夏になってきますと柑橘系のすっきりとした味の果物を好むように、香りも柑橘系の香りをかいだ時ってとてもさっぱりして気持ちがよくなったりしますよね。
柑橘は香りの中でもフルーツ系なこともあり、もっともポピュラーで、身近に感じる方も多いかと思いますが、なんと柑橘系の香りにはとてもいい効果が沢山、ありますことをご存知でしたか?
そこで今回は柑橘系の香りの効果について詳しく綴っていこうと思います。
柑橘系の香りの効果とは
柑橘系の香りには心身ともに元気にする効果があるといわれています。
とっても身近な香りなので、男女問わずに好む香りだそうですよ。
しかしながら、柑橘系といっても種類はさまざまあります。
その中でも今回は香りを凝縮しているアロマテラピー柑橘系のポピュラーな香りをピックアップしてお伝えしていきたいと思います。
お勧めの柑橘系のアロマオイル
お勧めの香りをお伝えする前に簡単にアロマテラピーの概要から簡単にご説明したいと思います。
アロマテラピーとは?
植物の香りを使って、心身の不調を癒し健康維持に役立てる働きがあるといわれています。
余談ですが、アロマテラピーという言葉をご存知ではなくても日本でいう菖蒲湯や柚子湯もアロマテラピーの形の1つだったりします。
ではここからはお勧めの柑橘系のアロマオイルをご紹介していきます。
①スイートオレンジ(オレンジ)

香りの効果
甘くて、果実そのままのフルーティーな香りが特徴でほっとくつろいで安心したい夜にお勧めです。
効能 不安・心配・イライラなど精神疾患に。
消化不良(お腹を温めたい時にも)・便秘・下痢・冷え性など。
②ベルガモット

香りの効果
甘さは少なめなものの、爽やかな香りが特徴で、心が沈んでいて情緒不安定な時にお勧めです。
効能 不眠・興奮・情緒不安定・ストレス・便秘・下痢・消化不良など。
※子供がよく眠れない時に芳香浴すると眠りやすくなるといわれています。
③レモン

軽くて爽やかなレモンの香りがします。
香りの効果
集中力や記憶力などを高めて活動したい時や頭がぼーとしがちな時に嗅いだりするのにお勧めです。
効能 消化不良・吐き気・乗り物酔い・むくみ・ダイエット・風邪・冷え性・高血圧など
④柚子

柚子特有の爽やかな香りが特徴です。
香りの効果
心と体を温めて、元気を出したいときや腰痛や肩の痛みなどにも有効で免疫力の向上及びリラックス効果を求めたい時にもお勧めです。
効能 不安・緊張・うつ状態・消化不良・冷え性・肌荒れ・傷・育毛など
⑤マンダリン

甘さが強い香りなので子供が好む香りの1つです。
香りの効果
自分や周りの人に優しくし、穏やかな気持ちになりたい日や情緒不安定な子供にリラックスする効果としてもお勧め。
子供にケアする際にはお腹マッサージが有効です。
効能 不眠・興奮・不安・うつ状態・便秘・下痢・しゃっくり・喘息予防・脱毛など
柑橘系の香りの取り入れ方
ここからはアロマテラピを使った簡単な香りの取り入れ方法をご紹介していきたいと思います。
①香りの拡散(芳香浴)
柑橘系の香りをかぐことによってリラクゼーションが期待できます。
一番簡単な香りの拡散方法としては、お手持ちのマグカップに熱湯を注いでお好みのアロマを3滴ほどおとすもの。
周りの空気の殺菌にも役立つ方法です。
毎日、芳香浴をするのであればアロマライトやディフューザをお持ちになると便利です。
②蒸気吸入
アロマを吸収することによって、気分転換を始めとして、アロマの効能によってはフェイシャルケアなどにも役立てることができます。
柚子などでしたら、風邪予防にもなるのでのどや鼻のケアにも役立てることができます。
蒸気吸入の方法を簡単にご説明させていただきます。
ボウルに洗面器やカップに70-80℃ほどの熱湯をいれて精油を1-4滴ほどいれてから、目をつぶって5分程度、吸い込みます。
吸入中はバスタオルで覆うと更に効果的です。
以上、柑橘系の香りの効果について綴らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
是非、この機会にこれから暑い夏にむけてリラックス効果の高い柑橘系の香りを取り入れてみてくださいね。
尚、柑橘系の精油に共通するのですが、光毒性があることが多いために日中に使用する場合は日光に当たらないように注意が必要です。
※柚子、マンダリンは光毒性が弱いそうです。