最近、すっかり朝晩が急に冷え込んできましたね。
朝晩の気温差で体調を崩したり、今頃になって夏の疲れや寝不足などが重なってついに風邪をひいてしまった方が多くなってきました。
そんな時、主婦や会社員の場合など寝込むわけにはいかないのですぐに効く市販の風邪薬を飲みますとだいたいの市販の風邪薬は眠くなってしまうために家事及び業務などに支障がでてきてしまいがちですよね。
そんな時でも飲んでも大丈夫な市販風邪薬で効く上で眠くならない薬があったらなといつも感じていました。
しかしながら、調べてみたところ眠くならない風邪薬をいくつか見つけることができましたのでいくつかご紹介したいと思います。
眠くってしまう成分の入った風邪薬の理由とは?
そもそも、市販の風邪薬には大半眠くなってしまう成分が入っていることが多いと思いますが、調べてみたところ、その原因と言われているのが「抗ヒスタミン剤」という成分っていうのが入っていて、その成分が眠くなると言われています。
風邪をひきますと咳や鼻水が出て、苦しいことが多いですよね?
そのような症状のことを「ヒスタミン」を引き起こすといわれていてその「ヒスタミン」を抑えるのにつかわれてる薬剤が「抗ヒスタミン」になるんだそうです。
「抗ヒスタミン」を服用することで「ヒスタミン」の症状を抑制してくれる働きから、眠気や頭がぼーっとしてしまったりしてしまうんだそうですよ。
花粉症や鼻炎の薬などにもよく「抗ヒスタミン」が入ってますが、やはり同じく眠くなってしまう成分のもので病院の処方箋の場合にも症状を抑えるのに「抗ヒスタミン」が入っている場合などがありますが、その場合は処方箋の書類によく「激しい運動」や「運転などを避けてくださいね」と記載されてることが多いですが、頭がぼーっとする作用があるからだったんですね。
ただいま、「抗ヒスタミン」を抑制する「第二世代抗ヒスタミン」というものが開発中らしいですが、市場にまわるには当分先になりそうです。
そうなってきますと、やはり眠くならない薬「抗ヒスタミン」が含まれない市販の風邪薬が必要になってくるようです。
眠くならない風邪薬とは?
「抗ヒスタミン」が入っていない風邪薬をいくつか?ご紹介したいと思います。
一つ目、「改源 60包」
のどの痛みや発熱、頭痛などの風邪のひきはじめにおすすめの風邪薬だそうです。
「抗ヒスタミン」と便秘を起こしやすい成分が入っていないものになります。
粉薬なので小さなお子様から大人の方々まで飲めるそうですよ。
ちなみに7歳以上のお子様や粉薬が苦手な方でしたら同じ改源より「改源かぜカプセル」というものと5歳以上のお子様でしたら「改源36錠(60錠)」という小さな錠剤のものも販売されておりますのでこちらもおすすめですよ。
二つ目、「清風散N 12包」
生薬を中心に配合した製剤で熱を下げたり、咳を止めてくれたり、痰を切れやすくするためなどの作用にいいそうです。
携帯に便利なアルミ分包の包装になってるので、持ち歩きにも便利。
そして、生薬製剤なので眠くならない成分が入っているので安心できますよね。
三つ目、「パブロン50 顆粒 12包」
麦門冬湯乾燥エキスを配合したかぜ薬で、熱を下げてくれて、喉などの痛み、咳をしずめて、たんを出しやすくしてくれる作用があるそうです。
やはり、「抗ヒスタミン」と便秘を起こしやすい成分が入っていないものです。
同じパブロンシリーズで「パブロン50錠 48錠」の錠剤のものも販売されておりますのでこちらもお勧めですよ。
四つ目、「葛根湯 エキス 顆粒 12包」
生薬の一つ、葛根湯で風邪のひきはじめの咳・鼻水・頭痛・肩こりなどに効果的で葛根湯エキスを服用しやすい顆粒剤になっております。
生薬のため、抗ヒスタミンは含まれていないのも安心ですよね。
まとめ
個人的には風邪をひいたなと思った瞬間でしたら「葛根湯」がすごく効くのでお勧めです。
風邪をひいてしばらく経った場合でしたら、「改源、パブロン」の方が効き目があると思います。
しかしながら、風邪をひいたときはできるだけゆっくり安静に過ごす事が一番大切です。
栄養ドリンクに消化のいいものを食べて、風邪薬を飲んだ後の夜はぐっすり眠るとより効果的ですよ。
以上、眠くならない風邪薬をご紹介させていただきました。
少しでも皆様のお力になれたら嬉しいです。