私は幼い頃から肌が弱くて、ボディソープだと肌荒れをするので
かれこれ数十年間もの石鹸生活を送っています。
そんなこんなでだいぶ前よりオリジナル石鹸が手作りできたらいいなーと思っていましたが、
何となく抵抗があって、今まで作らずにきました。
それに意外と「石鹸ってどうやって作るんだろう?」って思っている方も
きっと、多いのではないでしょうか?
調べてみたところ、石鹸のレシピでもあらゆる種類があって、
意外と簡単にできる方法があったりするそうですよ。
そこで、なかなかチャレンジできなかった方や作り方を疑問に感じた方に必見です。
今回は簡単レシピの手作り石鹸について綴っていこうと思います。
Contents
手作り石鹸の作り方には?
実は手作り石鹸には3種類の作り方があるんだそうですよ。
まずはその作り方の種類よりご紹介したいと思います。
①苛性ソーダを使った作り方

石鹸を手作りする際に一般的に一番多いのが苛性ソーダを使って作る石鹸が多いです。
苛性ソーダとは別名「水酸化ナトリウム」といって、理科の実験などでよく使うものだったりしますが、扱いにはうっかり肌に触ってしまったり、水溶液がかかって目にかかってしまうとやけどする可能性がありますので細心の注意が必要です。
※小さなお子様と一緒に作るには危ないためお勧めできないです、購入可能なのも満18歳以降といわれています。

作り方は基本的に苛性ソーダにオイルをまぜて作る方法になります。
ちなみに使用するオイルはオリーブオイル・ココナッツオイル・マルセイユなど様々です。
作ってから乾燥・熟成し、出来上がりまでに1か月程度かかるといわれています。
仕上がりはマットな仕上がりで、難易度はレシピにもよりますが中・高度ぐらいになりますが、石鹸の成分にこだわりたい方に是非、お勧めです。
②グリセリンソープを使った作り方。

苛性ソーダに比べると難易度も簡単なので比較的、簡単に作ることができます。
グリセリンソープとは植物オイルとグリセリンなどでできた固形石鹸です。
アレンジが簡単で仕上がりは半透明なものが多いです。
単体で使用が可能で、主にクラフト石鹸の原料として使われているため、半透明のものやすでに色が付いたものが販売されていたり、別名「MPソープ」として、インターネットや薬局でも販売されています。
グリセリンソープを溶かして、好きな型に流し込んで固めるだけの簡単な作り方なので、熟成期間もなく固まったらすぐに使えるのもいいですよね。
③石鹸素地を使った作り方。

石鹸素地とは固形石鹸が粉状になっていて、ハーブ・アロマなどの基剤を販売しているショップに販売しています。
仕上がりは少しごつごつしていますが、素朴な仕上がりで型どりも特に必要ではなく、手で形を作れるのでお手軽にできる所も特徴の一つです。

ただし、熟成期間として仕上がりまでに1か月程度時間が必要です。
簡単な石鹸の作り方
以上、3種類の石鹸の作り方の中から今回は材料さえそろったら、熟成期間なしすぐに石鹸作りにチャレンジできるグリセリンソープで作る石鹸の作り方を今回はご紹介したいと思います。
材料
グリセリンソープ (グリセリンソープを入れる型にあわせる。)
お好みの食紅 (色付け用に)
お好みの精油(香りづけ用に)
道具として、グリセリンソープを入れる型(熱に強いもの)・耐熱容器・カッター
作り方
①グリセリンソープを2mm程度角にカッターで切ります。
※尚、グリセリンソープは無色透明・はちみつなどあらゆる種類があるので、お好みでお選びくださいね。
②耐熱容器にグリセリンソープを入れて、電子レンジ500wで20-30秒温めます。(すぐに溶けるので様子をみましょう。)
※もし、2色をブレンドする場合はそれぞれ分けて電子レンジで温めた方がよいです。
③溶かしたグリセリンソープを着色及び香りづけをしていきます。
マーブル模様にしたい時は食紅などをそのままグリセリンソープに混ぜて、適度に混ぜることでできます。
全体に色付けをしたい場合は少量の水に食紅を溶かしてからグリセリンソープを混ぜるだけで均一に着色できます。
④粗熱が取れてから、型を外します。
少し冷ましてからはだと型から外しやすいです。
もし、それでも外せなかった場合は冷蔵庫で冷やすとよいですよ。
☆ポイント☆
・泡が気になる時は無水エタノールをスプレーします。
スプレーすることで表面がなめらかになるそうですよ。
・色付けや精油は少しずつ、加えていきます。
アレンジしたい時は食紅や精油を加えずに少しずつ加えていきます。
精油や食紅の他にクレイを使ったり、ハーブを使ってアレンジすることも可能です。
まとめ
以上、簡単レシピの手作り石鹸について綴っていきましたがいかがでしたでしょうか?
オリジナルで作った石鹸は自分好みにもできますし、愛着もわきますよ。
是非、この機会に試してみてくださいね。