妊娠すると些細なことでも赤ちゃんに何かあったらと不安になってしまいますよね。

特に腹痛は心配で、私も妊娠中に痛みがあると不安で仕方ありませんでした。

今回はそんな妊娠初期の腹痛について、左右別に原因をご紹介します。

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妊娠初期の右側の腹痛の原因は?

【靭帯が引っ張られる痛み】

妊娠初期は子宮がどんどん大きくなる時期です。

子宮が大きくなると、周りの靭帯が引っ張られて痛みが出ることがあります。

右側が引っ張られると右側が痛み、左側が引っ張られれば左側が痛みます。

妊娠の経過が順調な証拠ですので、特に心配はありません。

私も妊娠初期は良く感じていましたが、生理痛のような痛みで、妊娠が確定する前はもうすぐ生理が来るのだと思っていました。

【卵管や卵巣の腫れによる痛み】

妊娠によるものの場合は心配がないのですが、卵巣嚢腫などが原因の可能性もあるので注意が必要です。

腫れている卵巣や卵管の場所によって、右側が痛んだり左側が痛んだりします。

痛みが強く休んでも治らない場合は病院で内診してもらいましょう。

卵巣の腫れは放置すると捻れて激痛を起こすことがあります。

私は妊娠前から卵巣に腫れがあるので、数ヶ月に一度病院でチェックを受けています。

妊娠出産を通じても大きさに変わりがないのですが、もし成長してしまうと大変なので、継続して通院しています。

万一腫れが大きくても、腹腔鏡手術もできますし、私の周りには妊娠中に手術した方もいます。

【着床による痛み】

受精卵が子宮に根を張る時に痛みが出る方がいます。

生理予定日頃に起こることが多いので、妊娠による痛みだとは気付かないケースも。

同時に着床出血が起こる場合もありますが、生理と見分けが付かないことも多く、後から振り返れば着床痛や着床出血だったと気付くことがほとんどです。

痛みは1〜2日でおさまります。

ちなみに、私は第一子第二子共にどちらもありませんでした。

【虫垂炎による痛み】

痛みがあまりに強い、安静にしていても治らない、吐き気があるなどの場合、急性虫垂炎を起こしている可能性があります。

いわゆる盲腸なのですが、一度虫垂炎に掛かっている人は妊娠によって再発することがあるので要注意です。

妊娠初期だと吐き気を悪阻のせいだと勘違いして発見が遅れることがあるので注意して下さい。

妊娠初期の左側の腹痛の原因は?

【靭帯が引っ張られる痛み】
【卵管や卵巣の腫れによる痛み】
【着床による痛み】

以上の3つは、右側の腹痛と同じく、左側でも起きる可能性があります。

【子宮外妊娠による痛み】

今は妊娠検査薬が簡単に手に入りますので、検査薬を使って自分で妊娠チェックをする方がほとんどですよね。

妊娠検査薬の精度はとても高いので、陽性反応が出ればほぼ妊娠は確実です。

しかし、子宮内に着床した「正常妊娠」かどうかは判別が付きません。

着床が子宮以外の場所で起こる「子宮外妊娠」の可能性がありますので、検査薬で陽性反応が出た後は痛みの有無に関わらず、生理予定日を一週間過ぎたあたりを目安に病院で内診してもらいましょう。

子宮外妊娠を放置してしまうと、卵管破裂などの恐れもあります。

腹痛と共に出血が見られる場合もありますので、その時は早急に産婦人科を受診して下さい。

【便秘による痛み】

妊娠初期はホルモンバランスの関係で便秘になることが多くあります。

私も妊娠中は全般的に便秘がちで、左下腹部が痛んだり、酷いと今度は下してしまったりと悩みました。

まずは水分を取り、どうしても駄目な場合は我慢せず病院に相談しましょう。

妊娠中でも大丈夫な薬を処方してくれますよ。

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危険な痛みとそうでない痛みの見分け方は?

妊娠中の腹痛は全てが危険な訳ではなく、中には正常な妊娠の過程で起こるものもあります。

痛みが出たら、まずはお腹を温めて安静にしましょう。

それでも治らない、痛みが強くなるなどの場合は病院を受診して下さい。

痛みと共に出血がある場合もありますが、こちらもオリモノに薄く混じる程度の少量なら心配ないことが多いです。

ただ、生理のような量が出たり、どんどん増えたり、長引く場合は何か起きている可能性がありますので、受診をおすすめします。

いかがでしたか?

特に最初の妊娠は、腹痛や出血があると不安でいっぱいになってしまうと思います。

今はインターネットで簡単に情報が得られますが、不安でたまらない時は迷わず受診することをおすすめします。

先生に「大丈夫」と言ってもらえれば安心ですし、穏やかな気持ちで過ごすのがお腹の赤ちゃんにも一番良いですよ。

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