何だか、朝から疲れやすくてだるかったり、足がむくんでいたりしていませんか?
そんな時はリンパの流れが滞ってるサインかもしれません。
定期的に接骨院に通ってマッサージができれば一番よいかもしれませんが、なかなか難しいですよね。
そんな時は自宅でいつでもできるセルフマッサージがおすすめですよ。
毎日、行うことによって日頃の体の不調からの改善などの効果にもつながるのでお勧めです。
そこで今回は簡単なセルフマッサージの方法と効果のほどをご紹介させて頂きます。
セルフマッサージとは

セルフマッサージとは自分で自分自身でマッサージすることをいいます。
しかしながら、自分でやっていても効果が感じられなかったりするので、実際にマッサージや接骨院などに通われる方が効果があるものだとおもうかもわかりませんが、
これからご紹介させて頂くセルフマッサージの方法でしたら効果を感じることができます。
更に足のむくみや肩こりなどの根本的な原因を知っていると、身体の不調の理由がわかるのでそれに応じたセルフマッサージを行うことが可能となってきます。
身体の不調の大半がリンパの流れが滞っていることがほとんどなので、その事を下記では簡単に触れておきたいと思います。
リンパが滞ってしまうのはなぜ?

リンパとは血管として並ぶように全身を巡っているものをいいます。
体内で不要になった老廃物やウイルスなどを病原菌を心臓まで運んでいって体外まで排出しているそうです。
身体の老廃物や余分な水分を12-24時間ほどかけて、ゆっくり運んでくれています。
その為、その筋肉があまり動かないとリンパ液が心臓まで届かなくなってしまうのでむくんでしまう原因となってしまうんだそうです。
よく風邪をひく時にリンパが腫れたりしますが、それはリンパ節の免疫が働いてるからと言われているものと言われてます。
★ リンパが滞ってしまう主な理由とは?
① 運動不足
② 水分不足
③ 冷え
④ 食生活の乱れ
⑤ アルコールの摂取
上記の事を続けていると、リンパが滞ってしまうので風邪をひきやすかったり、疲れやすかったり、冷え性に悩まれたりなどの体の不調がでてきます。
免疫も落ちてしまうので、冬の時期に流行るインフルエンザやノロウイルスなどに感染してしまう可能性がどうしてもが高くなってしまうのです。
そこで、自宅でお手軽にできるセルフマッサージをすることによってリンパの流れもよくなってきて、足のむくみなどの体の不調なども解消され、体調不良にならなくてすむので、その日の疲れはその日にケアすることが最も大切になってきます。
簡単なセルフマッサージケアの方法について
リンパの流れをよくするマッサージは押すものではなく、流すマッサージとなります。
何もつけないでも簡単にマッサージできるものもありますが、肌を保護してリンパを流しやすくするにはオイルを使った方が効果的です。
マッサージオイルですが、購入してから開放して日が経ったものを使用するのは酸化してしまう恐れがあり、あまりおすすめできません。
マッサージオイルは素材や製法によいものを選ぶとよいですし、アロママッサージオイルでもどちらでもよいかと思います。
そして、それらを継続することで血流がよくなるので、皮膚の代謝アップも期待でき、身体の内側・外側共にスキンケアができます。
では早速、ご紹介させて頂きます。
マッサージを行う際は順番も非常に重要となってきますので、身体のどの箇所をマッサージする際もまずは鎖骨回りから他の場所に触るようにしてくださいね。
その後に上半身→下半身と移ることによって、リンパの流れに沿って全身のマッサージが可能となってきます。
● 鎖骨回り

鎖骨回りの中でも特に左鎖骨の下辺りあたりにリンパの出入り口がありますので、まずは端っこから指の腹でゆっくりマッサージしていきます。
更に真ん中から端っこに向けて鎖骨の上下を流します。
● 首から顎部
首の後ろに手のひらを当てて、四指で軽く押しながらなでおろし、鎖骨の上のくぼみに入れるようにします。
ゴリゴリと筋肉のコリを感じる方は5回ほど繰り返し行うとよいでしょう。
● 脇の下

脇の真ん中あたりを人差し指から薬指まで揃えてゆっくり押していきます。
● 腕

肘から脇へその後、手首は肘をつかむようにまわして、流していきます。
片手ずつ行ってみてくださいね。
● お腹から胸へ

時計回りに回しながらマッサージし、外側から内側まで集めます。
その後、胸の中央を鎖骨に向かってあげるようにさすります。
● 太もも・鼠径部

太もも内側、後側を押し上げながら、足の付け根へ流していきます。
また、鼠径部を四指などで押し気味にしてマッサージするとよいです。
● ふくらはぎ・膝裏

内側とあと側を押し上げるように流してから膝裏へ流し込みます。
マッサージする際への注意点
最後にマッサージを行う際の注意点を簡単にご紹介させて頂きます。
① 食後すぐには行わないこと
食後すぐのマッサージは消化が胃に集中した血液が分散してしまいます。
食後1-2時間おいて、胃が落ち着いてから行うのがよいでしょう。
② 飲酒前後はNG
リンパマッサージは飲酒前後に行うとアルコールが全身に回ってしまうために体調不良や心臓発作のリスクなどにもなりかねないのでおすすめできないです。
③ 通院中・病中は行わないこと
行う際にはいったん、主治医の先生に確認してからにしてください。
あまりにもだるかったり、むくみがひどくてマッサージしても改善されない場合は病気の可能性も疑って病院を受診するようにしてくださいね。
以上、簡単なセルフマッサージの方法と効果のほどをご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
毎日、マッサージを行うとなると大変に感じるかもしれませんが、疲れた時にポイントで少しずつ行うことで体の回復力は徐々に変わってきます。
是非、自分の体をいたわるためにもチャレンジしてみてくださいね。