誰もがいつまでも健康で長生きしたいと思いますよね。
ですが、「あれ?最近調子が悪いな」などと思った時は、病院で検査してもらうこともありますね。
そんな時、なるべくなら受けたくないと思うのが、胃カメラです。
胃カメラの検査というのは、前日から絶食などの準備が必要で、病院によっては、コーヒーを飲んだらダメという指示があったりしますし、当日の検査も辛く耐えがたいものですよね。
検査を受けるにあたって、一番気になるのは、前日の食事をどうしたらいいのかではないでしょうか。
何時から絶食をするのか?コーヒーやお茶などの水分は摂ってもいいのか?
今回は、皆さんが疑問に思っている胃カメラ前日の過ごし方をご紹介していきます。
憂鬱な胃カメラ前日。。どう過ごせばいい?
さて、いざ「明日は、胃カメラの日だ」となった時、どうやって過ごすのか、一般的に言われていることをここでは説明していきます。
◆消化の悪いものは避ける
消化の悪いものとは、要するに消化に時間のかかるものということです。
消化に時間のかかるものは、天ぷらや唐揚げといった揚げ物や肉類があります。
胃は、炭水化物→タンパク質→食物繊維→油という順で消化し辛くなっていきます。
揚げ物というのは、もちろん油を使って揚げている食べ物なので、消化し辛いことが分かりますよね。
肉類はタンパク質なので、消化されやすいように感じますが、脂肪分が多く含まれているので、消化に時間がかかります。
逆に消化の良い食べ物は、白米やパン、うどん、魚類とされているので、胃カメラ前日は、そういった物を食べましょう。
◆前日の21時までに食事は済ませる
消化に時間のかかるものでも、消化するのにかかる時間は4時間程度とされています。
そう考えると、朝一での検査だとしても、21時までに食事を済ませるというのは、かなり余裕を持たせてありますよね。
病院としては、胃が完全に空になった状態で検査したいと考えているので、念のため早い時間を指示しているようです。
◆飲んでいいのは、水のみ
基本的に水分を摂取していいのは、水のみです。
コーヒー等の胃の粘膜に刺激を与える飲み物や、牛乳やジュース等の胃に残ってしまう可能性のある飲み物は、避けるようにした方がいいでしょう。
飲酒は、もちろん禁止です。
では、タバコはどうなのでしょう?
「食事じゃないし、タバコはいいでしょ!」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、タバコも絶食開始時間から、検査が終わるまで禁止です!
タバコを吸うと、タバコに含まれているニコチンが唾液に溶け出し、胃に流れていってしまうので、そのせいで胃の中がはっきり見えなくなってしまいます。
また、タバコを吸うと血管が収縮してしまい、血流が悪くなり、胸焼けを起こしてしまう可能性があります。
そして、タバコには遺産の分泌を促進させてしまうので、胃が荒れてしまいます。
元々健康には良くないタバコですが、胃カメラを受ける際は、必ずタバコを吸わないようにして下さい。
胃カメラが終わった後は?
やっとの思いで、辛~い胃カメラ検査が終わったら、「やっと何か食べられる!」と思いますよね。
しかし、検査終了直後は、まだ麻酔の効き目があるので、麻酔が効いている間は、食事は出来ません。
なぜなら、麻酔が効いている状態で食事をすると、食べた物が気管に入ってしまう恐れがあるからです。
麻酔は1~2時間程度で切れるので、麻酔が切れたあとで食事をすることをおすすめします。
始めは、少しずつ水を飲んでみてむせなければ、少しずつ食事をとるようにしましょう。
胃カメラ検査後すぐは、アルコールなどは刺激が強いので、やめておいた方が良いでしょう。
また、胃カメラ検査後は、しばらく麻痺したような感覚になりますので、なるべくなら、自動車やバイクの運転は避けて下さいね。
色々とご説明していきましたが、これ以外に病院から指示があった場合は、病院の指示に従うようにして下さい。