うちの息子が大のパン好きということもあって、週に1-2回は手作りパンを焼いている私ですが、いつも困っているのが保存の仕方です。
手作りパンは基本的に日持ちがしないので、日にちが経ってしまうとどうしても固くなってしまったり、冷凍をするとどうしても焼きたてのような美味しいパンが食べれなかったりしがちです。
そこで今回は手作りパンの保存の仕方について詳しく綴っていきたいと思います。
翌日でもふわふわになるような保存方法
手作りパンの難点といえば、焼きたてはとてもふわふわなのに対して、翌日になってしまうとどうしても固くなってしまいがちでいます。

しかしながら、保存方法一つ変えるだけで翌日でもふわふわな手作りパンが食べれることがわかりましたのでまずはその方法よりご紹介したいと思います。
保存方法のポイント
(1)焼きたてパンが冷め切れないうちに袋にいれて、封を閉じること。
パン屋さんに訪れるとよく、焼きたては封をしないで提供されることが多いかと思いますが、それは逆効果で本来持ってるパンの水分をそのことによって逃がしてしまうそうなんです。
そこで、お勧めな保存方法は下記となります。
①熱いっていう間はひたすら、パンをケーキクーラーなどで粗熱を取ります。

②熱い→温かいという状態になったら、ビニール袋に入れて保存します。

保存していて、水分の汗があるぐらいがベストな保存方法なんだそうです。
(2)可能であれば個別に1個ずつラップで保存する。
白パンやまるパンなど1個ものなどを始め、フォッカッチャなどは1口サイズにカットして保存すると更によいです。

(3)食べきれない分は1食分にして冷凍保存がお勧め。
温かな状態でビニール袋へ保存し、もしそれでも食べきれない場合は冷めてから冷凍保存がお勧めです。
冷凍保存してからだいたい1週間、遅くても1ヶ月以内で食べきるようにしましょう。
※冷蔵保存はお勧めできないです。
劣化し、パサパサになりやすいからです。
冷凍向きのパンの一例
食パン・具のすくないパン・火が通ってるパンなど(レーズンパンなど)
冷凍不向きのパンの一例
汁気の多く、具が入っているパン・野菜や果物などの具の多いパン。
常温保存に適した場所と冷凍保存より解凍方法
①常温で保存をする場合に適した場所ですが、湿気の少ない場所で直射日光を当たらない所にしましょう。
後はたばこのような匂いのきつい場所もお勧めできないです。
②冷凍パンの解凍方法は自然解凍が一番ですが、パンに応じて、温め方法は変わってきます。
その一例をご紹介していきます。
食パン → 自然解凍 → トースターで焼いて食べる。
バターロール → 自然解凍 → トースターで焼く。
クロワッサン → 自然解凍 → 1分ほど焼いて後は余熱で温める。
メロンパン → 自然解凍 → アルミホイルで包んでトースターで焼く。
ベーグル → 自然解凍 → 水分をあてる →トースターで焼く。
美味しく食べられる期間
常温の場合、もちろん、早く食べきること最も美味しく食べられるのですが、沢山作った場合はそういうわけにはいかないですよね。
基本的には2日以内に食べきることをお勧めしていますが、そこでパンの種類に応じて、期間が異なりますので下記にてご紹介していきます。
①フランスパン 約1日
②菓子パン 材料により異なる
③全粒粉配合パン 約2日
④食パン 約3日
⑤ライ麦配合パン 約4日
⑥天然自家製酵母パン 約5日
以上、手作りパンの保存の仕方について綴らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
私も毎週、手作りパンを焼く際におおめに焼いたものは冷凍保存をしていましたが、保存方法など、改めて知ることが多かったです。
まずはパンが冷めないうちにラップやビニール袋で保存し、長期保存の場合は冷凍保存がお勧めです。
解凍の仕方などで味も断然に変わってきます。
是非、日頃から手作りパンを焼く機会が多い方は一度、保存方法などを見直して実践に取り組んでみてくださいね。