日常生活の中で子育てや人間関係などで時にしんどくなってしまったり、疲れてしまうことがありますよね。
ほんの些細なことでイライラしたり、起こってしまったりする時にちょっとしたリラックスできる時間があったら!と思いますよね。
そんな中、お勧めなのがアロマの香りだったりします。
アロマの香りで心を落ち着かせることができます。
しかしながら、アロマには沢山の種類があり、実際にリラックスできるアロマってどんなのか?って時に迷われたりしますよね?
そこで今回は心をリラックスできるアロマをご紹介させて頂きます。
リラックスによいアロマとは?
リラックスによいアロマってだけでもかなりいっぱいの種類の精油が含まれます。
リラックス内容に応じても合うアロマテラピーはそれぞれに代わっていくものなので、その時々に合うものを分野分けしてご紹介させて頂きます。
(1) ストレスや緊張をほぐしたい時に。
① ラベンダー

ラベンダー・アングスティフォリア、トゥルーラベンダー、真正(しんせい)ラベンダーなど数々の呼ばれ方があります。
種類によって多少の香りの違いがあったりはしますが、効能的にはほとんど同じです。
唯一、少量であればそのまま体に使ってもよいと言われているアロマで、安全性の高いアロマともいわれています。
爽やかな甘い香りでイライラを感じた時に心を鎮めて、緊張を和らいでくれる効果があり、安眠効果にもつながります。
心・感情・体・精神すべてのバランスをとる香りともいわれています。
体調面ではPMSや生理痛にもよいとわれていて、血圧や心拍を鎮めてくれます。
やけどや風邪予防・気管支炎・冷え性などにも効果があります。
② ゼラニウム

ローズの香りに似たミントを思わせるグリーンで甘く深みのある香りです。
慢性的な疲れを感じてる方、蓄積したストレスや籠ってしまったマイナスの感情を浄化して安定させる効果があります。
心と体、両方のバランスを調整し、憂鬱や不安な気分を鎮めて、気持ちを前向きに明るくさせます。
体調面では気管支炎・インフルエンザ・風邪予防などの細菌などの効果によく効きます。(免疫力もUPしてくれるそうです。)
やや重い香りなので、強すぎると感じたときはラベンダーやベルガモットとブレンド。
更に気持ちが煮詰まってしまった時にはティーツリー・ユーカリをブレンドもお勧めです。
③ ベルガモット

甘さが少なくて、爽やかな香りビーテイストの香りが大人向きで人気です。
心が沈んで情緒不安定な気分の時に最悪な状況の時に救いになる香りともいわれてます。
穏やかでバランスをとれた精神状態に戻してくれます。
安眠効果にも有効とされているので眠る前にもオススメですよ。
体調面では食欲不振・便秘などの消化器系及びニキビ・帯状疱疹などにもよいとされています。
④ ジャスミン

濃厚なフローラルな香り「香りの王様」と呼ばれています。
何か満たされない感じがして、不満を感じており、自分の能力にも自信をなくしたときなどに勇気を与えてくれて、精神にも癒される香りといわれています。
体調面では出産時の陣痛を軽減する、ホルモンのアンバランス、しみやしわの予防にもよいとされています。
⑤ ローズ

華やかでバラらしい印象を与えるフローラルな香り。
女性らしさを引き出し、感情を自由に表現するのを助けることができます。
身体を流れるエネルギーを細胞の隅々まで巡らせる力があります。
体調面ではホルモンバランスを整える、更年期障害・PMSも働きかけてくれます。湿疹・かゆみ・しみにも効果的です。
(2)心配・不安・気持ちが落ち着かない時。
① マンダリン

甘い香りなので子供たちにも喜ばれる香りです。
周りの人や自分に優しく平和な気持ちになりたい時に気持ちを楽にすることができます。
情緒不安定な子供にも効果があると言われてます。
体調面では便秘・下痢・消化不良などにも効果があると言われてます。
② マジョラム

少し鋭くて、温かみがある落ち着いたスパイシーの香り
疲れ切って、肩がパンパンに凝ってる時に精神的なストレスや無気力からも役立つ香り
神経過敏で眠れない時はネロリ・ラベンダー・オレンジなどと一緒にほんのり香らせてみるのもよいそうです。
体調面では腱鞘炎・関節炎・筋肉のけいれん・痛みなど。
③ クラリセージ

スパイシーで甘さがある、ややパウダリーで落ち着いた香り。
幸福感を感じたい時、神経を強化し、安定させるのでイライラや感情的な緊張を抱えがちな時にお勧めです。
体調面では更年期などのホルモンバランスが崩れそうになった時、高血圧、頭痛、ふけ、ケアケアなどにもよいです。
(3)安眠効果を期待したい時。
① カモミールローマン

甘さと酸味の両方を感じられ、まるでりんごのような香り。
かなり動揺している時でもいったん、心を鎮めて休ませてくれる働きがあります。
人間関係・周りの環境、出来事に過剰反応してしまう時などにもオススメです。
眠る前に摂取するとよく眠れます。
体調面ではアレルギー疾患・頭痛・肩こり、リウマチなどあらゆる分野に効果があります。
② サンダルウッド

ソフトな甘さがあるウッディ系でバルサム調の香り。
自分の内面を見つめたい時、深く掘り下げて考えられるようになり、心の働きを抑えてある意味「今、この瞬間」をしっかり自覚できます。
穏やかな鎮静作用と催眠作用があります。
体調面では膀胱炎・冷え性・肌荒れ・脂性肌など
③ ネロリ

苦さと甘さをあわせもった、繊細でフローラルな香り。
心が乱れて、つらい感情にあふれてる日に、ストレスが体の奥まで入り込んでしまった感覚があって何らかの不調が現れてしまった時などに。
安らぎを取り戻し、現実を受け入れて、再び回復する力を与えてくれる、安心感のある香りです。
不眠の方にはとてもオススメです。
体調面では消化不良・腸内ガス・便秘・下痢などにも効果があります。
リラックス効果のある主なアロマの楽しみ方とは?
実際にアロマの楽しみ方とはどんなものがお手軽なのかも簡単にご紹介させて頂きます。
① 芳香浴
アロマライトを使ってはもちろんのこと、もしアロマライトなどもっていなければ、お湯を入れたボウルに精油を数滴落とす方法がお勧めです。
② アロマバス
精油をそのまま落としたらアロマバスになります。
だいたい、3滴~6滴ほど。
天然塩・重曹・乳化剤などを加えると更に効果が得られます。
まとめ
以上、心をリラックスできるアロマをご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
心がしんどくなって疲れた時、アロマを導入することで自然と心が癒されるかもわかりません。
是非、疲れた時にアロマを取り入れて、癒されてみてくださいね。