お気に入りのカーペットを汚してしまうと本当にショックですよね。

特に赤ワインやコーヒーなど目立つ色の物をこぼすと、シミになって汚く見えてしまいます。

今回はコーヒーなどをカーペットにこぼした時のシミ取り方法をご紹介いたします。

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カーペットについたコーヒーやワインのシミ取り方法

まず用意するのは、「綺麗で吸い取りの良いタオル数枚」と「水」と「中性洗剤」です。

【1. タオルで水分を取る】

コーヒーやワインをこぼしてしまったら、まずタオルで水分を拭き取りましょう。

こすらず、上から押さえつけるようにして水分をタオルで吸い取ります。

【2. カーペットに水を染み込ませてタオルで拭く】

シミになっている部分に直接水をかけ、染み込んだ所で今度はタオルに水分を移します。

この時もカーペットはこすらず、タオルで押さえつけて水分を取ります。

この作業はタオルに汚れを移す為に行なっているので、タオルはこまめに当たる場所を変えて、常に綺麗な面がカーペットに触れるようにします。

【3. 乾いたタオルで水分を取り、乾かす】

シミ取りができたら、乾いたタオルでトントン叩くようにしてしっかり水分を取ります。

必要であれば、ドライヤーを使って乾かしても良いでしょう。

生乾きの状態が続くと、カビやニオイなどの原因になってしまうので、しっかりと乾かしましょう。

水だけのシミ取りではカーペットの汚れが取れない場合

何度か水で試して駄目な場合は、少量の中性洗剤をカーペットのシミに垂らし、上から乾いたタオルを当ててブラシなどでトントン叩きます。

これもタオルに汚れを移しているので、タオルが汚れたら綺麗な面に変えて何度も行います。

シミ取りができたら、今度は洗剤を綺麗に落としましょう。

洗剤を使った場所に水を直接かけて乾いたタオルで水分を吸い取るか、水を染み込ませたタオルでトントン叩いて洗剤を落とします。

この作業を何度も繰り返して洗剤が取れたら、乾かす作業は水だけでシミ取りした時と同じです。

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中性洗剤を使ったシミ取りでもカーペットの汚れが取れない場合

カーペットの下に、敷けたらビニールシートやゴミ袋などを敷きます。

お湯に酸素系漂白剤を溶かし、タオルに漂白剤の溶けたお湯を染み込ませてシミの所をトントン叩いてしっかり濡らします。

濡れたまま1〜2時間放置し、その後乾いたタオルで水分を吸い取ります。

次に漂白剤を落とす為、水で濡らしたタオルでトントン叩き、その後乾いたタオルで水気を取ります。

この作業は漂白剤が取れるまで何度も繰り返します。

シミが取れたら最後はしっかり乾燥させてください。

漂白剤はシミ取り効果も強力な分、カーペット自体を傷めてしまうことがあります。

心配な方は、目立たない所に漂白剤を付け、色落ちなどを確認してから使用することをオススメします。

漂白剤は液体タイプより、粉タイプの方がシミ取り効果が大きいです。

漂白剤を扱う時はゴム手袋などを付けて、素肌に触れないように注意してください。

カーペットのシミ取りをする時の注意点

【なるべく早くシミ取りする】

乾いてしまうとシミ取りはどんどん難しくなってしまいます。

こぼしたらすぐにシミ取りすると効果的です。

【こすらない】

シミをこすってしまうと、コーヒーやワインが更に繊維の奥に染み込んでしまいます。

どの作業もトントン叩いたり、押し付けたりと、こすらず行いましょう。

【洗剤などはしっかり落とす】

カーペットの毛が固まっていたりゴワゴワしたりしている時は、洗剤や漂白剤が落ちきっていません。

毛がパラパラになっているかを確認しましょう。

【吸い取りの良いタオルを惜しまず使う】

軽く押し当ててもしっかり水分が取れるタオルが理想的です。

そして、とにかくタオルは惜しまず使って、毎回綺麗な面でシミ取りをしましょう。

汚れが移った面をカーペットに押し当ててしまうと、カーペットに汚れがまた戻ってしまいます。

いかがでしたか?

カーペットのシミ取りは手間はかかりますが、使う材料は身近な物で簡単にできます。

お気に入りのカーペットを汚してしまった時は、もう駄目だと諦めてしまう前に、是非この方法を試してみてくださいね。

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