皆さん、和紅茶ってご存知ですか?

普段、スーパーなどで購入する紅茶の大半は中国・イギリスなど海外中心で輸入されたものがほとんどですが。

ここ数年で和紅茶のブームとなっていて、今では国内の各地で和紅茶が生産されるようになってきました。

紅茶が大好きな私もいくつかの和紅茶をいただいたことがありますがとても飲みやすくて大好きです。

そんな和紅茶なのですが、生産先によってかなり特徴が分かれたりするので飲み比べると本当に楽しいものですよ。

そこで今回は和紅茶の特徴など、和紅茶について詳しく綴っていこうと思います。

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和紅茶とは?

wakocha

日本で育った茶の樹を使って、日本で加工されたお茶のことを指しています。

和紅茶の他に国産紅茶及び地紅茶と呼ばれることもあります。

今現在でも和紅茶は国内でなんと200箇所を超えていると言われているんですよ。

国内だけでもこんなに和紅茶が生産されてるものなんですね。

主な品種としてはべにふうき・べにほまれ・べにふじなどが使われています。

和紅茶の主な特徴について

海外に比べると日本は昼夜の気温差が少なくて、日照量が少ない環境で育つ日本の茶葉は海外で生産された紅茶に比べると味わいが優しいのも特徴の1つで、

日本人にあった味に仕上がっています。

日本のお水にも日本で生産された和紅茶は非常に相性がよく、癖がなくほのかな甘みを感じやすく普段の食事にあわせるやすく、

大半の和紅茶につきましてはお砂糖及びミルクなしでストレートでも飲みやすく、和菓子との相性もよいです。

☆和紅茶の主な種類として

大きくわけますと「滋納(じな)」・「清廉(せいれん)」・「望欄(ぼうらん)」と3種類あります。

①「滋納(じな)」

旨味を引き出すためにじっくりと時間をかけて抽出するのがお勧めで少し、温度をさげて飲まれたほうが美味しい和紅茶です。

和食や和菓子とあわせたい時にお勧めです。

②「清廉(せいれん)」

熱湯で素早く抽出して、香りを逃がさないうちに楽しむ和紅茶です。温度は高めがよいです。

お茶単体だけでじっくり楽しむのにお勧めです。

③「望欄(ぼうらん)」

海外の紅茶と同じように淹れて、時には濃いめにいれてミルクとも相性がよい和紅茶です。

洋菓子とあわせたい時にお勧めです。

地域別に主な和紅茶の種類

今では日本全国で和紅茶の生産をされていますが、その中でも有名な和紅茶の種類を簡単にご紹介したいと思います。

(1)九州

①鹿児島・屋久島紅茶

yakushimatea

温暖な地域で作られている屋久島産和紅茶は日本でも一番早く収穫されています。

高品質の茶葉で作られた和紅茶は芳醇な香りで渋みが少なく優しい甘さが特徴です。

②佐賀・嬉野紅茶

ureshinotea

日本茶・嬉野茶と同じ茶樹で作られている和紅茶です。

味わいの特徴としては渋みがすくなくて、洋菓子よりもお食事とあわせるのによい和紅茶です。

さっといれずにじっくり淹れても渋みがでないのが特徴です。

③福岡・八女和紅茶

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緑茶の産地としても有名な八女地方は明治時代では紅茶の生産が盛んだったそうですが、規模が小さくなって生産されなくなったと言われてます。

しかしながら、平成22年頃から再び、茶農家や茶製品業者より「八女和紅茶研究会」が発足して生産されたことで知名度があがりつつあるそうです。

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(2)静岡

丸子紅茶(まりここうちゃ)

marukotea

日本紅茶発祥の地と言われています。

花粉症の症状を緩和することで知られています「べにふうき」を最初に和紅茶にしたと言われてるお茶がこちらの丸子紅茶になります。

ミルクを入れずにあっさり、ストレートで頂くのがお勧めの和紅茶です。

(3)三重

伊勢紅茶

isewatea

渋みが少なくて和紅茶では珍しい渋い口当たりと強い味わいなので、ミルクとも相性がとてもよい和紅茶です。

もちろん、ストレートで和菓子や食事とも相性がよいので、お好みで両方楽しむことができます。

以上、和紅茶について詳しく綴らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

今回、ご紹介させていただきました和紅茶は有名なものばかりでまだまだ、沢山の種類が存在します。

決して、高価なものではないので一度、是非、この機会にお試しになってみてくださいね。

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