今は電化製品がとてもよいものが普及されていて、ごはんを鍋で炊く方は少ないかと思いますが、

実は鍋で炊いたごはんはとても美味しいのをご存知ですか?

私は先日の台風の被害で数日間、停電生活を余儀なくされまして、その際に何度か鍋でごはんを炊く経験をしたのですが、

しかしながら、炊き方を全く知らなかったのでレシピを見ながらではありますが、

これがものすごく美味しくて感動したのです。

しかも思っていた以上に手軽にできたりするんですよ。

そこで今回は鍋を使って炊く美味しいごはんの炊き方を紹介します。

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鍋で作る美味しいごはんの炊き方とは

鍋で炊くって大変なイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、

水の浸水さえきちんとしていれば炊飯器で炊くよりも断然美味しくて、思っていた以上に簡単にでき、

作る時間は浸水が済んだら30分もかからずにできるので、実に意外な部分も多かったりしますよ。

そして、一度鍋で炊いたごはんを食べると格別に美味しいので何度も食べたくなるかもです。

では早速、炊き方を紹介します。

● 材料 (2-3合分)

(1)2合を炊く場合

米  2合・水 450mlが目安

(2)3合を炊く場合

米 3合・水 650mlが目安

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● 作り方

下準備として、普通にお米を研ぐまでは一緒なのですが、

そのあとに「しっかり浸水すること」が大切なのです。

お米は乾燥野菜のようなものなので、鍋炊きでスムーズにお米の芯まで火を通すためにも事前に水分を吸わせておく必要があります。

浸水時間の目安として、冬場は1時間くらい・夏場は30分くらい。

(※ただし、それぞれのお家の環境の室温などによっても時間が異なります。)

じっくり、吸わせることが大切です。

お米を浸水していくと透明感のある状態から徐々に真っ白に変わってきます。

全体が白濁したら完成です。

では、ここから本格的に炊き方を紹介します。

① 水の分量について。

 米が浸水できたら、ざる上げして水をしっかり切ってから鍋に移します。

 加える水の量は2合に対しては水450ml、3合に対しては水650mlを目安に水を加えていきます。

② 火加減と時間について。

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 炊く前に米が平らになるように手でさっと混ぜてから、鍋を火口の中央において中火にかけます。

(※ 2〜3合炊くならはじめから強火はNGです)

「鍋の中でぶくぶく音がする」、「蓋から泡がこぼれ出てくる」などして、沸騰が確認できるようになります。

「沸騰したらそのまま2分炊き、その後火を少し弱めて3分、続けて弱火に落として5〜7分炊く」のが基本の炊き方です。

合計12分ほど炊いたら蓋を少し開けてみて、水分が残っていないかを確認します。水がなくなっていれば炊き上がりです。

※尚、ご飯表面や鍋肌から水や泡がブクブク出ているようなら、まだ水気を飛ばし足りていない状態です。

その場合は弱火のまま水気がなくなるまで、追加で1〜2分ごとに確認しつつ火にかけてくださいね。

炊き上がれば蒸らしの10分に入るのですが、蓋を開けたことで鍋内の温度が下がっているので、蓋を戻してから中火に5〜10秒ほど火にかけてください。

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③ 鍋炊きご飯の炊き方(蒸らして完成!)

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炊けたご飯は蒸らしてはじめて芯までふっくら美味しくなります。

その蒸らしの時間は10分ほどで、蓋をしたまま待ちます。

蒸らしを終えた後、しゃもじでさっくりと混ぜてからいただきます。

※食べるまでに時間がある場合は、布巾を蓋と鍋の間にはさむなどしてそのまま置いておくか、

余分な水分を吸ってくれるおひつなどに移すとよいです。

④ 土鍋や吹きこぼれやすい鍋で炊くときは?

中の水が沸騰した後に吹きこぼれないくらいの火加減まで弱めるとよいです(※尚、鍋に合わせて適宜調整をしてください。)

吹きこぼれない火加減で3〜4分炊いたあとに、弱火に落として水気がなくなるまで火にかけるようにしてください

(水が飛びにくいので基本の炊き方よりも時間が少し長くかかると思います)

まとめ

以上、鍋を使って炊く美味しいごはんの炊き方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

実際に私は上記のレシピを使って何度か炊きましたが本当にふっくら美味しくできます。

予想以上にお手軽に作れるので、是非、一度試してみてくださいね。

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