9月も中頃を過ぎて、朝晩がずいぶん涼しくなってきましたね。
秋といえば、梨が出回る季節かと思います。
この時期、気温差から喉などからくる風邪なども流行ってきております。
そんな時に梨はおすすめで且つ、整腸作用など沢山の効能があるといわれています。
そこで今回は今が旬の「梨」について主な効能について紹介します。
梨とは
梨は昔、なんと弥生時代から食べられたといわれていて、なんと9割が水分でできている果物なんだとか?
梨の種類は実に細かくいうと30種類ほどあるそうです。
まずは日本産の和梨といわれるもの。
そして、西洋品種の洋ナシとわかれて、
その中でも大きく和梨は「青梨」と「赤梨」の2種類があるといわれています。
① 和梨の特徴

一般的な梨は和梨のことを指します。
水分の多さと噛んだ時の特徴的な食感に非常にすっきりとした味わいです。
「青梨」
二十世紀・越後綿・秀玉(しゅうぎょく)・なつひめなど。
「赤梨」
幸水・豊水・彩玉(さいぎょく)など。
② 洋梨の特徴

洋梨は非常に濃厚で甘みが強いもので、食感もねっとりし、特徴的な形をしています。
梨の主な効能とは
東洋医学では秋の臓は「肺」といわれているそうで、肺を潤す食べ物を食べることで病気を防いでくれる働いてくれます。
そのため、水分が多い梨をはじめとした、れんこん・キャベツを食べることによって肺を乾燥から守る働きがあります。
更に東洋医学では梨のしぼり汁が咳止めや喉を潤す効果があるといわれてます。
ではここからは主な効能について紹介します。
① 整腸作用
梨にはソルビトールという果糖の一種が含まれていて、そのソルビトールに整腸作用があるといわれています。
更に普通の糖分に比べたら低カロリー且つ、虫歯にもなりにくい特徴があります。
ただ、食べすぎは下痢になってしまう恐れがあるので注意が必要です。
② 食物繊維
梨には食物繊維も含まれています。
デトックス効果および、体内への脂肪吸収を抑制する効果が期待できます。
③ カリウム
梨にはカリウムも含まれていて、体内のナトリウム量を調節し、血圧抑制・体内の余分な塩分排出をしてくれます。
更に解熱も期待できるので、夏バテおよび夏風邪にも効果があります。
夏風邪による喉の渇きもおさえてくれます。
④ 抗酸化作用
梨にはタンニン、ポリフェノールが含まれています。
そのため、抗酸化作用も働いてくれるので生活習慣病の予防にも役立ちます。
⑤ 疲労回復
梨にはクエン酸も含まれているので、クエン酸に含まれている疲労回復に高い効能を発揮します。
⑥ 二日酔いに効果的
二日酔いになると喉が渇きます。
そんな時や体がほてる時にも効果があるといわれています。
消化も助けてくれるので、日頃からお酒を飲まれる方や飲まれる機会がある方におすすめです。
※ 更に体内のたんぱく質合成及び、エネルギー代謝の促進などの効果が期待できるアスパラギン酸が含まれています。
梨のアレンジ方法について
梨はそのまま食べるのもおいしいですが、ほかにも活用方法があります。
そこで、今回は簡単なアレンジ方法を紹介します。
① 梨シロップ

風邪をひいて喉がイガイガするときなどにおすすめです。
梨をジューサーにかけて、氷砂糖もしくははちみつを加えて煮詰めていきます。
このシロップを1日に数回飲むことで、喉のイガイガが改善していきます。
② 蓮梨汁

梨とレンコンを同量をジューサーにかけて、ジュース状にしたことで二日酔いが改善されます。
更に欧米ではサラダの中に梨を加えたり、朝鮮半島では漬物や料理にも活用しているといわれています。
梨をコンポート状にし、パウンドケーキに加えてもおいしいです。
まとめ
以上、今が旬の「梨」について主な効能について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
これからの時期、冬に向けて乾燥してきます。
その為にも今が旬の梨を積極的に食べて潤いを持たせてくださいね。