花粉症というと春のイメージが強いかと思いますが、しかしながら、秋頃にも秋花粉症っていうものがあります。
ちょうど季節の変わり目の時期なので、咳や鼻水などが出ると風邪をひいたかな?と思いがちですが、その症状が一向に治らない時は秋花粉症の可能性があります。
春の花粉症同様にあらかじめ、対策をしておくといくらか緩和ができると言われています。
そこで今回は秋花粉症の原因や対策などを綴っていこうと思います。
Contents
秋花粉の原因
春の花粉は「スギ・ヒノキ」が主流といわれていますが、秋花粉にもいくつか種類がありますので、原因になっているものをご紹介していきます。
①ブタクサ

秋花粉症の大半の方がこの草木が原因で花粉症をおこしてる方々が多いと言われてます。
河川敷や空き地・道端など多く見られれる草木です。
スギ花粉に比べて、粒子が小さいので気管に入りやすいのが特徴と言われています。
その為、咳喘息にはくれぐれも注意が必要です!!
アメリカはブタクサ花粉の患者の方が一番多いため、旅行に行かれる方は要注意です。
②ヨモギ

薬用やお灸に使われるのを始め、料理などで天ぷらでも出されたりすることもある草木です。
繁殖力が多いので平地や高山まで広く分布しています。
ブタクサ同様に秋花粉症の原因となり、キク科アレルギーの方は特に要注意です。
③カナムグラ

道端や堤防を始め、日当たりがよい野原や荒地など広く分布している草木です。
あまり聞かれない草木ですが、秋花粉症の原因になることがある草木のひとつです。
秋花粉症の症状の見分け方

ちょうど季節変わりの時期なので体調不良でダウンされる方が多いものですが、風邪と症状が似てることが多くあります。
そこで、風邪との症状の見分け方について簡単にご紹介していきます。
①鼻水
花粉症の場合は水っぽいのが特徴で、粘っこい時や黄っぽい場合は風邪の症状です。
②目のかゆみや充血
目のかゆみや充血がある場合は間違えなく花粉症の症状といえると思います。
③天候について
晴れの日のみ症状がでる場合は花粉症の症状で、天候に関係ない場合は風邪の場合がほとんどです。
④発熱について
花粉症でも微熱がでるケースがありますが、風邪のように高熱になることはないです。
⑤症状のでる期間
風邪の場合はだいたい、一週間程度、花粉症の場合は長いと1ヶ月近くでることもあります。
⑥くしゃみや咳・頭痛
風邪でも花粉症でもどちらでもでる症状となります。
秋花粉症 予防策

花粉症の症状は薬である程度は緩和してくれますが、薬漬けになるのはやはり嫌かと思います。
そこでちょっとでも緩和できるような予防策をここからはご紹介していきます。
①マスクをつける。
鼻と口に少しでも吸着しないように装備するだけでも緩和できます。
もし、目にも症状がでてる場合はめがねも一緒にすると効果的です。
アウターもツルっとしたものがよいでしょう。
②帽子をかぶる。
髪の毛についた花粉はなかなかとりづらいので、帽子をかぶることである程度は緩和できます。
後、髪の毛は1つに束ねてたほうがよいかもしれないです。
③帰宅したら、うがいや洗顔をする。
顔や目についた花粉を落とすのに有効です。
シャワーはもっと効果的に落とせます。
④帰宅したら、玄関で服をはたいて花粉を落とす。
玄関先でついてしまった花粉を落とすことで部屋に持ち込まないですみます。
⑤ドアや窓を閉める。
自宅に拡散しないようにあけないことが大切です。
⑥空気洗浄器を活用するもしくは花粉対策のアロマで芳香浴をする。
非常に効果的で、風邪などの対策にもなります。
ちなみに花粉によいといわれていますアロマでお勧めなのは「ティーツリー・ユーカリ」はこちらは風邪予防にも期待ができます。
⑦掃除をこまめにする。
他のアレルゲンの予防にもなりますし、少しでも掃除や拭き取ることで花粉の量を減らすことができます。
⑧花粉症対策のハーブティーを飲む。
花粉症が流行る1ヶ月くらい前より飲まれると効果があるといわれています。
実際に私は秋花粉症もちですが、夏ごろからその効果があるハーブティーのおかげで今年はかなり緩和できています。
お勧めのハーブティーは「ネトル」というハーブティーです。
緑茶のような比較的、ハーブティーでも飲みやすいですよ。
以上、秋花粉症の原因や対策などを綴らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
花粉症の症状はなかなか、辛いので日常生活にも支障をもたらしがちです。
実際に私が体験して、緩和できてることを綴らせていただきました。
もし、秋花粉症でお悩みの方、是非、試してみてくださいね。