これからの時期、季節代わりによって乾燥・吹き出物などの様々なトラブルになることがあります。
そんな時におすすめなのがホホバオイルです。
ホホバオイルにはあらゆる肌のトラブルなどに効果があるといわれている肌に優しいオイルです。
しかしながら、ホホバオイル自体の使い方がわからない方が多いかと思います。
そこで今回はホホバオイルの魅力と使い方について紹介します。
ホホバオイルとは?
ホホバオイルとはホホバ科の植物、ホホバという味にある種子から抽出される植物油のことです。
原産地はアメリカ南西部のアリゾナ州及び、カリフォルニア州からメキシコ北部だそうで、今現在流通しているのはアメリカ・アルゼンチンなどで栽培されたものが多いといわれています。

● 抽出方法
ホホバオイルをはじめ、キャリアオイルの多くは圧搾法(あっさくほう)と実や種を押しつぶして、油を搾りだして抽出しています。

更に抽出する際の温度に応じて、「低温圧搾法」及び「加熱圧搾法」と2つに分けられます。
低温圧搾法は別名「ゴールドプレス」とも呼ばれていて、
低温圧搾法は、「冷搾法(れいさくほう)」や「コールドプレス」とも呼ばれています。
低温圧搾法でいちばん搾りのオイルは、栄養素を豊富に含み高品質になりますが、抽出量が少ないため高価になるといわれています。
それに対して、加熱圧搾法のオイルは熱で成分が変化したり、劣化が早い場合がありますが、抽出量が多いので比較的安価で購入できます。
そのため、オイルの品質にこだわるのであれば圧倒的に低温圧搾法のオイルの方がおすすめです。
ホホバオイルにはオイルの品質として、更に低温圧搾法の中でも精製したものと未精製したものの2種類あります。
① 未精製したもの
未精製したままですと燻製のような独特のにおいがあり、黄色い色をしていることから「ゴールデンホホバオイル」ともいわれています。

② 精製したもの
無色透明で特に匂いしないのが特徴です。

未精製のままのオイルの方が栄養価が高いとは言われていますが、劣化も早いそうです。
ただし、肌の弱い方には未精製のままのものを使用するとトラブルをおこしてしまう可能性があるので精製したものの方がおすすめです。
ホホバオイルの主な効能について
ではホホバオイルの主な効能について紹介します。
① お肌をやわらかく保って保湿する作用(保湿作用)
ホホバオイルにはオレイン酸というものが含まれていて、年齢と共にオレイン酸が減少するため、ホホバオイルを塗ることによって、やわらかく保ってくれる効果があり、ハリとツヤが出てきます。
② 抗酸化作用
ホホバオイルにはビタミンAとEが豊富に含まれていて、ビタミンEは抗酸化に優れているため、
外部の刺激からお肌を保護したり、コラーゲン形成を促進したりする働きがあるので、エイジングケアにも期待できます。
③ 皮脂のバランスを保つ働き
皮脂の多すぎる人でもすくなすぎる人でも皮脂のバランスをとってくれる作用があるので、お肌のテカリや黒ずみ、更にニキビのケアなどにも効果的です。
④ ヘアケアにも最適
市販のシャンプーなどにもホホバオイルはよく含まれているといるだけあり、ホホバオイルにはヘアケアとしてもおすすめです。
髪の毛につけることによって、髪の毛にツヤがでてきます。
更に頭皮につけてあげることで毛穴が綺麗になり、抜け毛・薄毛・白髪の予防にもなります。
ホホバオイルの使い方について
ホホバオイルの使い方は様々、あります。
ここで主なホホバオイルの使い方について紹介します。

① クレンジングとして。
ホホバオイルでクレンジングをすると、毛穴の汚れを浮かせてくれます。
ホホバオイルは肌との馴染みもありますよ。
ただし、油分のためそのままでは洗い流せないので更に洗顔料で洗うことが必要です。
② 髪の毛のケアとして。
上記にも記載しました通り、髪の毛のケアとしてもおすすめです。
使うことによってツヤやハリがでてきます。
③ 手作り化粧品やマッサージオイルの基材として。
アロマオイルなどでマッサージオイルを作るときや、保湿クリームなどを作るときに使用するにも保湿力が高まるのでおすすめです。
そして、ホホバオイルのみでお風呂上りに全身にマッサージとして、オイルを塗るだけでも十分なボディケアになります。
④ 化粧水後の保湿に。
化粧水後の保湿として、ホホバオイルを塗ることで乾燥を防いだりしてくれます。
とてもお肌に浸透力があるオイルなので、油分と水分と一緒にプラスすることで肌への浸透を更に深めてくれますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
保湿力が高くて、あらゆる場面にも使いやすく、美容面などにも優れているホホバオイル。
是非、この機会に一度お試しになってみてくださいね。