カーペットやじゅうたんに血液の汚れがついてしまって慌ててしまった経験などありませんか?
実際に私もじゅうたんやシーツに血液が付着してしまい「どうしよう?」慌ててしまった結果、時間が少し経過してしまったことにより血液の汚れの後が残ってしまって困ってしまった事があります。
血液の汚れはついた時にすぐに気づけばお水で簡単に汚れが落とせたりしますが、時間が経てば経ってしまうほど水だけでは汚れが全然、落とせなくなってしまいますよね。
すぐについてしまった血液の汚れの後は落とすことができても時間が経った汚れは落とすことができないんだな?と思って諦めてしまったいたのですが調べてみたところ、時間が経ってしまった時の血液汚れの落とし方があることを知りました。
そこで今後、慌てないためにも自宅でもできるじゅうたんやシーツに付着してしまった血液汚れの落とし方についてお伝えしたいと思います。
シーツについてしまった時の落とし方
シーツは洗濯機でまる洗いすることができますが、血液の汚れが渇いてしまうと血液中のたんぱく質が固まってしまうことによって汚れが落ちなくなるんだそうです。
そこで血液がついてしまった事にすぐに気づいたら、乾いてしまう前にできるだけ早く洗ったり処理することが大切です。
まずは40℃以下のぬるま湯もしくはお水で血液がついた所をよく洗い流します。
洗った後にもし、血液の汚れが落ちていなかった場合は?
液体酸素系漂白剤もしくは血液汚れの漂白剤を直接つけてから30分から2時間くらい水に漬け置きをしてから洗濯機にかけると取れるんだそうです。
もし、血液の汚れが付着して時間がたってしまって血液の汚れの後が残ってしまったシーツの場合?
調べてみたところなんと!「大根おろし」を使って落とすことができるんだそうですよ。
何故か?と申しますと「大根おろし」に含まれるジアスターゼという成分がシミの汚れを落とす効果があって、ジアスターゼという働きが固まってしまった血液のたんぱく質を分解することによって落としてくれるんだそうです。
まさか、「大根おろし」がこんな働きをするとはびっくりでした。
では「大根おろし」を使った落とし方をお伝えします。
まずは「大根おろし」を少量作ったら、ガーゼにおろした「大根おろし」をいれて包みます。
血液の汚れがついた箇所にティッシュを当てておいて、その上にガーゼで包みました「大根おろし」を叩きます。
そうすると血液の汚れによるシミがティッシュに移っていくことで汚れが取れるんだそうですよ。
1回でだいぶ薄くなっていくんだそうですがその作業を両面して、必ず乾いてからたたいて2-3回していくうちにきれいに取れるだそうです。
じゅうたんについてしまった時の落とし方
じゅうたんの場合はシーツと違って、洗濯機でまる洗いできないのでますます困りますよね?
シーツの時と同じで血液中のたんぱく質が固まってしまう前に「じゅうたん用しみとり洗剤」というものをたっぷりかけて汚れてついてしまった血液を絞り出すようにしながら白地のタオルに吸い取らせます。
これを数回繰り返すことで汚れが落ちていくんだそうです。
もし、その方法で血液の汚れが落ちなかった場合は?「消毒用エタノール」で取れる場合があります。
「消毒エタノール」でとる際はヘラなどで使ってかきだして落とすことが大切なんだそうですよ。
それでも更に落ちなかった場合は?過酸化水素水こと「オキシドール」を使って落とす方法もあります。
「オキシドール」の他に液体せっけんと塩の3つを混ぜたら、混ぜた液体を血液で汚れた箇所についてしばらく放置します。
放置したのち、その汚れをまずは擦り落として更に白い布に「オキシドール」を浸して叩きます。
そうすると徐々に白い布に汚れが移っていくのでその作業を繰り返すことで綺麗に落ちるそうです。
補足
最後に血液汚れを落とすときに一つだけ注意してほしいことがあります。
お湯を使った方が汚れを落とすのが早そうな気がしますが、血液の汚れを落とす場合に関してはお湯を使うことでかえって血液中のたんぱく質を固めてしまうので必ず40℃以下のぬるま湯、もしくはお水を使って洗うことが大切です。
以上がでもできるじゅうたんやシーツに付着してしまった血液汚れの落とし方についてお伝えしました。
自宅にありそうな洗剤や食材で落とせるのでよかったら、是非試してみてくださいね。