妊娠中の腹痛はとても不安になりますよね。

特に初期だと流産などの心配もあり、私も妊娠初期はお腹の様子が気になって仕方ありませんでした。

でも、実は妊娠初期に腹痛が起こる人は多くいます。

今回はそんな妊娠初期の腹痛がどのくらい続くのか、原因は何なのか、危険な腹痛との見分け方についてご紹介いたします。

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妊娠初期の腹痛の主な原因は? いつまで続くの?

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妊娠すると、女性の体の中は急激に変化して行きます。

特に子宮は妊娠に気付く前、受精や着床の段階からどんどん赤ちゃんを育てる体制になって行きます。

多くの方が本来の生理予定日を一週間過ぎたあたりで妊娠に気付き、医療機関を受診し、妊娠が確定します。

その頃、子宮は急激に大きくなる時期で、それに伴って子宮を支える靭帯が引っ張られる痛みが出ることがあります。

子宮の中には胎嚢という、赤ちゃんが入っている袋のようなものがあります。

この胎嚢は1日1ミリという速さで成長して行き、それに合わせて子宮も大きくなります。

妊娠前の子宮と妊娠後期の子宮の容量を比べると、なんと2000倍〜2500倍と言われています。

これだけ大きくなるなんて、子宮の伸縮性には驚きですし、痛みなどが出るのも当然のように感じます。

痛みがいつまで続くのかについてですが、
妊娠中期に入ると多くの人が治まって来る傾向にあります。

ただ、個人差が大きいので一概には言えません。

妊娠中期に入ると胎盤が完成し、悪阻もおさまって来るので、合わせて体調が良くなったと感じる方が多いでしょう。

私も妊娠初期に腹痛を感じましたが、正に生理痛のような痛みでした。

生理予定日付近からそのような痛みが続いていたので、妊娠を望んでいたものの、きっと今回も駄目で生理が来るのだと勘違いしてしまいました。

そのうち腹痛より、つわりの苦しさに意識が行くようになり、気付いたら腹痛は終わっていました。

妊娠初期に腹痛があったらどうしたら良い?

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子宮の正常な動きでの痛みの場合、特別何かをしなければならないということはありません。

ただ、お腹が痛いのは辛いですし、妊娠初期は体を大切にした方が良い時期なので、出来る限りゆったりと過ごして下さい。

そして、腹痛は温めると和らぐことが多いので、お腹を温めることを心がけると良いですよ。

私は妊娠に気付いた時期が寒い頃だったので、カイロをあてて温めていました。

それから、温かい飲み物を飲むと、お腹の中から温める効果もあるのでおすすめです。

妊娠初期はホルモンバランスも変わって来る時期なので、精神的に乱れてしまうことがありますが、そんな時はハーブティーで一息いれると気持ちが落ち着きますよ。

ただし、ハーブの種類によっては子宮の収縮を促してしまうものもあるので注意して下さい。

妊娠中はカフェインを控えなければならないので、私もノンカフェインのハーブティーを愛飲してました。

ハーブティーにはそれぞれ色々な効能があるので、その時の気分や調子で選ぶと楽しいですよ。

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妊娠初期の危険な腹痛は?

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妊娠初期に起こる腹痛で、出血などの異常がなく、軽い生理痛程度のものでしたら心配ありません。

ただし、以下の場合は危険な腹痛の可能性がありますので、注意して下さい。

・出血が続く
・出血の量が多い
・出血が増えて行く
・痛みが強い
・体を休めても痛みが引かない
・痛みが増して行く

妊娠初期には多少出血することがあります。

私も二度の妊娠で、初期には度々出血していましたが問題ありませんでした。

その時の出血はオリモノが少し茶色くなる程度で、一度出血すると2〜3日で収まりました。

ただ、この出血の様子や腹痛の程度によっては子宮外妊娠や流産の兆候であることも考えられますので、心配な時はすぐ医療機関にかかることをおすすめします。

まとめ

妊娠初期は体の変化に敏感になりますよね。

腹痛は子宮が大きくなる過程で起きる問題のないものの場合もありますし、危険なものもあります。

腹痛が出た時には、ゆったりと体を休めて、様子をみてみましょう。

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