電車の中、食事に入ったお店、職場で取引先との電話中…
話し声が大きすぎる人って、いますよね。
他の誰かと話している時、仕事などに集中したい時には、迷惑だなと感じてしまいますよね。
悪気はないと分かっていても、声が大きくない人からするとなかなか理解に苦しみます。
声が大きい人には、その人なりに悩みもあるようですが、そもそもどうして声が大きくなってしまうのでしょう?
今回は、そんな声の大きい人の悩みや心理をお伝えします。
少しでも理解を深めると、これから声の大きい人にも優しくなれるかもしれませんね。
どうして声が大きくなっちゃうの?
まず、どうして声が大きくなってしまうのか、その理由と心理を解説します。
◆自信過剰
自信過剰な方は、自分に自信があり、他人に自分の意見を押し通すために、大きな声で話してしまうようです。
自分で自覚のないまま、周りの意見などには耳を貸さず、他人を尊重しないようです。
また、こういった傲慢な人の他に、鈍感で自分の声の大きさに気づかず、周りの迷惑になっていることに気づいていないタイプの人もいます。
このタイプの人は、自分の声の大きさを全く認識していないため、問題意識もないです。
◆必死になっている
強い主張があったり、伝えたい事がある時など、夢中になって話している時は、感情的になり、声が大きくなってしまうようです。
要するに熱くなっている状態であります。
喜び、興奮、怒り、焦りなどなど様々な感情があり、その感情が強くなると、つい大きな声になってしまうことってありますよね?
そういった心理の時にも、声が大きくなってしまいます。
◆雑音が大きい
人は雑音が大きいと自然に大きな声で話してしまいます。
相手に自分の話を伝えたい時は大声で話さなければならないからです。
ヘッドフォンやイヤフォンなどで音楽を聴いている人と話しをすると、声が大きかったりするのは、このことが原因です。
また、電話で話しをしている人をよく見かけることがあるかと思います。
これは通話相手の声が聞き取り辛い時に、これが周りがうるさいからと錯覚してしまうことで、声が大きくなってしまうのです。
耳の遠い人もこれが原因の人が多いようです。
◆家族も声が大きい
普段生活している環境は、とても重要で、家族の声も大きい場合は、子供の頃から大きな声量で話すことが習慣なっているので、自然と地声
が大きくなっているようです。
また、大きな通りに面してたり、線路沿いの家など、常に騒音が多い環境で生活している人もつい大きな声になってしまうようです。
声が大きいのは、改善できる?
声が大きくなってしまうのは、どうしたら良いのでしょうか?
完全策を見ていきましょう。
◆なるべく口を大きくあけないようにする
声が大きくなるということは、自然と声が大きくなるような口のあけ方で発声しているということです。
それを無理矢理小さな声で話すようにしていくという方法です。
方法としては、ただ口を小さくあけるよう意識して話すことを徹底するだけなので、いたってシンプルで簡単です。
◆声のトーンをさげる
声のトーンが高いと低い人に比べ、同じ大きさで話してもうるさく感じてしまいます。
つまり、声の大きさを変えなくても、トーンを落とすことでうるさいといった印象はなくなり、逆にはきはきと良く聞こえるといった印象に変わります。
まずは、相手の話をしっかりと聞き、相手と同じトーンで話すように意識していくことから始めてみましょう。
このふたつを意識して実践していくだけでも、かなり改善されていきます。
それでも改善されない場合は、聴力に問題があることも考えられます。
その場合は、耳鼻咽喉科を受診し、医学の力を借りて治していきましょう。