アロマこと精油には殺菌効果や血行促進作用など様々な効能が期待できます。
その中でもアロマを使って、自分で手作りができるコスメがいくつかあります。
そこで、今回はアロマを使って手作りするコスメについてご紹介いたします。
手作りする前に注意することとは?
直接、肌に使って使用するものなので、いくつか基本知識を含め、いくつか注意点がありますので、その辺りを先にご紹介したいと思います。
① 精油(アロマ)は無添加の安全なものを使用します。
② 精油は直接、肌には使用不可です。
(※尚、例外としてラベンダーは直接、肌につけることができます。)
③ 日光感がある(柑橘系)精油の使用は避けます。
レモン・ベルガモット・グレープフルーツなどの精油など。
④ 妊娠中及び疾患がある場合は医師に相談してから、使用していきます。
⑤ コスメを作る際の道具もしくは保存容器などの基材は煮沸するなどし、清潔に扱います。
⑤ 保存には十分に気を付けます。
無添加なものなので、あまり日持ちは致しません。
その為、少量を作って、冷暗所に保管することがおすすめです。
保存容器は光で劣化しやすいので、遮光瓶で保管するのを推奨いたします。
手作りできるアロマコスメとは?
ここからは、手作りできるアロマコスメについて紹介させて頂きます。
☆アロマで作る手作り化粧水

添加物が入っていないのも魅力的ですが、何よりも安価で作れるところがポイントにもなっています。
● 材料
精製水:100mL
グリセリン:小さじ1
精油:5~10滴(精油によって香りの強さや影響が違うので、自分にあった量を適宜調整)
● 作り方
材料すべてを保存容器に入れ、軽く振って混ぜ合わせる。それだけで完成!
※ポイントとして、精油は混ざりにくいので、無水エタナールを10mlほど入れて混ぜるとほどよく混ざるのでお勧めです。
☆ フローラルウオーターで作る化粧水

精油と精製水を使う代わりに精油を抽出するときに出る副産物で、花・ハーブの香りがする「水」ともいえるフローラルウオーターを使って簡単に化粧水も作ることができます。
こちらの方が精油よりも肌に優しいので、肌が弱い方や更にお手軽に作られたい方にはお勧めなアイテムです。
☆ アロマで作るみつろうクリーム

みつろうとは?
ミツバチが巣を作る時に分泌するワックスのことで、手作り化粧品によく使われています。
肌の修復作用があるので、肌荒れや乾燥に効果があると言われています。
ここでは、みつろうクリームの基本レシピを紹介します。
● 材料
好みの植物油:10ml
みつろう:2g
お好みの精油:2滴
植物油はスイートアーモンドオイルやホホバオイルなど、ベースオイルのことをいいます。
食品で購入するのではなく、肌の専用なものを購入ください。ネットでも購入が可能です。
● 作り方
① オイルとみつろうを入れて、湯せんで溶かします。
② ①を容器に移してから、お好みの精油を加えます。
③ ②の空気を抜きます。
④ 固まったら完成です。
スキンケアに使う精油の一覧について
上記の2種類が主にスキンケアとして手作りされるアロマコスメになり、この2通りができるだけでも全然、変わってきます。
最後にスキンケアで使う精油について簡単にご紹介します。
お悩みやお好みでご参考にしていただけたら嬉しい限りです。
● アンチエイジング
イランイラン・ネロリ・ローズ・フラリセンス・ローズウッド・マンダリン など。
● オイリー肌
ジュニパー・ゼラニウム・ベルガモット・ラベンダー・サイプレス など。
● 乾燥肌
サンダルウッド・カモミールローマン・ローズウッド・ラベンダー など。
● 敏感肌
ティーツリー・カモミール・ゼラニウム・ローズウッド・ラベンダー など。
● 日焼けのケア
ペパーミント・ローズ・ラベンダー・ティーツリー・カモミールローマン
一番の初心者にお勧めなのは、家庭でも大活躍できるラベンダーです。
こちらを1本、持ってるととても便利なのでお勧めです。
まとめ
以上、アロマを使って手作りするコスメについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
無添加など、身体にもとても優しくて簡単に作れますので、是非、この機会に一度お試しくださいませ。