夏も終盤になり、連日続く暑さで夏バテされてる方も多いのではないでしょうか?
夏バテになると食欲もなくなっていきます。
そんな食欲がない時にでも食べやすいのがお酢のレシピを使った料理やドリンクだったりします。
そこで今回は、夏バテ対策にもなるお酢について、更にお酢を使ったレシピなどをご紹介させて頂きます。
お酢のチカラとは?

お酢の中にはクエン酸をはじめとした多糖類の有機酸及び、酸味の元となっている酢酸が含まれています。
クエン酸の中には体の中に入った老廃物を排出して、疲労回復を促してくれると言われていて、
更に自律神経を正常にする働きがあると言われていますのでストレス緩和に繋がります。
そして、唾液や胃液の分泌を促すことで、食欲増進にも繋がります。
また、肥満や過酸化脂質の生成を抑制し、ビタミンCの酸化を防いだりできるのでシミやそばかす・ダイエットにも効果があると言われています。
お酢の選び方について

お酢といっても、製法や原料によってスーパーで安いものから1,000円ほどの価格まで幅広くあります。
ただし、安いお酢の場合は原料米に出どころが不明で、時にはクズ米や古い米が使われていることが多いだけでなく、
発酵の工程すらも削減することでコストを削減していることさえもあるのです。
その為、購入する際には原料をよく見極めることが大切です。
その一方で伝統製法で作られた高級なお酢は、お米をはじめとして、こだわり抜いたものを選んでいるので安心です。
本当に原料をきちんとこだわりぬいたお酢はまろやかで美味しいと言われています。
料理などでお酢を活用するのにおすすめなお酢の種類ですが、
まずは、果実酢を作る時や酢のものなど、加熱しないものには一般的には「純米酢」がおすすめです。

そして、「穀物酢」は強くてキレがあるので、味がはっきりでるので一般的には加熱する料理に向いています。

更に白ワインビネガーやりんご酢などにしても、それぞれの酢に応じても合う調理法なども変わってきます。
お酢を使ったアレンジレシピについて
では、ここからはお酢を使ったお料理のレシピについてご紹介させて頂きます。
(1)紫キャベツの赤ワインビネガーマリネ
今回は赤ワインで且つ、紫キャベツを使ったレシピですが、普通のキャベツでお酢のマリネにされても美味しいかと思います。
食欲がない時にもおすすめなマリネです。
材料
材料 (4~6人分)
紫キャベツ 1/8個・★赤ワインビネガー 大さじ1・★オリーブオイル 大さじ1強・★お塩 小さじ1/2
★こしょう 少々
作り方
① 紫キャベツはスライサーまたは包丁で千切りし、大きめのボールに入れます。
② 小さな容器に赤ワインビネガー・塩・こしょうを入れよくかき混ぜ、オリーブオイルを入れてよく混ぜ合わせます。
③ ①に②を入れよく和え、冷蔵庫で30分ほどマリネしてできあがりです。
(2)冷めても美味しい♡『カリカリ豚コマとなすのスタミナ甘酢だれ』
豚コマを使った甘酢だれです、ナスは今時期、シーズンのお野菜なのでおすすめです。
材料 2人分
豚コマ切れ肉 150g・なす 1本(200g)・片栗粉 適量・菜種油 大さじ3
★ 醤油、酒 各小さじ1・☆ ニラ(ザク切り)2〜3本・☆にんにく、生姜(みじん切り)各1片
☆ 醤油、酢、砂糖 各大さじ1と1/2・☆白いりゴマ 大さじ1
作り方
下準備として、
⚫︎ 豚コマ切れ肉は★醤油、酒 各小さじ1を揉み込んでおきます。
⚫︎ なすは、ヘタをとって乱切りにし、ポリ袋にたっぷりの水と共に入れます。
口を閉じ、そのまま5分ほどおいておきます。
⚫︎ ボウルに☆ニラ(ザク切り) 2〜3本、にんにく、生姜(みじん切り) 各1片、醤油、酢、砂糖 各大さじ1と1/2、白いりゴマ 大さじ1を合わせておきます。
① 豚コマ切れ1枚1枚に、片栗粉をまぶします。
② フライパンに菜種油を中火で熱し①を入れます。
時々、上下を返しながら2分ほど、揚げ焼きにします。
カリカリになったら、ペーパータオルの上に取り出し、余分な油を切ります。
※ 尚、フライパンに残った油は、このあと使用するので、捨てないでくださいね。
③ 同じフライパンに、水気を拭いたなすを入れ、全体に油を絡ませます。
蓋をして中火にかけ、時々混ぜ合わせながら、5分ほど蒸し焼きにします。
※ 尚、油が足りなければ、大さじ1プラスしてくださいね。
④ なすに火が通ったら、豚コマ切れ肉(②)と共に☆ニラ(ザク切り) 2〜3本、にんにく、生姜(みじん切り) 各1片、
醤油、酢、砂糖 各大さじ1と1/2、白いりゴマ 大さじ1が入ったボウルにいれてよく混ぜ合わせたら、できあがりです。
⑤ できたても美味しいですが、時間があれば10分ほどおいて、味を染み込ませると、さらに美味しくなりますよ。
(3)りんご酢ゼリー
りんご酢を使ったさっぱりしたゼリーです。
食後にさっぱりしたデザートとしておすすめです。
材料(2 人分)
<コンポート>
リンゴ 1/3個・ グラニュー糖 大さじ2・白ワインビネガー 大さじ1・お水 大さじ2
リンゴ酢 125ml・粉ゼラチン 小さじ2・ 水 大さじ2・グラニュー糖 大さじ1・ミントの葉 適量
作り方
下準備として、リンゴはよく洗い、皮付きのまま1cm角に切ります。
耐熱容器に<コンポート>の材料を全て入れて、ラップを落とし蓋のようにのせます。
電子レンジで約2分加熱して、粗熱を取り、容器に入れます。
粉ゼラチンを水に振り入れてふやかします。
作り方
① 鍋にリンゴ酢、グラニュー糖を入れて火にかける。グラニュー糖が溶けたら火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて余熱で溶かします。
② 鍋底を氷水にあてて、混ぜながらトロミがつくまで冷やし、<コンポート>を入れた容器に流し入れます。
③ 冷蔵庫で約1時間以上冷やしかためます、ミントの葉を飾ります。
以上、お酢の魅力をたっぷりお伝えいたしましたがいかがでしたでしょうか?
是非、夏バテ予防に「お酢」を使ったお料理を食べて、元気にお過ごしくださいね。