ここ数年、栄養価が高いといわれて「飲む点滴」して女性を中心によく飲まれるようになった甘酒。

昔はお正月や寒い時期にしか出回ることがなかったのに今では常日頃から飲まれる方が多くなりました。

甘酒はかなり聞く言葉の一方で甘麹というのをご存知ですか?

実は甘酒と甘麹を同じに思ってる方が多いですが、似てはいるものの使い方や活用内容などは変わってきたりします。

そこで今回は甘麹と甘酒の違いについて詳しく綴っていこうと思います。

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甘麹と甘酒との違いについて

甘麹とはいわゆる調味料の一環として砂糖変わりに使うことができます。

よく甘麹ジャムと言われているものも一緒です。

アミノ酸を豊富に含んでいるため、砂糖による甘みよりも美味しく感じるとも言われています。

こちらの甘麹自体をお湯で薄めたものが皆さんが御馴染みの麹入りの甘酒になります。

甘麹の作り方について

実はとっても作り方が簡単で私もすっかり手作りになりました。

そこで今回は私が実際に作っている甘麹の作り方をご紹介したいと思います。

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材料

生麹 200g・お湯(60℃)200cc

作り方

① 麹を炊飯器に入れて、塊があったら手でもみほぐす。

② ①にお湯を加えて軽く混ぜ、保温スイッチを押す。

③ 時々、全体を混ぜ4時間程度でできあがり、冷蔵庫で保管してください。

もし、炊飯器がない場合は湯せんでも大丈夫で、その場合は60℃に保ってください。

麹の効果について

ここで甘麹及び甘酒に使われている麹の効果について綴っていこうと思います。

麹の健康効果について

美肌・アンチエイジング・消化促進・高血圧予防・免疫力UP・腸内環境の改善

・たんぱく質やでんぷんを分解してくれるので、そのことによって旨みや甘みがUPします。

・オリゴ糖及び乳酸菌を作りやすくするので、腸内の乳酸菌を元気にしてくれます。

・食材を消化しやすくし、栄養素の吸収をよくしてくれる働きをしてます。

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甘麹及び甘酒を使った料理について

上記にも記載させて頂きましたが、甘麹や甘酒はお砂糖代わりとしてお料理にも役立てることができます。

そこで甘麹及び甘酒を使った料理のレシピを簡単にご紹介したいと思います。

(1)甘酒の玉子焼き

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もっちりふっくら焼きあがる玉子焼きは一度作ったら病み付きになる味です。

材料

玉子 3個・甘酒(米麹の甘酒) 大匙1・醤油 小匙1/2・ごま油 適量

作り方

① 玉子を切るように混ぜ、甘酒のもとと醤油を入れてよく混ぜる。

② フライパンに油をひき、玉子焼きを焼く。

(2)甘酒とトマトのスープ

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旨みぷらす、甘みを感じられるトマトスープです。

材料(2人分)

(スープ材料)水煮トマト煮(缶)200g・甘酒 200ml・

 お水 250ml・塩コショウ 少々・

(肉団子材料)合いびき肉 150g・塩コショウ 少々・玉ねぎ 1/4個

イタリアンパセリ 2-3本・小麦粉 大匙1

小かぶ 1個

作り方

① 下準備 スープの材料をミキサーに入れて、なめらかになるまで攪拌する。

玉ねぎはみじん切りする、イタリアンパセリは細かく刻む、小カブは皮をむき、食べやすい大きさにきり、やわらかくなるまでゆでる。

②ボウルに合いびき肉、塩コショウ・玉ねぎ・イタリアンパセリをいれてよく混ぜる。

③鍋に①の攪拌したスープを入れて、火にかけて煮立ったら肉団子を入れて10分煮込む。

④お皿によそい、小かぶをいれてできあがりです。

(3)甘酒蒸しパン

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体に優しい自然な甘さが味わえます。

材料(6個分)

甘酒 120g・薄力粉 100g・ベーキングパウダー 小匙2・水 100-120cc

作り方

①薄力粉・ベーキングパウダーは混ぜてふるいにかけておく。

鍋にお湯を沸騰させて、蒸す準備をしておく。

②①と甘酒をあわせてお水を100cc加えて、練らないようにさっくりと混ぜる。

固いようだったら、水を少し加えて混ぜる。

③②を蒸し器にかけて、強火で13-15分蒸す。

以上、甘麹と甘酒の違いについて詳しく綴らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

基本的には同じもので、あらゆる用途に使えるので是非、飲むだけではなく料理などにもアレンジして使ってみてくださいね。

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