私が幼い頃は給食に毎回出るほど、牛乳を毎日飲むのが定着していたにもかかわらず、ここ数年で牛乳は体に悪いという説が広まって、飲まない方が増えているようです。
元々、牛乳が苦手な私は大人になってからはほとんど口にしなくなりましたがある日、牛乳にもさまざまな種類によっては体に悪いものばかりではないということが徐々にわかってきました。
そこで今回は牛乳は本当に体に悪いものなのかを詳しく追求していきたいと思います。
牛乳が体に悪いといわれてしまった訳
日本の牛乳の多くは有害な乳タンパクであるガゼインや乳糖が含まれてるといわれています。
その中でも乳ガゼインとは血液中の中で凝固してしまうものなのでで、乳ガンや授乳中におっぱいがつまってカチカチになって熱を引き起こす乳腺炎を引き起こす原因のひとつといわれているからだと思われます。
その他にも自閉症や発達障害の原因にもなることがあるんだそうです。
そして、乳牛に投与される抗生物質・ホルモン剤・残留農薬の多くが乳ガゼインに残留してしまっている現状があり、乳タンパクをそのまま含んでしまう日本の牛乳に蓄積しているんだそうです。
しかしながら、牛乳以外の乳製品が全て被害をうけているか?といいますとそうではないそうでして、乳脂肪が高いほど安全であるといわれているので生クリームになるとその害は60-70%ほど除去されてるとのことで同じ乳製品でもバターや純生クリームといったものには害がないと言われています。

牛乳は体質によっては気をつけなければならない方
まずは下記の症状をお持ちの方は牛乳を摂取するのに注意が必要です。
①牛乳アレルギーお持ちの場合
ミルクに含まれるタンパク質が引き起こしていわれているもので、蕁麻疹・皮疹・嘔吐・下痢、便秘、鼻炎、胃の痛みなどの症状がみられて、幼児に多く見られてます。
成長と共に症状がなくなるといわれていますが、長い方では20歳まで持ち越すこともあるそうです。
②乳糖不耐症お持ちの場合
上記でもお伝えしました日本の多くの牛乳に含まれる乳糖という成分を分解する酵素を持たない体質の方が乳糖を摂取することによって軟便や下痢を引き起こす場合を乳糖不耐症といいます。
実は私の息子が乳糖不耐症もちでして、実際にその症状でミルクや母乳にに含まれています乳糖の成分だけで授乳中は長期の下痢に何度も悩まされました。
しかしながら、日本人には乳糖を分解する酵素を持ちえてない人は非常に多いといわれていまして、よく牛乳やヨーグルトをを飲んだ後にお腹がゴロゴロいったり、下痢や軟便しやすい方は乳糖不耐症の症状で体が拒絶反応をおこしているためなんです。
自覚症状がなく常識の量を摂取している分には健康上に問題がないそうですが、息子のように乳糖不耐症もちでも日本人の体にあうような牛乳をチョイスをするとそのようなトラブルは避けられると思います。
日本人にあう牛乳について
日本の牛乳の多くは有害な物質などが含まれていたりしますが、製品化の際に脂肪球の均一化ということをしていまして、そのことでたんぱく質や脂肪球が変質してしまうことにあります。
そのために胃にとどまる前に腸に到達してしまうために体の栄養になる前にお腹がゴロゴロしてしまうのですが、脂肪球というのを均一化しないで作った製品や出来る限り絞りたてたそのままの牛乳を「ノンホモ牛乳」や「パスライスド牛乳」といいまして、これらでしたら胃の中にきちんととどまるだけでなく、ゆっくりと腸を吸収してくれるので消化吸収もよいために体の栄養にもしっかりなってくれます。
ヨーロッパではすっかり「ノンホモ牛乳」が主流です。

日本でも自然食品店や食にこだわった自然派や宅配など、限られてる場所ではありますが「ノンホモ牛乳」や「パスライスド牛乳」は購入できますよ。
乳糖不耐症の息子でも普通の牛乳・ヨーグルトは駄目でも「パスライズド牛乳」は飲むことができてます。

以上、牛乳は本当に体に悪いものなのかを詳しく追求していきましたがいかがでしたでしょうか?
牛乳も商品によっては決して、体に悪いものばかりではないのですが、あくまでも自らの体の様子にあわせることが最も大切なので日常的に飲むというよりかはジュースのような嗜好品のように愛飲するくらいにとどめておいて、牛乳をセレクトされるとよいのではと思います。