革靴を履くと、大人の仲間入りをした気分になりますよね。
履くだけで、気持ちもシャキッとしますし、なんと言っても革独特の匂いとツヤっとした質感が素敵です。
ですが、いざ始めての革靴を買っても、お手入れ方法が分からないという人も多いのではないでしょうか?
お手入れをしないで履いていると、見た目も残念ですし、長持ちさせる事ができません。
今回は、意外と簡単?!な革靴の正しいお手入れ方法をご紹介します。
この方法を覚えてしまえば、億劫な革靴のお手入れも楽しくなっちゃうかもしれないですよ。
キレイで長持ち!革靴のお手入れ方法はコレです!
早速お手入れの手順を見ていきましょう。
1.ブラッシングで埃を落とす
ブラッシングは、可能な限り毎日行いたいお手入れです。
ブラッシングをすることで、目に見えない小さな埃を落とすことが出来ます。
ブラッシングをする時の注意点は、力を入れすぎないことです。
力が入りすぎると靴を傷つけてしまう可能性があるので、注意が必要です。
ブラシには、馬毛と豚毛の2種類があり、馬毛の方が柔らかいので、毎日使うには、馬毛がおすすめです。
2.柔らかい布で拭く
これは、2~3日に1回やりましょう。
毎日出来るようであれば、毎日でも良いです!
コットン製の布で、埃や汚れが気になった時に、拭き上げます。
コットン製の布は着なくなったTシャツなどを適当な大きさに切って使ってもいいです。
3.靴用クリームを塗って磨く
これは、やりすぎると靴を傷めてしまうので、月に1~2回程度がベストです。
靴をブラッシングして、布で拭いた後に、行うとよりキレイになります。
クリームを塗る時は、つま先からかかとに向かって、まんべんなく塗り、丁寧に磨き上げます。
その際、2の行程と同じく、柔らかい布を使いましょう。
靴用クリームには、汚れ落とし用と保湿&ツヤ出し用の2種類があります。
クリームの使い方は、最初に汚れ落とし用を先に塗って、汚れを拭き取り、その後保湿&ツヤ出し用を塗って、柔らかい布で磨くように拭き上げます。
布では塗りにくい所には、かための豚毛のブラシを使うと、まんべんなく塗ることが出来ます。
4.防水スプレーをふる
これは、月に1~2回行いましょう。
防水スプレーには、水をはじくこと以外にも、油などの汚れがつくのを防ぐ効果があります。
防水スプレーは、屋外で使うことをおすすめします。
屋内で行う時には、床につかないように新聞紙を敷き、しっかり換気をします。
靴全体にスプレーをしたら、5~10分程度乾かし、柔らかい布で拭きます。
乾かすのは、直射日光の当たらない場所で行って下さい。
3の行程の後、そのままの流れでやるのがおすすめです。
5.靴底にミンクオイルを塗る
これも、月に1~2回行いましょう。
ミンクオイルには、水をしみこみにくくし、靴底の乾燥を防ぎ長持ちさせる効果があります。
ミンクオイルを指に少しだけとって、縫い目に塗り込んでいきます。
オイル自体は革にとって良いものなので、靴底全体に塗っても良いですが、滑りやすくなるので、注意が必要です。
革靴をキレイに長持ちさせるポイントをしっかり押さえよう。
全行程を紹介しましたが、「ちょっと面倒だなぁ」と思ったら、1,2の行程だけでも良いですよ。
もし、それでも汚れが気になるようであれば、3~も行いましょう。
慣れない内は、出来ることから行えば良いです。
キレイな革靴を履くと、気持ちが良いですし、見ている相手にも好印象を与えます。
おしゃれは足元からですよ!