ここのところ、急に寒くなってきて風邪をひいてる人が増えてきてますね。
しかも、空気も乾燥してしまうので喉もどうしても痛みやすいです。
公共の場にいくとどうしても避けられないのが保湿がない環境で、インフルエンザなどもどうしてもかかりやすいです。
そして、年齢を重ねていくと免疫力が衰えがちなので、どうしても感染症にかかりやすくなります。
そんな時には日頃から乳酸菌を整えとくことで、免疫力があがって、感染症などの予防にもなっていきます。
そこで今回は、免疫力を整えるといわれている乳酸菌について紹介します。
乳酸菌とは

代表的な善玉菌で発酵に関わる代表的な菌の1つですが、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整え、
有害物質の発生及び病原性細菌の増殖を抑えたり、体の抵抗力や免疫力を高めてくれる働きをする菌のことです。
その種類は数百種類にも及び、人によっても住み着いてる菌が変わってくることもあるからか?
今現在、国内でヨーグルトは7500種類ほど販売されているといわれているんだそうですよ。
ヨーグルトの殆どが牛乳をベースにしてつくったものなのですが、最近、アレルギーや乳糖不耐症の方や牛乳が苦手な方を中心に
豆乳ヨーグルトを食べるようになり、そこから植物性の乳酸菌が注目されるようになったといわれています。
というように、乳酸菌には植物性の乳酸菌と動物性の乳酸菌と2つがあるといわれています。
※ 動物性=乳から生息する、植物性=植物に生息する。
乳酸菌の主な効果とは?

腸内環境を整えてくれる働きをする乳酸菌の主な効果について紹介します。
① アレルギー症状の緩和
② 便秘の改善
③ 美肌・肥満予防
④ 免疫力UP
⑤ ガンなどの成人病予防
などがあげられます。
免疫力をUpしてくれる乳酸菌とは

免疫力をUpさせるのは腸の中に善玉菌を増やしておくことが大切です。
実はかなり身近なものを取っておくことで乳酸菌を補うことができます。
お勧めな食材はまさに発酵食品です。
その中でも保存性の強い漬物が一番よいといわれています。
(※尚、市販のものではなく自家製の漬物がよいといわれています。)

漬物を付ける工程で不可欠なのが、乳酸菌と塩です。
漬物はお野菜の長期保存などに目的で作られるようになったもので発酵すると、食料など不足になりがちのときにも長期保存ができて便利な食材です。
その発酵食品を食べることによって、腸内環境の餌になってくれて、免疫力が上がってきます。
菌と共存することによって、私たちが持ってる菌を育てることが重要となってきます。
発酵食品を取りつつ、体を冷やさないこともとても大切で温度や平熱が低いと発酵食品をいくらとってもうまく吸収されません。
その為、お腹を温めて血行をよくし、腸の蠕動運動も活発にすることが大切です。
そして、本来持っている菌を丈夫にすることで有害な菌を排除する力がつきます。
漬物をはじめとした発酵食品に利用されている乳酸菌は主に植物性乳酸菌と呼ばれるものですが、
それらはもともと材料である野菜から付着している乳酸菌といわれています。
動物性乳酸菌は酸や塩分耐性が弱く、その多くは塩分や胃酸で死滅するといわれています。
その為、生きて腸まではなかなか届かないといわれています。
その一方で、植物性乳酸菌は塩分や酸への耐性が強く、胃酸にも強く生きたまま腸にいくことが多いといわれていて、
且つ、日本人の体との相性がよいといわれています。
植物性乳酸菌が含まれてる食材は、お漬物の他に、ドイツ漬物の一つでザワークラフトや紅茶キノコ(コンブチャ)
お味噌・醤油などがあげられます。
更に豆乳ヨーグルトもよいとされていて、手作りされてるものが多く販売しております。
こちらも植物性乳酸菌が含まれていて、非常にたくさん摂取できるといわれているのでお勧めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
乳酸菌一つ、かなり奥深いですが、日本人にあった乳酸菌を取り入れることで免疫力がアップします。
是非、これからの季節は免疫力Upすることが大切なので生活の中に発酵食品を取り入れてみてくださいね。