消費期限の短いパンは、食べきれないとカビが生えてしまったり、保存が難しいですよね。

そんなパンも、上手に冷凍保存すればまた美味しく食べれたり、更に冷凍だからこその活用法もあります。

今回は消費期限のパンの冷凍保存方法、そして美味しい解凍方法や活用方法をご紹介いたします。

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消費期限のパンの上手な冷凍方法は?

食パンの場合は、まず1枚ずつ小分けにラップ又はアルミホイルで包み、更に水分が逃げないようにチャック付きのビニル袋に入れます。

この時出来るだけ空気を抜き、密閉状態にするのが美味しさを保つコツです。

出来立てのパンを買って来たり、自分で焼いたりした場合は、一斤のまま熱が取れるまで待ち、その後カットして小分けにし冷凍します。

熱いうちにカットすると切り口から水分が逃げてしまいますし、ラップなどに水滴が付いた状態で冷凍してしまうと、解凍した時にベチャベチャになり美味しくなくなってしまいます。

パンは空気に触れるとどんどん味が落ちてしまうので、消費期限前でも食べきれないと感じたらなるべく早く冷凍してしまうのがオススメです。

急速冷凍などができる冷凍庫でしたら、その機能を使って冷凍すると更に美味しさをキープできますよ。

冷凍したパンの美味しい解凍方法は?

一番簡単なのは、冷凍状態のままアルミホイルで包んでトースターで焼く方法です。

冷凍保存する時にアルミホイルで包んでおいた場合は、そのまま焼けるので便利です。

トーストにバターやジャムを塗って食べる方は、冷凍状態のパンにバターやジャムを塗ってからトースターで焼くと美味しく焼きあがります。

アルミホイルを使わず、バターやジャムも塗らない場合は、先にトースターを余熱してから冷凍状態のパンを焼くのがオススメです。

冷凍パンをそのままトースターで焼いてしまうと、中までしっかり焼ける前に外側が焦げてしまうことがあります。

先に余熱することで、外側だけが焦げるのを防ぎ、全体を均等に焼くことができます。

冷凍する前のパンの状態によっては、凍ったままトースターで焼いてもパサパサしてしまう時があります。

そんな時は霧吹きで少し水を掛けてから焼くと、しっとり美味しくなります。

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消費期限の冷凍パンを美味しく活用する方法は?

【フレンチトースト】

冷凍パンをレンジで解凍し、その後卵液を染み込ませてフライパンで焼きます 。

冷凍していないパンに比べ、一度冷凍してレンジで解凍したパンは耳まで柔らかく、卵液がしっかり耳にも染み込んで美味しいフレンチトーストが作れます。

同じ方法でクロックムッシュも美味しく作れます。

もしサンドウィッチなどで耳だけが余ってしまった場合も、一度冷凍させてから解凍し、同じように卵液を染み込ませて焼くと美味しく頂けます。

【スープのとろみ付け】

もし冷凍保存が上手く行かず、パンが固くなってしまった時にオススメの活用法です。

冷凍パンをレンジで解凍後、手で細かくちぎり、煮込んだ野菜と一緒にブレンダーやミキサーで撹拌するだけです。

簡単に、とろりとした美味しいスープが出来上がります。

【生パン粉】

冷凍パンをそのまますり下ろすだけで生パン粉を作ることができます。

冷凍しないパンをすり下ろすと水分が多過ぎてしまうので、冷凍パンでなければできないレシピです。

生パン粉を使った料理は、普通のパン粉を使った時よりもジューシーに仕上がります。

揚げ物は冷めてもサクサクですし、ボリュームもでます。

余った生パン粉はチャック付きのビニル袋で冷凍保存できます。

解凍と冷凍を繰り返すと衛生的に良くないので、あらかじめ小分けにして冷凍するとのがオススメです。

いかがでしたか?

消費期限が短いパンも、上手に冷凍&解凍すれば長く美味しさを保てます。

冷凍だからこそできる美味しいレシピも、是非合わせて試してみてください。

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