妊婦さんはよく「お寿司を食べるのを控えるようにしましょう」と言われたり「お寿司を食べちゃいけないもの?」と言われてることが多いですよね。
2年前、実際に私も妊婦でしたがお腹の赤ちゃんに生のお寿司はあまりよくないと聞いていたので、妊娠中は大好きだった回転すしやさんには足を運ばずに我慢していました。
その上、私の母の世代では耳にしたことがないらしく「お寿司を普通に食べていいもの」とも聞いていたので、私がお寿司を制限している自体に母は驚きを隠せずにいました。
なので実際に妊婦中でも「本当に妊婦さんはお寿司を食べていいものなのか?」とよく疑問を感じながら過ごしていました。
そこで今回は実際に妊婦さんは「お寿司を食べてもいいものなのか?」そして、お寿司ネタで食べて大丈夫なネタをお伝えしたいと思います。
妊娠中はお寿司を本当に控えるべきなのか?
まずはお寿司ネタの前に妊婦さんはお寿司は本当に食べてはいけないものか?気になる所ですよね。
お寿司を全く食べてはいけないのではなく?お寿司を食べる量を控えめにしたら基本的には食べても大丈夫なんだそうです。
ただ、いくつか注意点があります。
まず一つ目は食中毒には注意が必要です。
妊娠中はいつもよりもどうしても免疫力が落ちていて、いつもより体調を崩しがちだったりします。
その上、妊娠中は体調を崩した場合でも飲める薬にかなり制限がでてきてしまう上に万が一お腹を壊したりすることによって下痢などを引き起こした場合、子宮の収縮などの危険も伴います。
なのでまずは夏場と梅雨の時期は食中毒になりやすい為ににお寿司を食べる事自体は控えた方がよいでしょう。
どうしても食べたい時は鮮度のいいものを選ぶ必要がありますので買ってきて日が経ったものは基本、食べないことをおすすめします。
私は夏場と梅雨の時期にちょうど、妊娠初期だったこともあり「食中毒が心配なのでお寿司はやめた方がいいよ!」とよく周りの方々に言われていましたがそういう理由だったのですね。
そして、二つ目は「水銀を含んだネタは赤ちゃんの成長を妨げるので控えた方がいい」と言われていますが、
それはなぜか?と申しますと水銀は赤ちゃんの成長を妨げる原因になるからだそうです。
その為、どうしても食べたいのではあれば多くは食べずに摂取も週1回程度の少量にした方がよいそうですよ。
三つめはアニサキスという寄生虫にも注意が必要で、冷凍するとアニサキスは死滅はするもののやはり被害報告がでているので、気になる方はアニサキスが含んだネタも控えた方がよいそうです。
四つ目はリステリア菌とトキソプラズマという食中毒にも注意が必要です。
日本ではリステリア菌の食中毒はあまり報告例がないですが、海外ではよく報告されているために妊娠中は生魚は食べないように言われているんだそうですよ。
食べるのを控えた方がよいネタ
実際に食べるのを控えた方がよいネタをこちらではお伝えしたいと思います。
まずは水銀が含まれてるネタで、赤魚を中心に本マグロ、メバチマグロ、キンメダイ、キダイ、メカジキ、バイガイ。
そして、食中毒を起こしやすいネタで、生貝全般(特にバカ貝、あおやぎ)牡蠣。
寄生虫が含まれている、イカ、鮭、青魚(シメサバ)そして、さんま、鯵なども寄生虫の報告がでているそうです。
後はリステリア菌が含まれている、サーモン及びお魚ではないですが、生ハムも注意が必要です。
イクラも塩分が含まれてるので食べすぎには注意が必要です。
食べても大丈夫なネタ
食べるのを控えた方がよいネタはかなりありましたが、大丈夫なお寿司のネタもありますのでお伝えしたいと思います。
生ものでしたら、白身魚(タイなど)、ブリ、カツオ。
そして、安心して食べられるネタとしては火が通ってるもので卵やボイルしたエビ、アナゴ、炙った魚は大丈夫ですよ。
以上が実際に調べてみた食べても大丈夫なお寿司と注意が必要なお寿司のネタでした。
私もそうでしたが、お寿司が大好きな方が多いはずです。
食べすぎは決してよくないですが我慢しすぎるのもかえってストレスになりやすいものなので、食べる際には殺菌作用としてわさびや生姜と一緒に食べるようにしてお寿司を食べる時には食べる時期や食べる量にはくれぐれも注意をしながら楽しんでいただけたらと思います。