朝晩、急に冷え込むようになって喉がイガイガしたり、風邪をひいてるかたなどいらっしゃいませんか?
そんな時に是非、おすすめしたいのが大根湯です。
私自身も風邪をひいて熱を出した時によく愛飲しています。
風邪をひいたとき以外にも体が冷えた時など寝付けない時にも芯から温まるのでおすすめですよ。
そんな、大根湯には風邪以外にもあらゆる魅力的な効能がたくさんあります。
そこで今回は自分で手軽に作ることができる大根湯とその主な効能を紹介します。
大根湯とは?主な効能について
昔から知られている伝統的民間療法の一つで、風邪の発熱時・手足が冷えてる時・のどの炎症など様々な効能があります。
一般的には第一大根湯ともいわれています。

★ 大根湯の主な効能について
風邪の発熱時・せき・のどの炎症・腰痛・肩こり・頭痛・急性の膀胱炎・中耳炎・肌荒れ・不眠・鼻炎・頭痛
二日酔い・胃もたれ・胃痛・胸やけ・お腹のはり・便秘・下痢などの胃腸の消化不良・アトピー改善など様々な効能があります。
大根湯だけでなく、大根風呂もおすすめで冷え性や婦人系の民間治療に使われています。
お風呂には大根の葉を使って入浴するとよいでしょう。
大根湯の作り方とは?

では早速、作り方を紹介しますがとても簡単にできるので是非、チャレンジしてみてくださいね。
● 材料
大根おろし 大さじ3・生姜のすりおろし 小さじ1・醤油 大さじ1・熱い番茶(またはお湯) 1と1/2カップ
● 作り方
① 飲む器に大根おろし、おろししょうが、醤油を入れて熱い番茶を注ぎます。
② ①を熱いうちに一気に飲みます。
★ 飲む量について
発熱時はこの量をすべて飲み干します。
飲んだらびっくりするぐらいにすぐに発汗してくれます。
その他の不調の場合は上記の半分の量で大丈夫です。
使うお茶についてですが、一番のおすすめは三年番茶がよくてもし手元になかったらほうじ茶やお湯で十分です。
※ 尚、緑茶はカフェインの量が多いので使わないでくださいね。
ちなみに私はこの大根湯に梅干しをプラスして飲んだりもします。
(☆ 梅干しには血液をサラサラにし、体を温めてくれるのでおすすめです。)
尚、醤油の量はお好みで美味しいと思う量で調節してみてくださいね。
飲むタイミングについて
症状によって飲むタイミングや飲む量が変わってくるので飲むときの参考にしていただけたらと思います。
① 風邪などによる発熱時
寝る前に材料の全量を飲んで、すぐにお布団の中に入りましょう。
そうすると、体がポカポカしてすぐに汗を出してくれるので解熱効果によいと言われています。
もし、この量を飲んでも汗がでない場合はもう少しの量を飲んでみるといいですよ。
② 胃痛・下痢などの胃腸の不調の場合
夕飯代わりにこちらだけを取るようにする、もしくは食事の量を減らして適量飲むようにしてください。
③ 女性特有の症状及びアレルギー症状緩和の場合
この場合は特に飲むタイミングはなくて「飲みたい」時に飲むというのがおすすめです。
その他の飲み方としては、朝食代わりのこちらだけを飲む方法。
朝ご飯の代わりに飲むことによって体がぽかぽかしてきます。
更に朝から起こるだるさや生理痛、更には肩こりにはものすごく効いてくれますよ。
朝食の珈琲代わりに飲むようになると、体調が整うこと間違えないものです。
大根湯で使う食材の効能について

① 大根
大根の辛み成分であるアリル化合物には炎症を鎮めて、せきを止める他、殺菌効果も期待できます。
消化不良を促した食物の分解を促したり、食べ物に含まれている有害物質を吸着して排出する働きがあります。
喉が痛い時などは「大根はちみつ」といって、大根の角切りとはちみつを加えて、その汁を飲むと喉の痛みをおさえてくれますよ。
② 生姜
生のショウガには殺菌効果や消化促進・抗炎症効果があります。
加熱した生姜には体を温めたショウガオールが含まれています。
③ 醤油
たんぱく質を分解してくれるアミノ酸や酵素がたくさん含まれています。
(※そのため、お刺身には醤油をつけて食べるとよいと言われているんです。)
醤油はなるべく二年物構造のものをおすすめします。
そうではないと酵素はほとんど含まれていないのだそうですよ。
④ 番茶
カテキン・殺菌効果に効果があります。
まとめ
以上、自分で手軽に作ることができる大根湯とその主な効能を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
甘いものや乳製品など身体の緩いものばかり食べてしまうと腸の蠕動運動が鈍ってしまいます。
そういうのを促すためにも大根湯は腸を引き締めて便をを出す力を取り戻す力があるのでおすすめです。
是非、手軽にできるのでスープ感覚からまずは楽しんでみてくださいね。