害でもあります。
強いこだわりや対人関係が苦手なことをはじめとし、症状によっては
生活に支障をきたすことで医療的・福祉的サポートがつくるまでだったりと様々だといわれています。

主な原因はいまだ不明だそうで、生まれつきの脳機能の異常からといわれているので、
「育て方がわるかったのかな?」とか悩まれるかと思いますが、全くそれが原因ではないので、
決して、しつけなどは関係ないのだけは明確になっています。
主な症状としては?

ここからは自閉症スペクトラムの主な症状をあげていきたいと思います。
● 視線があわない、もしくはあっても共感的ではない子。
● 表情が不自然な子。
● 名前を呼んでも振り向かない子。
● 独り言が多かったり、言ったことをオウム返しをよくする子。
● 一人遊びが多く、ごっこ遊びを好まない子。
● 「こっちを見てごらん!」と指さしをしていっても、なかなか反応がない子。
● 欲しいものをいう際に言語で言わずに、親の手をつかんで、つれていく子。
うちの息子にも言えますが、上記のがすべてではなく子供によって、症状はかなり異なります。
ちなみにうちの息子はこの中でしたら、オウム返しをしたり、親の手をよくつかむ。
この2点が主に当てはまりますが、
視線に関してはとてもあいますし、名前は言葉が増えた時点で振り向くようになるなど、
成長と共に徐々に変わっていったりします。
自閉症スペクトラムは治るのか?
そもそも、病気というとらえ方ではなく、生まれ持った特性になるので、
直すことはなかなか難しいものなので、もって生まれたものと捉えて付き合っていくことが大切かと思います。
ただ、個性的な子が多いことと、うちの息子の場合でいいますと、言語の遅れ。
運動機能障害など、他の発達が遅れる傾向もよくあるので、発達障害だと疑われた場合は、
一人一人にあった、療育(りょういく)を受けることがおすすめではあります。
療育を受けることによって、生活の支障は徐々ではありますが、少なくなることがあります。
うちの息子は2歳半から言語療育の療育に現在も通っていますが、
通っていることで徐々に生活の支障をきたすことがなくなってきてますし、何よりも何かあった時の窓口として相談できる場所があることがとても親の立場からすると心強いものです。
ただ、下記のような症状。
不眠症・興奮・パニックなどの症状がでる場合は薬を処方される場合もあります。
自閉症スペクトラムの子はどうしても特性を周囲に理解してもらう現状が難しいことから、
いじめ被害にあったり、一生懸命頑張っても失敗を繰り返してしまうことも多いため、ストレスもたまりやすかったり、不登校・引きこもりなどの二次障害こと二次的な問題が引きやすいといわれています。
その為にいかに周りの両親や周囲がその子の特性を理解し、生きづらさを軽減してあげることが大切といわれています。
私の息子の経験談として・・
最後に私の息子の経験談を簡単に綴りたいと思います。
息子は1歳半検診で、発達の遅れを指摘され、大幅の言語の遅れから、言語療育に通いながら。
幼稚園でも加配保育といって、保育士さんをもう一人つけて幼稚園に通っています。
発達の遅れを理解すること、発達障害を認めることは親にとってとても苦悩の連続ではありましたが、
認めるようになると、これが不思議と周りの環境にも恵まれまして、
息子の場合は幼稚園に入ってから、劇的に成長をしてくれています。
何かとゆっくりな成長ながらも、特性をつかむことでその特性をプラスと捉えることが何よりも大切なのかな?と思っております。
後、子供によって成長は十人十色なので、あまり慌てずにその子、その子で向き合ってあげることが、
その子にとって一番ストレスにならないのかな?と思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私は今現在、息子がこの発達障害だということで悩むことはなくなりました。
むしろ、よくよく観察するととびぬけた記憶力のよさなど特技もあったりするんですよ。
診断されて間もない頃は悩まれるかと思いますが、その子の個性と捉えて、日々、楽しく向き合っていくことが大切なのかなと思います。
今現在、この症状で悩まれてる方がちょっとでもこの記事で軽減していただけたら嬉しい限りです。