これからの季節は暑くなると冷たいドリンクが欲しくなりますよね。
そんな時におすすめなのがアイスティー。
自分用に飲むにも、来客の方のおもてなしにもおすすめです。
しかしながら、アイスティーの美味しい作り方って意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
濁ったりして、なかなか自宅で美味しいアイスティーを淹れられないという声も多く聞きます。
そこで今回は自宅で簡単にできるアイスティーの作り方をご紹介させて頂きます。
アイスティーが濁りやすい原因とは?

お店などで頂く透き通ったアイスティーを眺めているだけでもとっても涼し気ですよね。
しかしながら、いざ自宅でアイスティーを淹れようと思うと濁ってしまうことありませんか?
その濁りやすい原因は「クリームダウン現象」と言われています。
なんと、その理由は?茶葉に含まれるタンニンとカテキンが結合し、結晶化しておこるんだそうですよ。
そこで下記からはクリームダウン現象にならないアイスティーの淹れ方を紅茶教室などで
学んだ経験をいかして、お伝えできたらと思います。
美味しいアイスティーのお勧めの茶葉について

まずは、アイスティーにあう茶葉を選ぶことが大切と言われています。
どうしても紅茶の茶葉は中国茶・日本茶に比べるとタンニンが多く、味わいを出すためにもタンニンが必要ではありますが、渋みの成分でもあります。
ただ、紅茶の茶葉によってはタンニンが少なめの茶葉もあるので、なるべくタンニンが少ないものをチョイスすることがお勧めです。
そこでタンニンが少なくて、アイスティーに向く茶葉ですが、個人的に一番お勧めなのがニルギリ・キャンディ。
※ 実際に私も上記の2種類の茶葉を使ってアイスティーを作ることがほとんどです。
そして、その次位におすすめなのはディンブラ(セイロン)、更にアールグレイティーです。
※ もし、ダージリンは渋みが強いものが多いですが、比較的、ファーストフラッシュではあれば、苦み成分が少ないので飲みやすいかと思います。
美味しいアイスティーの作り方について

実はアイスティーの作り方は1通りだけではなく複数通りあったりします。
その中でもすぐに実践できて一般的なアイスティーの作り方を今回はご紹介させて頂きます。
☆ オンザロック式 アイスティーの淹れ方。
材料
お好みの紅茶 ティースプーン 2杯・沸騰したお湯 1人前 150cc・氷 適量(できれば沢山。)
アイスティーを淹れるのに必要な道具。
● 紅茶をつくるジャンピングポット(300cc以上のものがおすすめ。)
● 茶葉を漉した紅茶を入れる容器もしくは普通のティーポット(大き目のものが好ましい。)
● 冷却用の容器 (大き目のメジャーカップがお勧めです。)
● 保存用の容器もしくはお茶などを入れる大き目の容器などでも大丈夫です。
● お茶漉し
作り方
① やかんでお湯をわかします。
(※水道水からの汲みたての空気が沢山入っているお水を使います。)
紅茶の分量分の茶葉をポットの中に淹れて、沸騰させたお湯をポットに注いで3分おきます。
※ 2倍の濃さの紅茶を作るので、お湯は通常の半分にします。
尚、茶葉の大き目のものは5分置いた方がよいです。
大きさや茶葉の種類によって使い分けることが大切です。
② 時間になったら、茶こしでこしながら紅茶をサーバーに移します。(容器でもポットでも可)
※ 甘くしたい際にこのタイミングでお砂糖を加えるとよいですよ。(クリームダウン現象も防ぐそうです。)
③ 冷却用の容器(グラス)に氷をたっぷり入れて、②を一気に注ぎ入れます。(熱い紅茶を急冷します。)
④ マドラーで軽くまぜて、氷が溶けたら、追加の氷を少し加えて出来上がりです。
以上、自宅で簡単にできるアイスティーの作り方をご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
ちょっとしたコツを掴みますと失敗しないで淹れれるようになってきます。
是非、この夏にアイスティーの自宅で淹れるのにチャレンジしてみてくださいね。