自分で出汁を取るのってハードルが高いと思ってる方が多いかと思いますが、実は意外と手軽だったりします。
その中でもすぐに出来るのが水出し出汁。
使う前夜に準備をしておけば、翌朝には出汁がきちんとでていて使えるし、美味しい出汁ができますよ♪
そして、日持ちも意外と長いのも魅力の1つだったりします。
そこで今回は水出し出汁の魅力と日持ちや簡単ななレシピなどについて綴っていきたいと思います。
水出し出汁の作り方について
作り方は意外とシンプルで簡単なんです。
昆布・煮干し(いりこでもOK)・鰹節などお好みの材料を水に浸けてから、冷蔵庫で6時間以上寝かせたらOKなんですよ。
ちなみに私はよく昆布と煮干しで水出し出汁を作って、常にストックしているんですがとても便利です。

使用する容器ですが、100円の麦茶など用ポットなどでももちろんOKですが、
ポケットが付いた麦茶用ポットなどが一番使い勝手がよいのでおすすめです。

☆ 保存期間について
作ってから、だいたい日持ちは冷蔵保存で3日ほどと思っていたらよいかと思います。
後、冷蔵保存の3日目に水出し出汁を使用する際はやはり初日に比べると出汁が出づらくなってくるので、
最後に使う場合は出汁に使った昆布や煮干しなども一緒に煮詰めて使用されるとよいかと思います。
更にもっと日持ちをさせたい場合は冷凍保存でしたら2週間ほど日持ちがするといいます。
冷凍保存の場合は製氷機でブロック状に凍らせておくと、その時々に使えて便利ですよ。
水出し出汁を使ったレシピについて
水出し出汁を使ったレシピは本当に様々です。
私はよく白ご飯を炊く時のお水代わりやお味噌汁を作る際にも愛用しています。
ご飯もふっくら仕上がりますし、お味噌汁も本来の出汁の美味しさを実感できます。
是非、試してみてくださいね。
ではここからは出汁のレシピについてご紹介させて頂きます。
(1)大根のだし煮

見た目はシンプルだけどもしっかり出汁の味がするのがまた、美味しいんですよ。
材料
大根 1本・だし汁 500cc・塩 小さじ1前後
作り方
① 下準備として、大根は厚めの輪切りにして皮をむき、面取りをします。
そして、片面中央に十字に切り込みを入れます。
② 鍋に大根とだし汁を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で30分ほど煮ます。
※ だしの量は大根がかぶるくらいの量に適宜調節してくださいね。
③ 塩を加えて火をとめて、蓋をしてそのまま冷まします。
※ 一度冷ますことで、大根にしっかり味が染みます。
尚、お塩の量は残った出汁の量によって、適量調節するようにしましょう。
④ 食べるときは再度、温めてからお召し上がりください。
保存容器に入れて、保存も可能です。
(2)たけのこご飯

材料 (2合分)
米 2合・ゆでたけのこ 150gほど・油あげ 1/2枚・木の芽 あれば少々
※ たけのこは大なら1/2本、小なら1本を用意する。
☆だし汁 約300ml・☆醤油(あれば薄口) 大さじ2と1/2・☆みりん 大さじ2と1/2
作り方
① 下準備として、たけのこご飯を炊く前に、米は研いで浸水させます。
※ 浸水時間はおおよそ30分~1時間ほどでOKです。
茹でてあるたけのこは食感が残りますよう、少し大きめに切るとよいでしょう。
先っぽは縦半分にしてから、繊維にそって5mm幅の縦に切って、
根元は繊維を裁つように5mm幅のいちょう切りにします。
油あげは5mmほど四方ほどの粗みじん切りにします。
② 浸水後、一度ざるにあけてしっかり水気を切って、炊飯器の内釜に移します。
そこに☆印の調味料を入れます。
その後、出汁を2合の目盛りを優先に注ぎ入れます。
さっとかき混ぜて、炊く準備の完了です。
③ ②のに油揚げを散りばねて、更にたけのこを加えていきます。
その後、炊飯器でセットし、炊きます。
④ たけのこご飯が混ぜたら、さっくりと全体に混ぜ合わせて茶碗にもってから、お好みで木の芽を散りばねて出来上がりです。
まとめ
以上、水出し出汁の魅力とレシピなどをご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
忙しい方でも簡単に準備して、冷蔵庫で保存するだけなのでとてもお手軽かと思います。
是非、この機会に出汁のデビューとして、水出し出汁を試してみてくださいね。