美容法の一つとして知られているクレイをご存じですか?
冬場のような乾燥する季節に活用すると主に効果があると言われていますが、夏場も冷房などに当たりすぎて気づかぬうちに肌が乾燥しているので、そのような時にでもクレイは効果が期待できます。
そこで今回はクレイについて綴っていきたいと思います。
クレイとは?

ヨーロッパでは昔から粘土を使用した自然療法の一つとして、取り入れられてるものと言われているもので、
その事を「クレイセラピー」と呼んでいます。
昔、野生動物が泥遊びをした風景をよくみかけたことがありませんか?
実はただ、泥で遊んでいただけではなくて粘土の特性を本能的に活用し、肌を保護したり、傷を癒したりしていたんだそうですよ。
こういう形で動物が粘土を使っていたように、人間にも粘土ことクレイが使われるようになったと言われています。
話は戻りますが、「クレイセラピー」の代表的なものといえば、クレイをパックに使用する「クレイパック」が有名です。
更にクレイには色によって様々な種類にわけられてると言われていて、それに応じても効果が違うそうです。
どんな種類や効果があるのかを下記にて詳しくご紹介していきたいと思います。
クレイの主な効果について

クレイには体に作用するいくつかの効果があると言われています。
その効果のほどについてご紹介させて頂きます。
① 天然ミネラルが豊富に含まれています。
地中にて数億年とかけて岩石より作られているクレイには人工的にはできないミネラルがたっぷり含まれているといいます。
② 体内の老廃物を取り除く作用が含まれています。
長時間のせておくことによってお肌の表面だけではなく、体内の老廃物まで取り除いてくれています。
※ 特に吸着力の強いクレイの場合、皮脂力を取りすぎてしまうので注意が必要です。
敏感肌及び乾燥肌の場合は吸着力のおだやかなものをチョイスするとよいでしょう。
③ 肌の汚れをとって、肌をつるつるにします。
定期的に使い続けることによって、血液循環の促進や殺菌・抗炎症作用があると言われているので肌がふっくらとやわらかくなり、
肌をつるつるとしてくれます。
クレイの種類について
まずはクレイは世界各地に採掘されていると言われています。
クレイセラピーとして選ぶ場合はいくつかのことに注意して選ばれるとよいです。
① 汚染されていないもの。
② 成分分析がなされていないもの。
③ 乾燥した後、パウダー状になっているもの。
決して、農薬が含まれているクレイを使用してしまうと逆に肌などに悪影響を及ぼしてしまうため注意が必要です。
★ クレイの主な種類について
(1)グリーンイライト
クレイの中で最も使われている種類のものと言われています。
ヨーロッパでは医療用として使われているそうです。
吸収性が最も強いものと言われていて、老廃物の吸収・外傷・むくみにも効果があります。
美容パックをはじめ、クレイバスや髪の美容パック、ハンドケアに使うのによいそうです。
(2)ホワイトカオリン

もっとも粒子が細かいクレイで、ふんわりとして感触も優しいものです。
化粧品やエステによく使われていて、ヨーロッパでは皮膚再生及び傷の修復にきくクレイと言われてます。
敏感肌や乾燥肌の方でも安心して利用できるので、クレイ初心者にもおすすめです。
マイルドな効果なのでお肌パックにぴったりのクレイです。
(3)イエローイライト

カリウムと鉄分などの天然ミネラルが豊富に含まれているので、疲れを取る時に効果があると言われています。
日焼けした後の肌や髪の毛が傷んでいる時のヘアケアなどにも有効があります。
(4)レッドイライト

天然ミネラルの中でも特に鉄分が多く含まれてるのが特徴のクレイです。
血流をよくする作用が高いため、冷え性の方には特におすすめです。
ヨーロッパではセルライトに働きかけることでも注目を浴びています。
※高血圧の方及び妊娠中の方は使用不可です。
(5)グリーンモンモリナイト
カルシウム・マグネシウムなど天然ミネラルが豊富なクレイです。
他のクレイのケアの後の仕上げに、ピーリング代わりとして使われています。
脂性肌やニキビケア向きなので、敏感肌の方には少々つよく感じるかもわかりません。
ヨーロッパではエステの美容パックによく使用されてると言われています。
まとめ
以上、クレイについて綴らせて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
夏は冷房などによる乾燥するケアに、冬場は外出するだけでも乾燥を防ぐアイテムとしてミネラルが豊富なクレイを肌ケアの1つとして是非、導入してみてくださいね。