少し前にTVで以前、人気アイドルがパニック障害だったということで最近、話題に浮上しましたが、現在、パニック障害で苦しんでる方が非常に多いともいわれています。

実は私の身内にもパニック障害だった人がいるので、どんな症状かはなんとなく知っていますが、

どんな症状かをわからない方が多く、実際に一人で苦しんでいることも多いとも言われています。

そこで、今回はパニック障害について、及び詳しい症状までご紹介いたします。

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パニック障害とは?

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今では100人に1人はかかえてるといわれていて、パニック障害とは不安の病といわれています。

その不安症状には2つあるといわれています。

その1つが内因性不安といって、原発性不安と呼ばれるパニック発作時にみられるものと言われていて、理由もなく体の内部から生じてきて、絶滅的でいたたまれない不安になってしまう症状です。

もう1つが予期不安といって、生命の危機感を伴うパニック発作の発作の再発を恐れる不安になってしまうことを指し、その不安を時には2次性不安とも呼ばれていて、正常心理で了解可能な不安ともいわれています。

パニック障害がおきる原因とは?

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環境的な要因が主にとは言われていますが、最近では遺伝的な要因が関係するともいわれています。

パニック障害は発生すると、広場恐怖・対人接触を拒んだり、ひどい場合は外出できないところまで進んでしまい、うつ病までも発症する場合があるので要注意です。

たとえ、家系的に問題がなかったとしても幼少期に親と離別したり、孤独感を感じたり、虐待を受けたり、更にはよかれと思っておこなってきた幼児教育や受験勉強などでの強いストレスやプレッシャーなどを経験したことによって、発症する場合も多くあります。

更には遺伝子、もともと不安の持ち主だったり、こだわりが強い人もなる傾向があります。

パニック障害の発作が起こるときとは?

● リラックスしているときに発作を起こしやすい。

パニック障害はテレビなどをみて、ドキドキしたりするのもよくありますが、

しかしながら、リラックスパニックといって、寝ているときなど、リラックスしている時こそ起こりやすいといわれています。

● 再発を恐れて発作を起こしてしまう。

一度、パニック障害の症状が起こると、再発がとても怖くなってしまって、
また、人に迷惑かけるかもしれない、恥ずかしい思いをする、救急車をまた呼んでしまうなど、

再び、不安と恐怖でいっぱいになってしまうことから家から一歩も出れなくなってしまうのです。

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● 神経質で不安な方、優しくて他人思いの方ほど起こしやすい。

神経質で繊細、もともと不安や恐怖心を強く持っている人に起こる傾向が多いです。

また、人の気持ちを先回りして「こんなことをしたらきっと人に迷惑をかけてしまう」など、自分より他人を重視する優しい方に多い傾向にあり、どうにもならなくなった際には対人恐怖やうつ病も一緒になることも多いといわれています。

逃げられない状況や助けてもらえない状況などの広場恐怖などは親しい友人や身内を困らせたり、接触を避けるなど、社会的なコミュニケーションにも悪影響を及ぼしてしまうのです。

パニック障害の主な症状とは?

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● 前駆症状

本格的な症状が起こる前の半年及び、数時間前から軽い動悸・めまい・息苦しい・意識が薄れるなどの前ぶりな症状がみられることがある。

● 急性期

発作は週に3-7回、重症の場合は1日に何度も起こることもあります。

週に4回以上発作が1か月以上起こる場合は重症といえるでしょう。

● 慢性期

急性期に比べたら、発作の症状は起きませんが、広場恐怖・予期不安などが残り、うつ病と併発する場合があります。

● 非発作性愁訴

発症して半年から数年たつと発作はおさまるものの、なんとなく調子が悪い残遺症状が起こります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

パニック障害、一つあげてもこれだけの原因や症状があるんですね。

もし、同じような症状で悩まれていましたら、もしかしたら、パニック障害かもしれないので、一人で抱え込まずに是非、病院などに受診してみてくださいね。

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