女性に多く見られる便秘!!大人であれば対処法もいろいろありますが、幼児の便秘は大人のものとは異なる原因のものもあります!!
ここでは、きちんと幼児の便秘について原因を把握し、それに対してきちんと正しい対応ができるように幼児の便秘の原因と解消法をまとめてみます。
幼児をお持ちのママさんや、これから出産をひかえられているママさんは是非ご参考にしてください。
幼児の便秘の原因って??
はじめに幼児が便秘になる原因についてお話させていただきますね。
大人がなる便秘とは少し違い、子供の場合には精神的なストレスを抱える事や、うんちを排出するためには腹筋や肛門周りの筋肉を使って排出するのですが、この筋肉が弱く自力できばって押し出すことが難しいと言われているんです。
精神的なストレスの部分でいえば、お家でのトイレトレーニングや、学校や幼稚園での経験がストレスに感じてしまい、便秘の大きな原因となってしまうこともあります。
お子さんがトイレトレーニングを開始した時など大きなプレッシャーを感じるお子さんもいます!!
お子さんが失敗したりすると、親はついつい怒ってしまう回数が増えている事はありませんか??
とても大切なトイレトレーニングだからこそ親として責任を感じ、一生懸命になるのはもちろんですが、実は子供にとってはとてもストレスに感じてしまうことになるパターンもあるのです!!
それで便秘になってしまったら元も子もないですよね?!
うんちを出すには体をリラックスした状態にさせてあげる神経『副交感神経』が働いていないといけません!!
しかし子供は怒られるたびに『交感神経』が働いてしまい、リラックスどころか身体は興奮状態に近くなってしまい落ち着いてうんちをすることができなくなってしまうのです。
学校や、幼稚園などに通い始めると、好きな時間にトイレに行けなくなることや、集団行動に伴い強調的な行動をする必要が出てくるのでなおさらストレスになってしまいます。
このことから考えても便秘対策で大切な事は、『子供にとってのストレスをなるべく少なくすること』と言えるでしょう!!
大人が子供たちの便秘対策をすること!!排便しやすい環境を是非作ってあげてください!!
便秘の目安って!?
では、そもそも便秘の目安って!?ということが疑問になってくると思います。
「何日でなかったら便秘なの??」と不安になりますよね?
基本的には3~4日間ベンが出なければ「便秘」と言われますが、その基準がどのお子さんにも当てはまるのか??と言われると答えは「yes」とは言いきれません!!
例えばもともと1日に3回うんちをしているお子さんが1回しかしなくなったら便秘の可能性が高いからです!!
反対に4日に1回のペースだったお子さんが2日に1回出たらそれは便秘の解消傾向が見られたと言えるからです。
しかし、毎日排便があるお子さんがいても量が少ない子供さんであればお腹の中には便が残っていてこれから便秘になる可能性だってあるのです!だからこそ、お子さんの様子はしっかり見てあげて欲しいですね!!
見逃すと危険!!便秘のサインはココ!!お子さんの行動とチェックポイント!!
お子さんが便秘かどうかを見極めるにはどうすればいいのか!?
先程もお伝えしたように、ストレスが溜まるという事は行動にももちろん現れてきますよね!!
毎日のことだからよくよく見てあげましょう!
これは大人にも共通することでもありますが、便秘の時ってお腹がはりますよね?!そうなるとやはり気持ちよく過ごせなくなってしまいます。
お子さんもお腹に便が溜まりすぎるとやはり気持ち悪かったり、機嫌が悪くなることが多くなります。
その他にも『食欲がなくなる』『普段よりもぐずる』『何故か機嫌が悪い!!』など思い当たる様子があれば便秘になっている合図かもしれませんよ!!いつもと様子が違うと思ったらよく様子を見てあげてお腹の張りもチェックしてみてください。
便秘を改善するためにのポイント!!
それでは便秘を改善する方法をお伝えしていきましょう!!
お子さんの便秘を改善するためのポイントは『ストレス』『食生活』という2つのポイントを押さえましょう!
《ストレスフリーでのびのびと出来る環境を作ることが大切!!》
第一にストレスについて考えていきましょう!
お子さんの便秘の原因は精神的なストレスが大きく関わっていると言われています。
これに対しては安心できる環境を整えお子さんが精神的なストレスをできるだけ受けないようにすることが最も大切です。
トイレトレーニングの時には失敗しても叱らず成功した時は思いっきり褒めてあげることもとても大切なことなのです。
失敗した事を叱るのではなく、成功した時に褒めてあげることでお子さんがのびのびと育つ環境があることがとても重要と言えるでしょう!!
《食事の見直しをして便秘を改善!!》
次に食生活についても考え、見直していきたいですね!!
これから食生活で気をつける3つのポイントをご紹介します。
☆一日の水分量
便秘を改善するには水分や食物繊維、善玉菌が好むものをバランスよく食べましょう!!
水分の摂取量に関しては体重1kgに対して90~100mlと言われているので、お子さんの体重に合わせて水分量を調節してあげてくださいね!
☆2種類の食物繊維を接種しましょう!
まず食物繊維には『不溶性』と『水溶性』という2種類の食物繊維に分けられます。不溶性食物繊維というのは腸の中で水分を吸収して膨らむ食物繊維です。水分を吸収したうんちが膨らむことで腸が刺激され排便しやすくなるのです。
この不溶性食物繊維と言うのは野菜類に多く含まれていて、子供たちの好きなイモ類やとうもろこしにも入っているので食事に、積極的に取り入れるといいでしょう。
水溶性食物繊維は水に溶けてベンを柔らかくしてくれます。
こんにゃくや海藻類、果物に多く含まれていて、不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく取ることが効果的だといえるのです!
理想としては『不溶性:水溶性=2:1』と言われています。
☆善玉菌を増やすことが大切!!
そしてもう一つ!!
善玉菌が喜ぶものを摂取することも大事な改善ポイントです!
子供が母乳を飲んでいるうちは子供の腸には善玉菌が多くいます。しかし母乳を卒業し、スナックなどの食品添加物が多く含まれるものを食べ始めると善玉菌は減っていき、代わりに悪玉菌が増えてしまうのです。この悪玉菌が便秘の原因となってしまうのです!!
その改善のためにも善玉菌の1つであるビフィズス菌の餌となるオリゴ糖などを積極的に取り入れ善玉菌の増殖が進むようにしていきましょう!
オリゴ糖はスーパーでも購入できますから朝食のヨーグルトにかけたり、果物のバナナにも含まれるものなのでおやつにバナナを食べるだけでも効果的だと言えるでしょう!
このまとめからもわかるように幼児の便秘と解消法は原因をしっかり理解し、ストレスなく、規則正しい生活を整えて、食事を見直すことで改善ができます!
可愛いわが子が苦しまないようママさん達も改善してみてくださいね!!