自宅に家蜘蛛やゴキブリが目の前に潜んでいることってよくありますよね。

私は大の虫嫌いなので自宅で家蜘蛛やゴキブリを発見したら即座に殺虫剤をかけて殺していました。

しかしながら最近、知ったことなのですが昔は「蜘蛛は神様のつかい」と言われていた由来通り、部屋の中にいる害虫を殺してくれる働きがあるので決して蜘蛛を殺さなかったそうなんです。

しかも、家蜘蛛の種類によっては実はゴキブリを食べてくれる働きがあるとも聞きました。

もし、それが真実であればすごく嬉しい限りですよね?

そこで今回はどんな種類の家蜘蛛がいて、実際にゴキブリを食べてくれる蜘蛛がいるのは本当なのか?を探っていきたいと思います。

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家蜘蛛の種類について

蜘蛛一つでも実際には猛毒なものから家蜘蛛まで1200種類のものが存在するといわれているそうですが、調べてみたところ、実際に家蜘蛛だけでもいくつか種類がありましたのでご紹介したいと思います。

一つ目が「ハエトリクモ」

網の巣をつくらず、ピョンピョンはねて獲物をとっている蜘蛛で、主に名前の通りハエのような小さな害虫を食べてくれる蜘蛛なんだそうですよ。
しかも「ハエトリグモ」にはいくつか種類がありまして、家でみかける蜘蛛は主に「アダソンハエトリクモ」と「チャスジハエトリクモ」が生息していると言われてます。

二つ目が「イエユウレイグモ」

薄い物影が大好きな蜘蛛で隙間や屋内の床下などに潜んでいることがほとんどなんだそうです。

長い手足をもつ蜘蛛なのが特長ともいわれています。

三つ目が「イエオニグモ」

窓の縁や人家の軒下あたりにいることが多い蜘蛛で蜘蛛の特長ともいえる円網を張っていて、褐色や灰色の地味な色のしている蜘蛛なんだそうです。

そして、四つ目が「アシダカグモ」

メスで20-30mm、オスで15mm-25mmの大きさで家蜘蛛でも比較的、大き目な蜘蛛といわれていて、ゴキブリを食べてくれる家蜘蛛とも言われています。

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ゴキブリを食べてくれる「アシダカグモ」について

家蜘蛛には四種類もの蜘蛛がありましたが、ゴキブリを食べてくれる家蜘蛛は「アシダカグモ」だけでしたね。

ここからは「アシダカクモ」について詳しくお伝えしていきたいと思います。

網の巣を作らない「アシダカグモ」は家蜘蛛の中でも大きめな蜘蛛とのことで日本で生息する蜘蛛の中でも一番大きいそうなんです。

寿命も長めでオスで最大5年、メスで最大7年もの長く生き続けてます。

その為、実物を見かけた時にはびっくりすると思いますが、毒をもっていないため無理やり手によってつかまない限り人間をはじめとした蜘蛛より大きいものには決して噛むことがないんだそうなんです。

そんな「アシダカグモ」ですが、自分よりも小さな害虫などを捕食するのが大の得意で動きが早いため大好きな主食である「ゴキブリ」をあっという間に食べてくれるんだそうです。

よく活動する時期は6月~8月ごろといわれていまして冬には一旦、冬眠するのだそうですが冬眠を越しても「ゴキブリ」などのエサが生息する限りは長い間、家に住み続けているそうですよ。

なんと「アシダカグモ」が自宅に2-3匹生息していたら、半年で「ゴキブリ」がいなくなるほどの効果があるんだそうです。

「アシダカクモ」及び「ゴキブリ」は共に夜行性の為に「ゴキブリ」の駆除は夜中に繰り広げられてるといわれてます。

まとめ

「アシダカグモ」見た目が怖くて気持ち悪いものかもしれないですが、「ゴキブリ」駆除にはすごくいいお仕事をしてくれるんですね。

どうしても家蜘蛛が苦手っていう方はハエ叩きなので蜘蛛自体を駆除するしかないのですが、家に「ゴキブリ」が再び、生息してしまうと「アシダカグモ」も再び、生息してしまいます。

「アシダカグモ」はゴキブリをすべて食べきったら、自然と姿を消すともいわれていますので昔の由来通り、家蜘蛛を殺さないで「ゴキブリ」を捕食してくれるのをそっと見守ってみるのもいいかもしれないですね。

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