お酒のあてや、普通にご飯のおかずの1つとして、餃子を食べる機会があると思います。

私は餃子の皮を購入し、具だけを手作りしているのですが、私のように具だけを手作りして、

餃子の皮を購入する方も多く、沢山の量の餃子を作られる方にはおすすめな方法です。

更に餃子の皮自体を手作りできるのってご存知ですか?

出来立ての餃子の皮はモチモチとして、カリとして、とても美味しいそうなのです。

しかも、作る工程は少し時間がかかるそうですが、意外と簡単にできるそうですよ。

そこで今回は手作りが美味しい餃子のレシピを紹介します。

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手作り餃子の皮の作り方

市販の皮にないモチモチとした厚みと食感は一度食べたらきっと病みつきになりますよ。

作り方工程はパン作りと同じぐらいに長いですが、決して難しくないのが魅力的です。

時間がある休日の日に是非、チャレンジしてみてくださいね。

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● 材料 (24枚分)

薄力粉 100g・強力粉 100g・塩 ひとつまみ・熱湯 100cc・片栗粉 適量(大さじ2〜4) ※打ち粉用

● 作り方

① ボウルに薄力粉、強力粉、塩を加えてよく混ぜます。

② 熱湯を注ぎ、箸でよくかき混ぜてから、箸で全体をよくかき混ぜ、粉がボロボロとそぼろ状になるまで混ぜます。

※ ここでは粉っぽさが残っていてもOK、決して熱湯を分量以上注ぎ足してはいけません。

  水分が多いとコシのないベタッとした生地になるので要注意です。

③ ビニール袋にそぼろ状の生地を入れます。

④ 外側から手のひらで押して、生地をひとまとめにします。

最初は水分が少ないので、きれいにまとまりにくいかもしれませんが、決して水を足さず、じっくり押しながら生地がまとまるのを待ちましょう。

⑤ 袋の外側から、生地を外側から内側へ折りたたみます。

※ 2つ折りでも3つ折りでも、均等にこねることができればどちらでも構いません。

⑥ 袋の外側から、折りたたんだ生地を押して平らにします。

⑦ 5〜6を繰り返し10分ほど行って、生地をこねます。

ポイント★1

足し水はNG! はじめは生地がボロボロと崩れてしまいますが、徐々に水分が馴染んでひとまとまりになってきます。

最初はどうしても水を足したくなりますが、ここでも決して水は足さないことが大切です。

分量の水分で捏ねあげることによって、モチモチとコシのある生地の素となるグルテンが生成されます。

ポイント★2 生地の捏ねあがりの見方

捏ねてすぐは、生地の水分量がまばらで、生地の表面が写真のようにボソボソして色もまばらです

何度か折りたたんで捏ねていくと、次第に表面に変化が生じます。

10分ほど根気よく捏ねた結果、写真のようにしっとりサラサラの表面に変化します。

捏ねあがりは、このように表面の変化で確認するか、もしくは軽く生地に包丁を入れて断面に粉っぽさが残っていないかを見るようにします。

⑧ 生地を丸めて、ラップで包んで30分ほど常温で生地を休めます。

30分ほど生地を休めることで、水分もより均一に落ち着き、美味しい生地になります。

⑨ 生地を手で転がして、30cm程度の長さの筒状にします。

生地を伸ばす際、アルミホイルを下に敷くとくっつきません。

⑩ 生地を24個になるようカットしていきます。

ポイント★3 均等なサイズにカットするために まずは半分にカットし、カットした生地を並べます。

次に、再度真ん中からカット。

あとは1ブロックごとに6等分にカットすると、量に偏りのない生地がカットできます。

⑪ 生地を24個に切り分けたら、乾燥防止のためラップを被せておきます。

1つずつめん棒で伸ばすのには時間がかかるので、乾燥すると生地が扱いづらくなるので、かならず乾燥防止にラップを被せましょう。

⑫ 手のひらで生地を丸め、軽く押しつぶして円状にします。

あらかじめ手で押しつぶしておいたほうが、めん棒で伸ばす時きれいに仕上がります。

⑬ 打ち粉をした台の上で、生地を縦方向にめん棒で伸ばします。

※尚、めん棒がない場合は、アルミホイル等の芯やガラス瓶等でも代用可能です。

⑭ 生地の角度を90℃ずらし、同じ幅になるようにめん棒で縦方向に伸ばします。

生地を伸ばすことで、空気に触れていない水分のある面が露出します。

台にくっつきやすいので、打ち粉をお忘れなく。

⑮ 伸ばし終えた生地は、余分な打ち粉を叩き落とします。

余分な打ち粉はしっかり落としておくと、仕上がりに影響がでません。

⑯ 24個すべて伸ばします。

表面に打ち粉をしてあるので、皮は重ねてもくっつきません。

手作り餃子の皮は固くなりやすいため、必ず作ったその日のうちに具を包みましょう。

包みたてを焼くのが一番美味しいですが、どうしてもその日に食べきれない場合は包んだ状態で冷凍可能です。

焼く時は解凍せずに、凍ったまま焼きましょう。

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市販の餃子の皮でのアレンジ餃子レシピ

上記で手作り餃子の皮の紹介させて頂きましたが、やはりそこまで時間がない方は市販の皮を購入し、ちょっといつもと違ったアレンジ餃子を楽しみませんか?

お勧めのレシピを2つ紹介します。

(1)トイロ家のジューシー白菜餃子

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● 材料(餃子約30個分)

豚ミンチまたは豚肉をFPでミンチ状に 200g・白菜 200g・サラダ油 大さじ2・水 大さじ2

★長ネギみじん切り 細いの1/2本分・★にんにくみじん切り 1かけ分・★しょうがみじん切り 1かけ分

★酒 小さじ2・★醤油 大さじ1・★ごま油  小さじ2・★塩 小さじ1/2・★砂糖 小さじ1

★コショウ 少々・餃子の皮 30枚・片栗粉  適量

● 作り方

① 白菜はみじん切りにします。

FPだと水分が出すぎるので出来れば包丁で。食感を残すために粗めのみじん切りで大丈夫です。

② 塩少々(分量外)を揉みこんで10分ほど放置しておきます。

③ 長ネギ、にんにく、しょうがをすべてみじん切りにする。すべて一緒にやってしまっていいです。

④ ボウルに豚ミンチ、③のみじん切り、★の調味料をすべて加えます。

⑤ サラダ油を大さじ1ずつ加えてそのつどタネに油を吸わせるように混ぜていきます。

⑥ 水を少量ずつ加えて丁寧に混ぜます。
 
分離しないよう少量ずつ!吸い込まなくなるまでまぜていきます。

⑦ ここまで準備出来たら冷蔵庫でひと晩寝かすとさらにおいしいです。

時間がない時はこのまま次の工程でももちろん、大丈夫です。

⑧ ②の白菜を布巾などでしっかり水分を切る。水分をここで切っておかないと水っぽくなってしまいます

⑨ 全体を混ぜ合わせたら生地の完成!あとは餃子の皮に包んでいきます。

⑩ 片栗粉を敷いたバットにできた餃子を並べると水分が出てもくっついて破れないのでおすすめです。

⑪ 焼き方ですが、私はマーブルコートフライパンに多めの油を敷き、しっかり焼き色をつけます。

⑫ 水を回しかけ強火にして蓋をして蒸し焼きにします。

⑬ 水分が飛んだら仕上げにごま油を鍋肌から回しかけ、パリッとなるまで焼けば完成です。

(2)うちの「エビニラ餃子」

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● 材料(大判24個分)

むきエビ 150g・豚ひき肉 90~100g・ニラ 1束・キャベツ 1枚(約70g)・★すりおろし生姜と★にんにく 各1/2カケ分

★醤油と酒 各小さじ2・★砂糖と★片栗粉 各小さじ1・★胡椒 多め・ごま油  小さじ2

● 作り方

① 【むきエビ】片栗粉(分量外)を揉んだ後水でよく洗い、ペーパータオルで水気をしっかり拭き取ります。

 →指で2~4等分分にちぎります。

② 【ニラとキャベツ】みじん切りにしておきます。

そんなに細かくしなくてOKです。水気は絞りません♪

③ 【ひき肉】ボウルに、★の材料と一緒に入れて、粘りが出るまでよく混ぜます。

④ 【アンの仕上げ】③のひき肉に、①のエビと②の野菜とごま油を合わせたら、アンは完成です。

⑤ 【皮に包んで焼く】中火に熱したごま油をしきフライパンに、餃子を並べ入れ、軽く焦げ目がついたら

 水1/2カップを入れすぐフタをして約5分蒸し焼きにすします。

 焦げに注意しつつ、強めの中火がおススメです。

⑥ 水気が飛んだら、ゴマ油(分量外)をスプーンでたらし、皮がパリッとイイ感じに焦げ目がつくまでフタを外してさらに焼いたら完成です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

餃子の皮、時間はかかりますが、手作りができたりします。

更に皮を作る時間がなくても、美味しい餃子が家庭でも簡単にできますよ。

是非、この機会に餃子作りにチャレンジしてみてくださいね。

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