ここ数年にわたり、自然治癒力の1つとしてアロマテラピーが流行していて、アロマテラピーショップが増えてきました。
アロマテラピーには色々な種類がありますが、その中でも「ローズウッド」という精油はご存知ですか?
「ローズウッド」はアロマ初心者の方でも使いやすく、女性には嬉しい肌に嬉しい効果なども認められています。
アロマテラピーの精油は単品で使うのだけでももちろん、効果があります。
しかしながら、他の精油とブレンドをすることで更に相乗効果があるのでお勧めなんです。
そこで今回は肌によいといわれています「ローズウッド」のことに加えて、「ローズウッド」とブレンドして相性がよい精油などについて綴ろうと思います。
ローズウッドについて簡単なプロフィール
ローズウッドはバラににた爽やかな香りの木でブラジルを初めとして南米の熱帯雨林に生息していると言われていまして、古くから家具の材料としても世界中で使われていましたが、今は絶滅が心配されていると言われてます。

そんなローズウッドは香料業界では長く利用された精油だそうで、香水や市販の化粧品などに使われていたとのことですが、精油として広まったのはここ数年とのことです。
ローズウッド精油は一般的な水蒸気蒸留法にてローズウッドの木部より抽出されております。
主な学名 Aniba rosaeodora
科名 クスノキ科
原産国 ブラジル ペルー
主な成分 リナロール・テルピネオール・リモネン・ゲラニオール
※ 子供にも安心して使える優しい精油の1つといわれています。
ローズウッドの主な効能
①心のケアにお勧め
気をつかいすぎたり、心身ともに疲れてしまった時に甘く優しい香りが強力に癒しを与えてくれて神経のバランスをとることによって、集中力も与えてくれます。
②肌のスキンケアにお勧め
スキンケアにとてもすぐれた効能があり、たるみやしわや老化肌に有効といわれているほかに細胞を刺激してくれることで組織を新しくする力もあるため傷の後や炎症効果も期待でき、皮膚炎やにきびにも友好的といわれてます。
妊娠線にもお勧めとのことです。
③疲労回復にも効果があり
疲労回復にも期待ができる上に身体のバリア機能を高めてくれるといわれていますので免疫作用・強壮作用があるともいわれています。
抗ウイルス・抗菌などにも優れているので婦人系や呼吸器系・泌尿器系の感染症にもいいといわれてます。
ローズウッドとブレンドする際にお勧めの精油
先程のローズウッドの効能の中に肌のスキンケアに優れた効能があるとお勧めした通り、ローズウッドは肌の潤いが期待できます。
もちろん、ローズウッドだけでも期待できるのですが、他の精油を混ぜることによってより一層、効果がまします。
では早速、ローズウッドと相性がよいといわれております精油をご紹介したいと思います。
まずはアロマオイル(精油)の相性をみるには精油に応じて、同じ系統の香りのタイプに区分けするのですが、ローズウッドは樹木系にあたるので、同じ樹木系精油とは同じ系統ということで相性がよいといわれています。
同じ樹木系であたる精油は「ティーツリー」・「ユーカリ」・「サイプレス」・「ジュニパー」が同じ系統の精油になりますが、この中でしたら「ジュニパー」肌のケアに向けてブレンドするのがお勧めです。
※ジュニパー精油の肌への主な効能

優れた利尿作用と発汗作用で体のデトックスにつながることでむくみが取れたり、優れた収れん作用がありますので乾燥肌のケアやにきびのケアにもお勧めです。
尚、妊娠中は使用をさけるようにしてください。
そして、異なる系統のブレンドとは同じ系統の精油に比べますと深みなどが期待ができます。
樹木系の場合、異なる系統の精油は「フローラル系の精油」をあわせることで深みがでて、お勧めです。
フローラル系の精油は「ラベンダー」・「ローズ」・「ジャスミン」・「ネロリ」・「カモミール」になりまして、どの精油も肌ケアにはぴったりな精油になるので肌質に応じて、ブレンドされる精油を選ばれたらよいのでは思います。
※ラベンダー精油にあう肌体質

脂性肌・乾燥肌・普通肌・敏感肌・混合肌
※ローズ精油にあう肌体質

普通肌・敏感肌・老化肌・疲れ肌
※ジャスミン精油にあう肌体質

普通肌
※ネロリ精油にあう肌体質

敏感肌・老化肌・疲れ肌
※カモミール精油にあう肌体質 (カモミール・ローマン、カモミール・ジャーマン共に)

乾燥肌・敏感肌
以上、「ローズウッド」のことに加えて、「ローズウッド」とブレンドして相性がよい精油についてつづらせていただきました。
ローズウッドだけでも十分な肌へのケアは潤いが期待できるものですが、ローズウッドと1種類だけでも3-4種類ほどのアロマオイルをブレンドされても肌の相乗効果は期待できると思いますので肌へのケアで精油をブレンドされる際に参考になって頂けたら嬉しいかぎりです。