世の中の主婦の皆さんは、朝から晩まで、家事に追われ、忙しい毎日を過ごしていますよね。
更に仕事をしている方は、家事の時間は限られ、慌ただしく日々を過ごしているかと思います。
そんな中でも、お弁当作りというのは、なかなかの労力が必要な家事の1つです。
朝早く起きて、彩りを考えて、おかずを何個も作って、キレイに詰めて、と行程も多いですよね。
少しでも楽するには、どうしたら良いのでしょうか?
それは、ずばり、「前日に作り置きをしてしまう」という方法がおすすめです!
「前日に作り置きなんてして大丈夫なの?」と思いますよね。
もちろん注意する点はいくつかありますが、それだけ守ってしまえば、問題ありません。
少しの配慮で、朝の家事が少しでも楽になるのなら、良いですよね。
今回は、お弁当の前日の作り置きについて、徹底解説していきます。
お弁当の前日の作り置きする時の注意点とは?
今の時期は大丈夫ですが、これから少しずつ暖かくなり、更に気温が上昇していくと、カビや雑菌の繁殖が活発になってきます。
その繁殖を放っておくと、食中毒の原因になりかねません。
そうならない為には、次のポイントに注意して、前日の作り置きをしましょう。
◆夜に作り置きをしたら、朝再加熱をする
食中毒を起こす細菌は、10~60度で繁殖し、37度前後が一番繁殖してしまいます。
この細菌を死滅させるには、80度以上が最適で、これには電子レンジで湯気が出るくらいに温めることが理想です。
朝起きたら、作っておいたお弁当を電子レンジで温め、冷ましてから蓋を閉めましょう。
市販の冷凍食品では、冷凍の状態でお弁当箱に詰めて、自然解凍させるというものもありますが、これは特殊な冷却機で瞬間冷凍しているから可能なことです。
同じように手作りのおかずで行ってしまうと細菌が増殖してしまうので、絶対にやめましょう。
◆お弁当を詰める時は、よく水気を切って
湿気は、雑菌を増殖させる原因になります。
お弁当に詰める時、煮物やお浸しなどの汁気のあるものは、よく水気を切って詰めることが大切です。
また温かいまま詰めてしまうと、お弁当箱の中でおかずの熱で水分が発生してしまうので、よく冷ましてから詰めましょう。
◆お酢を使って殺菌する
お酢には殺菌効果があるので、これを利用したお弁当作りもおすすめです。
・お弁当箱をお酢でさっと拭く
・ご飯に小さじ1のお酢をかける
この2つは手軽に行え、お弁当内の雑菌の繁殖を防ぐことができます。
◆塩分多めの濃い味付けにする
塩にも殺菌効果があるので、普段家庭で食べているおかずよりも少し塩や醤油などを濃いめに味付けると良いです。
しかし、塩分の摂りすぎには注意しましょう。
◆梅干しもおすすめ食材です
昔から梅干しは防腐効果があるとされていますが、最近の梅干しは、減塩志向が高いので、あまり防腐効果は期待出来ません。
しかし、梅干しにはクエン酸やリンゴ酸によって胃液の殺菌効果が高まります。
ご飯のお供にもよく合うので、1つ入れると良いですよ!
ポイントを抑えて、お弁当の作り置きも楽々♪
どうでしたか?
とにかく、細菌を増やさないようにすることが重要です。
よく火を通し、よく冷ますということがポイントですね!
注意する点を抑えるだけで、前日に用意出来てしまうなら、明日からのお弁当作りは、前日に済ませることが出来そうですよね。
私は、まだ子供が小さいので、お弁当作りを毎日するということはありませんが、幼稚園に通うようになったら、実践してみようと思います。