イギリス発祥地でのスイーツの1つでもあるスコーンですが、特に紅茶のお供にあわせたら最高の至福の一時ですよね。
素朴でシンプルなのにとても美味しいスコーンですが、作り方の工程が簡単にもかかわらずいざ作るとなると失敗してしまうという経験ありませんか?
私もスコーンが大好きなので何度も手作りにチャレンジしたことがありますが、何度も失敗したことがあります。
しかしながら、作り方のコツさえマスターすると失敗率が大幅になくなることがあるんだそうです。
そこで今回は失敗しないスコーンの作り方のコツをご紹介していきたいと思います。
Contents
スコーンの失敗しないコツ
①計量は正確に行います。

お菓子作りの基本ともいえることですが、計量は1g単位まで正確におこなってください。
ベーキングパウダーなど少し量が変わるだけで、仕上がりも変わってきてしまいます。
②バター・牛乳・小麦粉は冷えたものを使用すること。

サクサクスコーンを作る際にはバター・牛乳・小麦粉は冷えたものを使用するようにしましょう。
バターを柔らかいものを使用するとパサパサ仕上げになってしまうので要注意です。
バターは1センチ角に切って、冷やすようにします。
バターが溶けないためにも小麦粉と牛乳も冷やしたものを使用した方がよいでしょう。
③小麦粉とベーキングパウダーは一緒にふるいます。

お菓子作りでの基本ともいえることですが、小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるうことでダマができずらくなります。
均等に混ざることもあって空気がふくまれていい具合に仕上がります。
④バターを切りながら、カートで混ぜるようにする。

バターを混ぜる際にいきなり手で混ぜたりしていませんか?
実はバターを手で混ぜることによって、手からの熱をくわえてしまうのでバターが溶けてしまう恐れがあります。
そのためにもカートで混ぜるように心掛けるとよいかと思います。
⑤手ですり合わせる際には極力スピーディーを心がけます。

手の熱が加わるのを極力さげるためにも手で材料をすりあわせる際には極力スピーディーを心がけるようにしましょう。
手ですりあわせて、粉チーズのような状態にすることが大切です。
もし、溶けてきそうな時は再度、冷蔵庫で冷やすようにしてください。
⑥最初から最後まで生地はこねないようにします。
サクサクスコーンに仕上げるためには生地をこねてしまうとグルテンが形成されてしまうので生地が固くなってしまい、バターまでが溶けてしまいます。
⑦抜き型をつかうこと。

抜き型がない場合、コップで代用する方が多いかと思いますが、コップを使用することで均一に型抜きができなくなります。
もし、包丁で切る場合はなるべく生地に触らないように素早く切ることが大切です。
⑧オーブンの予熱は必ず行います。
予熱をしていないと、扉を開けた時に温度が下がってしまうのできちんと膨らまない原因となってしまう恐れがあります。
十分、予熱がされたオーブンで焼いてくださいね。
⑨型抜きしたスコーンの生地はすぐさまオーブンにて直行してください。

ベーキングパウダーは粉やお水を含んだ時点で生地が膨らみ始まってしまいます。
パンの生地のように休ませることなく、生地の上に卵を塗ったらすぐさまオーブンへ直行してください。
スコーンレシピについて
上記のコツを参照にしながら、簡単なスコーンのレシピをご紹介したいと思います。
☆究極なプレーンスコーン

強力粉と薄力粉を1対1で作ったレシピです。
材料 (直径5cmのクッキー型約10個分)
薄力粉 160g・強力粉 160g・ベーキングパウダー 大さじ1・塩 小さじ1・お砂糖 大さじ1・有塩バター 60g
牛乳 150ml・卵 1個
作り方
① 薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖をボウルに入れ、ブレンダーかもしくはスプーンやフォークてよく混ぜ合わせます。
② ①に冷たいバターを加え、ペーストリーブレンダーかもしくは指で、そぼろ状になるまでバターをしっかり粉に擦り込む。
(※①ー②までの作業はフードプロセッサーを使ってもOKです。)
③オーブンを220℃に予熱をし、予熱をしたらオーブントレーをオーブンに入れて(中段)温めます。
同時に牛乳と卵をあわせ軽く溶いたものを②に加えて、手早く生地をひとまとめにしておきます。
④生地がまとまったら、生地の周囲を整えながら厚み2cmに手のひらで延ばしてから型抜きで抜きます。生地がなくまるまでおこなってください。
⑤オーブンで温めたトレーを取り出し、手早く型抜きしたスコーンを並べていきます。
刷毛で玉子(牛乳でOK)をスコーンの表面に塗り、オーブンで15~20分焼いていきます。
焼けたら出来上がりです。
まとめ
以上、失敗しないスコーンの作り方のコツを中心にレシピまでご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
ティータイムだけでなく、食事代わりにもなるスコーン。
コツを掴みながら、是非、失敗を恐れずに一度チャレンジしてみてくださいね。
最後にスコーンを食べる時にはクロテッドクリームがあると尚更、美味しくなりますので組み合わせてみてくださいね。