とうとう、梅雨入りしてしまいましたね。
その後は暑い夏のシーズンが到来します、そうなってくると気になるのが熱中症だったり、夏バテですよね。
そんな時におすすめなのが赤しそジュースです。
赤しそは今の時期にしか楽しめないので、私は毎年、この時期になると赤しそを購入して赤しそジュースを作るのが恒例となっています。
赤しそジュースには夏バテや疲れた時にはもちろんですが、それ以外にも美容効果だったりとか実はとてもよいドリンクなんです。
しかしながら、作り方をご存じない方が多いですよね。
そこで今回は赤しそジュースの作り方及び、効果など、赤しその魅力なども綴っていきたいと思います。
赤しそとは?

シソ科・シソ属の「紫蘇」
ミネラルやビタミン豊富な和ハーブになります。
紫蘇にはご存じかと思いますが、2種類あります。
一般的に「大葉」と言われている青紫蘇。

そして、梅雨前後にしか出回らない、「赤紫蘇」の2種類あります。
青紫蘇こと大葉は殺菌効果がとても優れていて、風邪予防にも効果があります。
ハウス栽培の普及によって年中手に入れることができますが、
シーズンは初夏あたりからなんだとか、薬味代わりに使用されることがほとんどです。
そして、赤紫蘇は梅雨前後のみにしか出回らない和ハーブです。
お漬物や梅干しを漬けたり、梅干しの色付けなどにもよく使いますが、ここ数年では赤しそジュースなども商品化されてきました。
見た目にもとても鮮やかで美味しそうな赤しそジュース。
夏バテや疲労回復を期待して、作るとよいですよ。
赤しその主な効果とは
青紫蘇と赤紫蘇では効能も多少、変わる部分があるものの、さほど大きく変わることはないともいわれています。
その中でも今回は赤しその効果について詳しく綴っていきたいと思います。
① アレルギーを抑制する働き
紫蘇には花粉症効果があると言われておりますが、その他のアレルギー体質を緩和する働きがあるともいわれていて、蕁麻疹やアトピー疾患にも効果がきたいできます。
② 鎮静効果・不眠効果
紫蘇を常食していることによって、イライラすることが少なくなって精神安定にもつながります。
精神安定することに応じて、不眠にも効果的と言われています。
③ 目の健康にもよい
紫蘇、特に赤紫蘇にはアントシアニンが含まれているので目が疲れている時などにも効果的です。
④ 殺菌効果が優れている
紫蘇は食中毒防止にも効果があると言われているので、下痢や腹痛なども改善してくれる他、抗菌・殺菌にも効果が期待できます。
④ 老化防止に効果的
紫蘇には美容によいロズマリン酸が含まれていて、このロズマリン酸が活性酸素を除去する働きがあると言われているため、
老化防止にも役立ててくれるんだそうですよ。
老化防止をしてくれることで美容などにも優しいと言われています。
更にロズマリン酸はダイエットにも効果があるそうなので、体型を気にされてる方にもおすすめです。
赤しそジュースの作り方とは
赤しそって実にこんなに沢山の効果があったと知ったら、赤しそジュースを作らなきゃ損ですよね(笑)
赤しそジュースには仕上げに使うクエン酸・お酢・レモンによって多少、味が異なりますが、
個人的に一番お勧めなお酢を使った、赤しそジュースの作り方をご紹介させて頂きますね。
材料
赤しそ1束 (※枝は抜いて、葉のみを使用)300-400g・水 2000cc・きび砂糖250~300g (甘さ控えめ)・りんご酢 2カップ
作り方
① 赤しそを洗って、葉をちぎった後、深鍋に水を沸かし 赤しそを入れます。

② 5-10分ほど煮つめて、 しその色が出たら 葉を取り除いていきます。
(※目安としては赤しその色が紫から緑に変わっていきます。)

③ 煮汁にきび砂糖を加えて溶かします。
(※尚、溶けきらないようなら再度火にかけ砂糖を溶かします。)
④ ざるにキッチンペーパーを敷いて、濾過します。
⑤ あら熱をとった後にりんご酢を加えます。
(※加えることになると、煮汁が明るいルビー色に変わります。)
⑤ 冷めたら器に入れて冷蔵庫で保管して、できあがり。

☆ 保存期間について。
鍋で作ったしそジュースは粗熱がとれたら保存容器にいれます。
事前に使う容器を軽く煮沸します。
しそジュース自体に抗菌・殺菌作用があるので、常温でも数か月いけますが、まれに発酵しシュワシュワしてしまう恐れがあるので、
冷蔵庫保存を推奨します。
冷蔵庫でしたら、1年間は保存可能です。
以上、赤しそジュースの作り方及び、効果など、赤しその魅力を綴らせて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
材料が揃ったら、とても簡単に作れますので是非、この機会に一度試してみてくださいね。